想い出は忘れてしまうけど、捨ててしまうわけじゃないでしょ。
ある朝、灯里の元に届いた手紙。それは、送り主の名前の無いネバーランドへの招待状でした。
アリシアさんの薦めもあって外海にある島へと向かった灯里は探索の途中で同じ手紙で呼び出されたアリス・藍華と合流します。
〈幼少時代の灯里〉
〈ネバーランドへの招待状〉
〈ネバーランドへ〉
〈どうしよう、アリスちゃん!
どうしたんですか? by アリス
本物のピーターパンからのご招待だったりして!! by 灯里〉
〈うん。あり得ないから。 by 藍華〉
手紙にあった『右から2番目の光り輝く砂浜』で待っていたのは水着姿のアリシアさんと晃さん。早い話が特訓の呼び出しでしたw
水着に着替えて特訓に入る後輩3人娘。
ゴンドラの代わりに丸太を使っての特訓などで海にダイブしまくり、また、先輩たちの妙技に驚かされます。
〈ウンディーネ御一行さま、ご到着〜。〉
〈血反吐を吐くまで特訓・・・そして、特訓・・・さらに特訓だ!! by 晃〉
一旦、特訓を終えた後輩3人娘。砂浜で寝転んで一息つきます。
〈一緒にマメを作ったり、一緒に寝転がったり・・・。
きっと一緒っていうところが楽しいんだよね・・・。
次、恥ずかしいセリフが来そうな気がするわ。とりあえず、禁止。 by 藍華
えーー。 by 灯里〉
一息ついてまた特訓と思われましたが、晃さんからはフリータイムの許可が出ました。
思いっきり海水浴やシュノーケリングを楽しんだ一行。お昼寝して、バーベキューして、テントでの夜を迎えました。
〈レジャーを満喫〉
一人起き出して海を眺める灯里の肩に上着をそっとかけるアリシアさん。月光が刺す中、2人は『思い出』について語り合います。
〈夜中に起き出したアリアカンパニー組〉
〈だって思い出は、忘れてしまうけど捨ててしまうわけではないでしょ。
大切なものは・・・捨てられない。
心の引き出しの奥には、ちゃーんとしまってあるのよ。 by アリシア〉
〈忘れたはずの想い出は私の中で眠ってるんですね。
海が・・・思い出させてくれたんだ・・・。〉
〈アリシアさん。この島は本当にネバーランドかも。
もしかしたら、アクアという星そのものがネバーランドなのかもしれません。
そうかもね。
この風景を人が作ったなんて考えられない・・・ありえない世界・・・。 〉
〈ありがとうございます、アリシアさん。
素敵なことが一杯の一日でした。 by 灯里
それは、灯里ちゃんが素敵だからよ。
素敵な人の目には、世界は素敵に映ってくれるのよ。 by アリシア〉
海を見つめていた灯里の元には昼間無くした片方のリボンが。子供の頃に無くしたリボンが戻ってきたかのような想いに包まれ、灯里の瞳からは涙が溢れました。
〈灯里の元へ帰ってきたリボン〉
〈失くしたリボンです・・・戻ってきました・・・私のところに・・・。 by 灯里〉
ってな訳で、ARIAで需要があるのかはともかく水着回です。といっても、皆色気の無いワンピースですが。
そ、そんな!藍華の胸が意外にあるなぁとかそんなことは考えておりませんよw
原作では特訓シーンとかなくていきなりまったりモードだったのが、ちょっと変わってましたね。こういうあっさりした話も好きです。
次回は第6話「その 守りたいものに・・・」。今回は迷子になって来れなかったアテナさんの初登場回です。