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『名探偵コナン 純黒の悪夢』鑑賞。〈ネタバレ感想あり〉

さぁ、裏切り者の裁きの時間だ!




けんちー的満足度・☆☆☆☆★(3.7)




9時55分〜11時55分。
昨日、『業火の向日葵』を観たからってわけじゃないんですが、ムービックス尼崎で名探偵コナン 純黒の悪夢を鑑賞。


『No.2』へと繋がるパンドラの箱



ちょっとだけ、感想書きます。ネタバレを超するので以下、まだ観てない人は見ないでください。




・今回の作品は、漆黒の追跡者に続く、黒の組織との対決がメインの劇場版です。赤井秀一(CV.池田秀一)をメインとするFBI、バーボンとして黒の組織に潜入中の安室透(CV.古谷徹)を始めとする日本警察公安部、まだバレてないんだとビックリしたCIAのキールこと水無レナ、そして黒の組織の主要メンバー総出演のバトルロイヤルです。

ってか、アムロトオルの本名ってフルヤトオルなんですか(公安の部下に呼ばれてた)。そのまんま過ぎる。




・鍵になるのはゲストキャラのコードネーム・キュラソー。どんな色にも変わるキュラソーの名前を冠した彼女は、黒の組織の中で絶大な力を持つNo.2ラムの直属の部下で現在、黒の組織に潜入する世界中の諜報員を記したノックリストを特殊な脳内に持っていると。
 安室透、赤井秀一とのチェイスで記憶を失ったキュラソーは、偶然コナンたちと遭遇し、全ての組織から世界の命運をかけて狙われることになります。

黒の組織の中でもかなり特異なキャラ




・クライマックスは、爆破により転がる巨大観覧車から人々を守るため、コナン、赤井秀一、安室透の連携とジン率いる黒の組織メンバーの妨害が火花を散らします。


チェックメイト


 そして、最後に観覧車を止めた一手は・・・観覧車に取り残された源太たちを見付けたキュラソーの自分の命と引き換えにした重機による突撃と。元々、ラムに拾われる前には特殊な脳の構造を理由に消されるところだったキュラソー。記憶喪失状態の時に源太たち少年探偵団3人との交流で芽生えた純白色の心が最後の行動に結び付いたんですね。
 ラストシーン、判別も付かなくなったキュラソーの遺体から零れ落ちたのは黒焦げになった源太たちとの絆を示すキーホルダー。重要な記憶端末かと色めき立つ公安の人々に対し、コナンは一言、『それは、記憶端末なんかじゃないよ・・・彼女の想い出さ。』とね。いやぁ、泣きましたw


・まぁね、最後の結末は悲しいですけど、名探偵コナンの作品としてキュラソーは生かしとけませんよね。全世界の諜報員の情報・ノックリストも、灰原の正体も、No.2ラムに迫る情報すら持ってるんですもの。どういう風にしたって生かしとけないよね、重要な存在過ぎて。こうなるだろうなとは思ってました。


・ちなみに、普段あんまりない入場者特典は、劇場版20周年ということで、青山剛昌からの純黒の感謝状』と銘打った公式サイトのパスワード。これを入力すれば、過去19作のどれでも1回、無料で鑑賞できるとそういう趣向になっております。

動画サイトとかで観られるとしても、公式で観られることが嬉しい


さ、折角だし、何を観ようかな。天空の難破船とか異次元の狙撃手とかパッと内容思い出せないんで、狙い目かな。






17時47分。
映画の後で、昼飯に吹田の餃子の満州で昼ごはん。
そして、夕方まで服部緑地の貸家で網戸貼りの手伝いして帰って来ました。


正直、今、改装中のあの家での作業は、ハウスダスト的な意味で風邪ひき中のけんちーには毒なんですけどね。マスクして何とか。