ツバメ可愛いなぁ。そして、もちろんイイ話です。
クラスの男子2人と夏の日照りで干上がったダム底の村を見に行った夏目。
〈ダム底の人影〉
そこで人影を見た後、倒れた夏目。目覚めたら家でしかも妖怪に取り付かれてました。
〈鏡に映った妖怪〉
妖怪の正体は元ツバメ。自分が死ぬ原因となったヒトを恨んで鬼になってしまったツバメに、毎日餌を与え優しくしてくれた男の人に一目会いたいと夏目に取り付いたのでした。
ツバメの想いに根負けした夏目は、男性を見つけ出しツバメに会わせますが男性にはツバメの姿が見えず夏目はその様子を見て寂しさを感じます。
〈どうして・・・俺にしか見えないんだ。
ツバメは、あんなに・・・あんなに。
どうして・・・俺は見えてしまうんだろう。 by 夏目〉
雨で村がダム底に消えつつあり、ツバメの存在する力もどんどん弱っていく中、妖怪たちの祭のイベントの賞品が1日だけ人間になることの出来る着物であることを知ります。
人を好きでい続けてくれたツバメの想いをどうしてもかなえてあげたいと危険な祭に参加した夏目。ただの人間である夏目にはかてるはずのないレースでしたが、根負けしたニャンコ先生の手助けもあって無事賞品をGET。
〈結局助けてくれるカカシニャンコ先生〉
ツバメに渡すことが出来ました。
〈ツバメ・・・人を嫌いにならないで居てくれて、ありがとう。 by 夏目〉
〈優しいものは好きです!温かいものも好きです!
だから、ヒトが好きです!!
・・・夏目様、ありがとう。・・・ありがとう。 by ツバメ〉
村がダム底に沈んでしばらく後、夏目は男性に蒼い着物の女性に出会わなかったかを尋ねます。そして、男性に見せてもらった写真には男性の横で微笑むツバメの姿が。
〈写真〉
〈そうだね。僕も好きだよ。優しいのも、温かいのも。
惹かれあう何かを求めて懸命に生きる心が・・・好きだよ。 by 夏目〉
はぁ〜イイ話ですなぁ。この夏目友人帳に関してはイイ話率100%です。たまらん!!
ひねくれた作品だったら、最後の写真のツバメは消えちゃってるとか涙にしちゃう可能性もあるシーンですが、このアニメはストレート。ツバメがきちんと男性と話せて、幸せに成仏してくれたのならそれが一番です。