けんちーのアニメ中心生活ブログ改

メタルギアソリッド4、1周目クリア。

ボス…蛇は一人で…いや、もう蛇はいらない。  by 




18時50分。
こちら、スネークけんちー。
いやぁ、どっぷりとメタルギアな毎日のせいで昼休みの15分くらいの昼寝中にもスネークになって戦ってる夢を見ちゃいました。なんで、休み時間終わってちょっとほっとしてるんだとw


昨日は、朝から夕焼けごっこさん呼んで夜の8時過ぎまでゲームとか。
おかげで、メタルギアソリッド4、1週目をクリアしました。ってことで、折角なんで自分勝手に最終章を振り返ります。いないとは思いますが、これから先メタルギアソリッド4をしようかなって思ってる人は見ないでください。



サイコ・マンティスが成仏した後、サイバールームに押し寄せる無数の強化兵を命を失う覚悟を決めて食い止めるメリル。その援護を受けて、スネークは無限にフンコロガシが現れる直線の通路を駆け抜けます。


一方、絶望的な状況に現れたのはメリルの部下・ジョニー。実はナノシステムの定期注射をずっと避け続けていて、それゆえにSOPをリキッドに掌握された時も一人まともでいられたんですね。SOPの恩恵を失ってもそれ以上の連携を持って強化兵たちを迎撃。シャドーモセスで一目見たときから恋していたと、銃撃の中でメリルに告白しました。そして、メリルもそれに応えたと。



1でリキッドの部下の一般兵としてメリルの独房の見張りをしていたジョニー。2では、エマが逃げる際、抹殺命令が出ていたにも関わらず柱の裏でこっそりと見逃してくれたジョニー。いつも、下痢気味でへたれだったジョニー。・・・そのジョニーがメタルギアソリッドの最終作である4で栄光を掴みました。メッチャ、格好良いし。


通路を駆け抜けたスネークは、マイクロ波の照射されている死の通路目前の部屋でFOXDIEによる発作に襲われます。もはや、抑制の注射を打つことすら出来ずのた打ち回るスネークを取り囲む強化兵たち。
もう誰も助けてくれる当ては無いですからね。今作で常にスネークの危機を救ってくれた雷電もアウターヘイブンの突進をたった一人で受け止めて、一命はかろうじて取り留めたらしい(普通に死んだと思ってた)ですが、来られるはずもないし・・・『どうするんだ?』とホントに疑問でした。
そして、一瞬の閃光。・・・雷電でした。
『俺は雷 雨の化身・・・』
そう呟きながら、最早両腕共に失い刀を口でくわえて静かに歩み寄る雷電。体から発生させた雷撃で取り巻いていた第一陣を戦闘不能に追い込みました。
『ここから先は俺が行く』とスネークに言う雷電でしたが、スネークは静かにそれを説得。
雷電はその言葉を受け入れて続々と現れる強化兵を抑えるべく生き抜く覚悟を固め、スネークはマイクロ波が荒れ狂う通路へと入っていきます。


長い長い直線のマイクロ波通路を進んでいくスネーク、普通の肉体であれば瞬時に蒸発するであろう中をマッスルスーツとビッグボスの遺伝子、不屈の意思だけで進んでいきます。最早、歩くことなど出来るはずも無く全身の力を振り絞ってゆっくりゆっくりと這っていくのみ。
通路の中間ほどでスネークのHPはゼロに。有り得るはずの無い状況ですが、スネークは気力のみで進んで行きます。プレーヤーに出来るのは全くといっていいくらい進まないスネークを全力でスティック前倒しで進ませ、長い時間をひたすら気力ゲージの低下を若干減らせる△ボタン連打で耐えさせることのみ。腕が吊りそうになる中、残り気力ゲージが1・2ミリのギリギリの状態でコアルームへと辿り着きました。いや、ホント△連打をちょっとでも気抜いたらあっさりゲームオーバーですよ、きっと。


最早、死体のスネークの隣でリキッドの掌握したGWを止めるウイルスプログラム(エマが原型を作り、ナオミが組み立て、サニーが完成させた)をコアに流す作業を続けるメタルギア・マーク3(オタコン)
一方、突入作戦の旧式艦の艦長を務めているメイリンにはフンコロガシの銃口とさらにメタルギアレイの攻撃が迫り、何とか耐えていたメリルとジョニーのラブラブカップルも無限に現れる強化兵の前に瀕死の状態に陥り、雷電もまた限界を迎えて全身をナイフで貫かれ・・・と。
死体状態のスネークも無数のフンコロガシに取り付かれ、魂の叫びを。
『オタコォォォォーーーーン!!!!』
その叫びと同時に、注入が完了したウイルスは予想外の働きを見せ、GWはおろか愛国者たちが作った世界を統制するJDまでも消し去りました。そして、流れるスネークとオタコンに向けたナオミのメッセージ。ただ、サニーがそれに手を加えていたので、ウイルスはライフラインは残し、愛国者たちの統制部分だけを排除という形に落ち着きました。それが良いことか悪いことかはオタコンも分からないといってましたが。


