けんちーのアニメ中心生活ブログ改

『猿の惑星 創世記』鑑賞。

人類の歴史が終わった日。




けんち―的満足度・☆☆☆☆☆(4.6)




18時16分。
ギリギリいっぱいで仕事終わらせて、ワーナーマイカル茨木にいます。


ちょっとしたトラブルでみる映画は『猿の惑星 創世記』に変更。予定してた『世界侵略:ロサンゼルス決戦』は前売り券を忘れました。
劇場でモバイル会員とやらになって、料金は1300円です。



18時37分。
同フロアにある『あげてんや』っていう天ぷらのお店で晩飯中。

お好み天ぷら定食(780円)
  ご飯はお替りし放題。16穀米と白米から選べます。大満足♪


お探しの店舗のページはありませんでした




19時15分〜21時17分。
猿の惑星 創世記(ジェネシス)』鑑賞。


これは人類への『警鐘』


まぁまぁ、これも有名作なんでちょっと感想書くだけにします。
大体、PVを見てわかる流れそのままなんですけど、ネタバレもするんで、観に行こうと思ってる方は見ないでください。
以下、ネタバレ警告。










あらすじ

現代のサンフランシスコ。高い知能を持つ猿のシーザーは人類に裏切られ、自分の仲間である猿を率い、自由のために人類との戦いに向けて立ち上がることに。人類のごう慢さが、猿の知能を発達させてしまう要因となり、人類にとって最大の危機を巻き起こしていく。

・もう中盤までのシーザー誕生の流れは一気に飛ばしますけど、猿の収容所(保健所的な)に入れられたシーザーが係員から盗んだナイフと自家製の道具で自分の檻の鍵を開け、脱出路を確保し、ゴリラを味方につけて、猿たちのリーダーになる・・・という流れで、係員たちの目を盗んでスニーキングしてる姿が完全にメタルギア・サル』って感じで面白かったですね。



・そして、シーザーが叛乱の準備を着々と進める中、シーザーの親代わりであったウィルが苦労の末、収容所からシーザーを引き取りに来た時、シーザーはウィルの手を振りほどいて自ら檻の扉を閉め、ウィルに背中を向けます。
その時のシーザーの顔ときたら・・・『本当はウィルとともに暮らしてきた家へ帰りたい。しかし、もう自分は覚悟を決めたんだ。』と、そう言っているような悲しげな表情で。この時、人類の終焉は確定したんですな。

男の決意



・そして、始まるシーザーの作戦。こっそり自分だけ収容所から抜け出したシーザーは、ウィルの家へ。自分を生み出した薬よりさらに強化された新薬をGETし、煙状のそれを収容所中に散布。その施設にいた全ての猿たちを自分と同じ知能有る猿へと進化させ、自分たちを苦しめてきた係員を倒して脱出。

これで勝つる!!  by シーザー



・クライマックスとなる巨大な橋での攻防戦。各地の動物園で着々と仲間を増やし、薬品会社を襲撃して手に入れた薬品で強化。この時、シーザーの周りには、最初に収容所で助けたゴリラ、シーザーの檻の向かいに居た最初から手話のできたサーカスのオラウータン、そして収容所の猿たちの元ボスが集まってます。その姿は、まるで特殊部隊のチーム風w

俺たちが最強のチームだ!!



・高すぎる身体能力と孔明の罠かっ!?』ってくらいに人間の上を行く作戦で、銃器を持った警官たちを完全にやっつけたシーザー達。機関銃からシーザーを庇ったゴリラを失ったものの、シーザー達は完勝で自分たちの国を作るべく進んでいきます。



・ラストシーン。思い出の公園で、シーザーと対峙するウィル。『家へ帰ろう。僕が必ず君を守ってみせる。』と優しく話しかけるウィルをシーザーは抱きしめ、『ここがシーザーの家だ。』とはっきりとした人語で囁きます。


それを聞いたウィルはシーザー達を黙って送り出し、シーザーは猿たちを率いて最大の咆哮と。

ウィルとの別れ




・とこれで、EDへと入っていくんですが、ここまでだと個人的な評価は☆4つくらいかな〜と思ってたんですよ。でも、この後流れが。
 この猿たちを急激に進化させた新薬ね、実は猿には免疫があったんですけど、人間にとっては死に至らせる強力なウイルスだったんですね。途中で、研究者の一人が強化新薬の煙を吸っちゃって、その人がウィルに助け求めに来た時に、隣家の嫌な親父と口論になってその血の飛沫が親父に数滴飛んだと。
 そして、その嫌な親父は飛行機のパイロット・・・EDでその親父がフライトに出るんですが、その行先は大都市ニューヨークと。


EDはね、ニューヨークから広がった光のラインが数条の光となって他の国に移り、それぞれの光が無数に広がって地球そのものを覆い尽くしていくという・・・もちろん、あっという間に僕らの住む日本列島も光の網で覆われましたよ。なるほど・・・猿たちが強大な力を手に入れただけでは、かの名作『猿の惑星』のラストには成り得ない・・・人類が何らかの原因で急激に種としての規模を縮小させられたからあの世界が出来た・・・と。
ちょっと、このエンディングの世界図を見てたら体が震えちゃって、今回はちょっと採点が甘いかもしれませんが☆5つを出しちゃいました。




・ってな感じでとても良い映画でした。シーザーはね、あくまで人間への憎しみしかないっていうようなキャラではないんで、むしろ他のゴリラや猿が直接人間を殺そうとしたら止めるくらいでね。グロシーンは一切、ございません。『ファイナルデッドブリッジとか観に行けねえよ。』という至極まっとうな方々でも、安心して観られる映画です。感想読んじゃった方でも、観に行ってください。


終わり。




23時31分。
さぁ、寝ますか。
明日はね、もう300%残業が確定してます。忙しい忙しいと言ってた最近でも比類ないくらいの伝票が既に来てて、その上で、けんちーとスナフキン、あとルルーシュが15時くらいから社内の消防訓練か何かに手を取られるんで・・・明日は潔く残業しますよ。なむあみだぶつ。