『黄昏の姫君』誕生!アリスおめでとー!!
ある夕方、ミドルスクールを卒業して気合入りまくりのアリスをアテナ先輩はピクニックへと誘います。
『ピクニック』当日。お客役となったアテナ先輩を乗せアリスは、灯里から教えられた誰にも負けない笑顔と藍華から教えられたしっかりした案内で見事なウンディーネ役をこなしながらネオ・ヴェネツィアの街を進んでいきます。
〈ピクニックを楽しむ2人〉
街を抜け『希望の丘』へ続く運河へと入っていくゴンドラ。のどかな田園風景を横目に細い運河でのすれ違いも危なげなくこなしピクニックは続きます。
目的地到着直前の水上エレベーター内。ほんの一時先輩と後輩に戻ったアテナさんとアリス。そこでアリスは、不安に感じていたカンツォーネの極意をアテナさんから教えられます。
〈この惑星の地表に水が溢れ、アクアと呼ばれるようになる前。
この世界は一面のオレンジ色だったと聞いたことがあります。 by アテナ〉
〈だからかしら?世界がオレンジ色に染まるこの時間帯が私たちアクアに住む人間には、
とてもいとおしく懐かしい。まるで、ここに私たちの永遠があるよう。 by アテナ〉
そして、ついにゴンドラは目的地の『希望の丘』へ。
そこに待っていた灯里や藍華、オレンジぷらねっとの社長、ゴンドラ協会の人たちの前でアリスにカンツォーネをリクエストするアテナさん。
周囲が夕焼けのオレンジ1色につつまれる中、リクエストを受けたアリスは自分が三大妖精・天上の謳声(セイレーン)の教え子であることを宣言し、柔らかな歌を紡いでいきました。
〈お客様はこのアクアにその名を馳せる水の三大妖精はご存知ですか?
実は私、こう見えてもその一人セイレーンと呼ばれる方の一番弟子なんです。
by アリス〉
歌い終わった後、アテナさんはアリスの手袋を1枚外し、そしてもう1枚も。ウンディーネの長い歴史の中で初の快挙となるペア(両手袋)からプリマ(手袋なし)への飛び級昇格。
〈水先案内業界の次世代を担う逸材であるあなたに対して、
ゴンドラ協会は並々ならぬ評価と強い期待をこめて過去に例のない大英断を下しました・・・。 by アテナ〉
ここに『黄昏の姫君(オレンジプリンセス)』の通り名を持つ新たなプリマウンディーネが誕生しました。
〈おめでとうアリスちゃん。・・・いいえ、オレンジプリンセス。
今日からあなたはプリマウンディーネです! by アテナ〉
次回は、『その お月見のよるのときめきは・・・』。藍華とアルくんの2人きりの夜ですね。この流れは、アニメ製作陣のファンへの思いやりが感じられます。
死んだ。殺されました。朝のときはじんわり来ただけだったけど、結局今2回目見たらやられちゃいました。もう内容についてはこれ以上語らないです。
それはともかく、実は今回の話がコミック11巻の最終話。このまま順番どおりに進んだら来週の水曜日に発売される最終12巻を買う予定のけんちー含むコミック派の人は、原作より先にアニメでクライマックスの話を読んじゃうことになってたんですね。でも、次回の第10話にあえて順番入れ替えて原作軸上・以前の話を持ってきてくれるおかげで、ファンには原作を先に読むかアニメを先に見るかの選択権が与えられると!!
このことをけんちーは数週間前から悩んでたので、その選択権を残してくれたアニメスタッフの心意気を凄くありがたく感じています。
まだ、今の段階では発売日当日に最終巻を読んじゃうのか、アニメ終了まで最終巻のビニールを破らずに取っておくのか決めてないけどいろいろと覚悟は決めておきます。