意識を失ったスネークを起こしたのはリキッドの声。
海上に突き立った狭い足場の上でリキッドは今回の事件の顛末と核心をスネークに語り、FOXDIEの抑制薬を2本スネークに打ち込んでガチンコの殴り合いスタート。
曲がね、もう最高でした。1の最終戦音楽→2の最終戦音楽と戦いの進行に応じて流れ、もちろん次は『スネークイーター』(3でのザ・ボス戦の音楽)、そして最後は哀愁漂う『オールドスネーク』のテーマと。
最早、戦いではなく二人の兄弟の儀式のような感じで・・・途中、二人とも力尽きそうになったときはお互い抱き合うように支えあって、互いに抑制薬を打ち込んでましたし。
最後は、リキッドが倒れ、一瞬オセロットの意識が戻って、
『いいセンスだ』と。
この言葉、1でオセロットがスネークと対峙したときに言ったものであり、元々はビッグボスからオセロットへ送られたものでもあるんですね。そして、『SENSE』というこの言葉、技術という意味だけではなく4では意志という意味を持ってビッグママやナオミなど多くのキャラクターが使う最も重要な言葉なのでそれがまた重いと。


最終幕『Naked Sin(裸の罪)』
エピローグですね。基地でみんなに見守られながら(メリルの部隊の二人も生きてた)、結婚式を挙げるメリルとジョニー。サニーにも友達が出来て《外側》の世界へ出るきっかけが出来たようで、ハッピーエンド。ドレビンも自分の素性をオタコンに明かし、ナノシステムの統制がなくなったことで存分に酔いに興じます。ちなみに、夕焼けごっこさんはメリルのウェディングドレスから除くあまりの筋肉に大笑いしてました。
しかし、当然ながらその幸せの中にスネーク(と雷電)の姿は無く・・・。


とある病室。ベッドの上で静かにツギハギだらけの体を横たえる雷電
そこに、やって来たのはキャンベル(大佐)の妻になってはずの元婚約者ローズ。一人の子供を連れて来たローズは、キャンベルが自分たち愛国者たちの監視から親子を守るために偽りの婚約で守ってくれたこと、流産したと言っていた子供が実際は生まれていたことを雷電に打ち明けます。
それを聞いて恐る恐る子供へ手を伸ばした雷電でしたが子供はローズの傍に隠れてしまうと。凹む雷電に子供が、
『ううん、怖くなんかないや かっこいい アニメのヒーローみたい』
こちらも、漸く雷電・・・ジャックが人並みの幸せを手に入れられそうです。




それぞれが新たな幸せを手に入れようとする中、一人花の咲き乱れる墓地に佇むスネーク。
変異型のFOXDIEが世界を死で包み込むのを防ぐため、一発の弾だけを込めた銃を口に咥えます。
そして響く銃声。
しかし、スネークは自分を殺せず。膝を突くスネークに声を掛けてきたのは、100%生きているはずがない、そこにいることがあり得ない一人の男(CV.大塚明夫/大塚周夫)
その男は、スネークのFOXDIEで自分がまもなく死ぬことが分かっているにもかかわらず、ザ・ボスの抹殺任務(3)からシャドーモセス・アーセナルギアを経て今回の一件に至る全ての核心を語り(やってない夕焼けごっこさんには悪いことした)、さらにスネークの中の変異FOXDIEが新たに埋め込まれた新型FOXDIEによって死滅しつつある(=スネークがもう世界を死に追いやることはない)ことを告げます。
ザ・ボスの墓の前へとスネークに肩を貸してもらって辿り着いたその男は、スネークに余生を《蛇(ソリッド・スネーク)》としてではなく《人(ディビット)》として生きろと伝え、
『ボス…蛇は一人で…いや、もう蛇はいらない』
と、ザ・ボスへのメッセージを。
命の火が燃え尽きる寸前、スネークが火をつけて咥えさせたタバコを吸って、
『いいものだな・・・』と最期の言葉を遺してその男は逝きました。


ラスト。タイトルだけが浮かび上がる画面で、スネークとオタコンの声だけのやりとり。
一人だけで密やかに生きて、消えていくと告げたスネークにオタコンが、
『僕が君の全てを記憶する。僕がスネークを見守る。』の言葉を。
今まで常に同じ戦場で戦ってきたオタコンだから言える台詞で最後に画もないのにちょっと感動して泣きかけました。



21時31分。
さ、書きたいこと書いた!
ってことで、2周目の続きやりますか。2周目は1周目より1段階難易度上げて『ソリッドノーマル』で(1周目は『ネイキッドノーマル』)。実は、もうAct.2のオクトパス戦前くらいまで行ってるんですが、やはり、ダメージがでかい。一度アラート状態になると、あっさりと死にますよw
ちなみに、しばらく雷電・バイザーオープンのフェイスカム付けてやってます。格好良いんですものw