満腹状態で行くにはきつすぎる映画でしたが軽く感想を。
以下ネタばれあり。
映画冒頭、3で死んだジグソウの解剖シーンから始まります。脳を開き、胸を開き、胃を取り出し、その胃の中から発見されたジグソウのテープ。それには、『私のゲームはこれからも続く』というメッセージが込められていました。
今回、死んだはずのジグソウのメインターゲットはSWATの隊長リッグ。最近同僚たちが次々に殺され正義の怒り、若しくは執念に取り付かれている状態です。
妻に去られ一人で家で寝ていたリッグ。気配を感じ置きだしたリッグは何者かに昏倒させられ、目が覚めるとゲームが開始されます。そのゲームの目的は今新たに死の間際に追い詰められた同僚2人の居場所を90分以内に探し出すこと。リッグの向かう先々で救いようの無い犯罪者たちが死に掛けていて、リッグにはそれを助ける手段(?)が残されているという趣旨のゲームです。
〈2人の同僚刑事と死に瀕する犯罪者〉
それぞれの舞台に残っている『私の見ているものを見ろ』や『私の感じているものを感じろ』、『私の救い方で救え』というメッセージ。そして、ジグソウの言う『再生の道』の意味とは?
〈私が感じるように感じろ〉
ジグソウもその協力者アマンダも既に死んでいるのに誰がこのゲームを仕組んでいるのか。謎の多さこそがSAWの面白さの1つですね。
今回は、ジグソウの元婚約者・ジルへの尋問からそもそもジグソウがゲームを始めた理由、麻薬患者診療所の所長だった男が最悪の殺人者へと変わった理由なども判明します。
ま、結末はDVDとか借りて見て下さい。決してけんちーが満腹で寝ちゃって肝心のところを丸々見逃したわけじゃないですよw
〈いつもの人形〉
そして、ラストは再びジグソーのメッセージが。
『これを聞いたお前たちの中にこそ私はいる。
これで全てが終わったと思うか?・・・ありえん。
今、ゲームは始まったのだ。』
こんな感じだったと思います。映画の中のキャラへのメッセージだったのか、映画を見てる客たちへのメッセージだったのか。SAW5があるかどうかは微妙な終わり方でした。