個人的には早季か、北斗か。
今皿ですか?今更です。
光言宗の秘所にて『最初の屍姫』の骸を破壊した破戒僧・アカシャ。続いてアカシャは宝珠の力を使って七星・北斗を自分の屍姫として契約し、随伴していた七星リーダー格の百足男も瞬殺します。
〈アカシャの屍姫となった北斗〉
続いて、オーリとマキナにかつて自分の屍姫が108体の屍を殺した際の過去を見せるアカシャ。108体の屍を殺した屍姫は天国へ行ける・・・それだけを信じて戦い続ける屍姫にとっての最大の嘘がここにあったんですな。
〈聞け、オーリ!!108の屍を倒した屍姫は、
それまで保っていた理性を失い、
未練も執着も持たない破壊の屍となるのだ!! by アカシャ〉
そのアカシャに対して自分の命を対価に最後の術を仕掛ける権大僧正。祠の外へ脱出したオーリとマキナに対して権大僧正の心のうちを明かす本多。なるほど、権大僧正の一派がことさら屍姫たちに対して冷徹な態度を取ってたのはこういうことだったんですね。
一方、触媒が壊されたことで契約僧と屍姫の縁が切れて力を失った早季たちは無数の屍に囲まれ苦戦しています。
絶望感漂う中、早季の話す自分たちの絆。その言葉で全員の眼に生気が戻りました。
〈諦めろ。屍姫と契約僧の縁が絶たれた以上、
お前たちに最早戦う術は無い。 by アカシャ〉
〈何が・・・起こったんだと思う? by 早季
屍姫と契約僧の縁を強く保つ触媒があると聞いたことがあるわ。
もしかしたら、それが破壊されたのかも。 by 莉花〉
〈それは・・・契約僧と屍姫・・・。〉
〈そうよ・・・だから、あなたと私は結ばれている!触媒がどうであろうが・・・〉
そして、オーリへと迫る北斗の攻撃を体を張って防ぐマキナの傷は徐々に塞がって・・・。
触媒を失ってもいまだ消えない絆。それを糧に最後の戦いが始まろうとしております。
〈傷が・・・癒える!?何故だ!?
お前にルンを与える相手はもう居ないはず。 by アカシャ〉
〈それがどうしたって言うの?私とオーリには触媒なんて要らない!
二つの心が一つのうちは何度だって縁を結べるわ。
あなただって、自分の屍姫とそうやって戦ってきたんじゃないの!?〉
〈行くわよ、オーリ。私には・・・あなたが必要なの。 by マキナ
ああ!! by オーリ〉
いや、早季可愛い。そして、バックに流れる歌と相まってその台詞にジーンと来ちゃいました。
次回、最終回『屍の果て』。近いうちに。