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劇場で映画を観る日常へ。『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』鑑賞。(土曜日、晴れ)

知の頂上決戦。

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9時29分。

今日はね、日常に戻る意味を込めて、久しぶりの映画を観に行こうと思ってます。

観に行くのはコロナギリギリくらいに公開となった三島由紀夫さんのアレで。

ちなみに、いつも行ってるムービックス尼崎は会員だとたまにいっとけば1200円なんですけど、もちろんコロナ明けなので期限切れ。ただし、20日は1200円で観られる日なので丁度いいやと。

 

映画については、けんちーが生まれる前のことなので、内容はほぼ知らない状態で観に行くんですけどね。ラジオとかでしょっちゅう取り上げられてたから楽しみだ。

 

 

10時45分~12時30分。

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』鑑賞。

シートは1席ずつ開ける配置で、お客さんは、もちろん、年配の方が多かったですね。

 

学生運動が燃え盛っていた時代、東大の駒場キャンパスの講堂で行われた、保守派の三島由紀夫と1000人の革新派・東大全共闘との言葉を尽くした討論をTBSの当時の映像そのままで見られると。

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近代ゴリラ

 

いやいや、三島由紀夫って面白い人ですね。けんちーが生まれる20年近く前の話だし、学生運動や文学作品にも精通してないど素人の状態の感想なんですけど、最後が自殺で終わった数々の文豪の方たちって、なんとなく、身体がそんなに頑丈じゃなくて、天才だけど精神もちょっと弱めで、静かに自殺・・・という勝手なイメージがあったんですよね。

ただ、この三島由紀夫さんは、近代ゴリラと学生たちから揶揄されるムキムキの身体で写真集とかの撮影も行い、自衛隊のガチの体験入隊もして、その上で、討論もユニークだし、1000人相手の討論でも決して相手の言うことを否定ややり込めようとはせず、ひたすら自分の想いで説得しようとすると。

 

そして、学生側もそうですけど、とにかく、凡人が聞いてても、とにかく頭が良いんですよね。

で、最後は、この討論の1年半後に将校たちを扇動しようとして失敗して、派手に自決と・・・身体や精神が弱いどころか、最強の頭脳を持ちつつ、やりたいことやりつくして、亡くなったんだなと。

 

派手さは全くない映画ですけどね、面白かった。

 

  

12時55分。

映画館と同じフロアにある上等カレーでメガミックスカレー(1000円)食べてます。

半券でコールスローサラダ付けれるからつい寄っちゃいます。

 

 

14時05分。

映画の帰りに夏の風物詩、会社での洗濯を行ってます。

休日出勤で立ち会いやってくれてた、施設管理の課長さんから最速で埋め込みばかりが直ったという報告もらいました。