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もっけ 第04話 「ワライヤミ」

いつも、元気で笑顔が可愛い瑞生(みずき)。走るのが得意な瑞生は近付くマラソン大会に向けて張り切ってます。
そんな、ある日憑かれ易い体質の瑞生は放課後の本屋の前ですれ違った女性から妙な妖怪をもらってしまいました。
〈いつもの瑞生の笑顔〉
〈とり憑かれ〉
その妖怪は『ワライヤミ』。瑞生の頭の中にだけ笑い声が聞こえるって言う、それだけのものです。しかし、その笑いによって瑞生は弱り、笑えなくなってしまいます。

〈苦しむ瑞生〉
祖父ちゃんの話によると、このワライヤミは憂いの気の塊で昔話では酒を飲むことによって、ワライヤミに憂いを忘れさせ祓ったそうです。
瑞生は、マラソン大会でがむしゃらになって走り、ランナーズハイという一種の酩酊状態になることによって祖父ちゃんの助けを借りずにワライヤミを祓いました。今まで、取り憑かれるだけだった瑞生が初めて自分で妖怪を乗り越えた瞬間でした。やっぱり、OPが挿入歌で流れるとそれだけで満足しちゃう単純なけんちーです。この歌良い!

ランナーズハイで除霊〉
今回の祖父ちゃんの名台詞です。
「憂いってのは心配事や悩みやつらいことをひっくるめたものだ。
人を笑うってことは、ようするに人に笑われたくないのさ。だからそういうつらい目に逢わないように、てめえの身を案じて、自分の身を案じて笑う。
そんなことをくり返しているうちに、その堂々巡りで憂いが大きくなっちまう。」

〈祖父ちゃんは語る〉
今回は、結局酔っ払うことで解決したけれど、この笑いっていうのはやっぱり深いものだと思います。人間誰しも楽しいときだけ笑うってことはないと思います。人を笑うって言うのは余程だと思いますが、人に合わせて笑う・どうしようもなくなって憂いで笑うっていうのは、けんちーも含めて生きていくために誰もがしていることです。
なんか、変に真面目に考えちゃいましたが、やっぱりこの「もっけ」懐かしく、面白いですね。
〈いいアニメです。〉
次回は、「ヒヨリモウシ」。お姉ちゃん中心の話みたいです。

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