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ARIA The ORIGINATION 第04話 「その 明日を目指すものたちは…」

シングルの自分がもっとアリアカンパニーの役に立てることはないかと相談しに来た灯里に対してアリシアさんはトラゲットの仕事を勧めます。
トラゲットとは川の対岸同士をつなぐ渡し舟で唯一シングル同士での作業が認められている仕事です。お客さんが立ったまま移動するのでシングルが二人で操船するちょっと難しい作業みたいです。
トラゲット
灯里が担当する船着場では、他に姫屋のあゆみとオレンジカンパニーのアトラ、杏子がいてそれぞれ自分の考えを持って仕事をしてました。
最初の数回は灯里がトラゲット初めてってことで他の3人の仕事を見学しつつ岸で話を聞いてました。その後、灯里は初めてのトラゲットへの挑戦で見事な安定感を見せ、他の3人に驚かれてました。なんだかんだ言って3大妖精の下で学びアリス・藍華と毎日の合同演習に励む灯里の操舵技術は並のシングルより飛び抜けてるようです。なんか、一ARIAファンとして嬉しさを感じますネェw しかも、ここでBGMとして『ウンディーネ』を流すのが憎い演出です。

夕焼けのシングルたち
1日が終わりゴンドラの片付け作業をしながら自分たちの未来について語り合う4人。
地域に密着するトラゲットが大好きでプリマにはならず生涯この仕事を続けたいというあゆみ。今はちょっと落ち込んでいるものの何度プリマへの昇格試験に落ちてもめげずに挑戦する杏子。半年前に一度プリマへの昇格試験に落ちてから挑戦しなくなってしまっているアトラ。
『このままシングルでトラゲット専門になるのも良いかも。』と言うアトラに対してあゆみは『自分とアトラは違う。』と返します。皆が沈黙する中、落ち込んでいた杏子は自分の決意を語ります。

今の私が未熟で足りないのならば、足せば良い。だから私はうんとやわっこくなりたい。柔らかければどんな形にだってなることが出来るし、どんなものだって吸収することが出来るんだから。 by 杏子

そうしたらきっと私は何にだってなれる。そう!憧れのプリマにだって。 by 杏子
それを灯里がきっちりフォローしてアトラがそれに応え、若いシングルたちの夜は更けていきました。

いつでも、どこでも、なんどでも。チャレンジしたいって思ったときが真っ白なスタートです。自分で自分をおしまいにしない限り、きっと本当に遅いことなんて無いんです。 by 灯里
んー、灯里の言葉を聞いてリストラされた世間のお父さんたちへの慰めにしか聞こえないのは社会人の悲しいところです。でも、相変わらず素敵恥ずかしい空気で満たされたARIAワールド。青春真っ只中です。
ただ、この話水曜日か木曜日の会社行く直前に見たので、その日の朝はまともに働くのがすごく億劫だったようなw


なんか、今回アリシアさんも灯里も前髪が若干長い気がずっとしてたんですけど気のせいかな。
気のせいかな?
次回は、『その おもいでのクローバーに』。シングル時代の晃さんの自分の才能への苦悩が見えるはずです。