友達に、なりたいんだ。
けんちー的満足度・☆☆☆★★または☆☆☆☆★
ということで、去年頭ぐらいから会社のK先輩が『なのは、なのは』言ってた映画を観に行ってきました。
年末にメタルポスター付きの前売り券買っちゃったのでね、全然行きたい気持ちが無かったんですが、公開終わっちゃっても勿体無いので、シネ・リーブル梅田まで出かけていって。
〈レイジングハート・セットアップ!!〉
もともとが総集編なので感想しか書いてませんが、一応以下ネタばれ注意で。
あらすじ
平凡な小学校3年生・高町なのはは、異世界から来た少年ユーノとの出会いによって魔法の力が開花。さらには、世界中に散らばってしまい、さまざまな危険を引き起こす可能性があるという異世界の遺産ジュエルシードをめぐる戦いに身を投じ、少女魔道師フェイトと戦うことになるが……。(yahoo映画より)
まぁ、所詮はテレビの第一期のまとめですよ。今日、家を出るときも全然乗り気じゃなかったし、『わざわざ映画館で見る必要無いやろう。』と思・・・ってた時期がけんちーにもありました。映画の半分くらいまでw
フェイトと正面から言葉を交わすためになのはが提案したジュエルシード全てをかけての『最初で最後の本気の勝負』。敗北した後、母親から時空を超えて雷撃を食らわされたフェイトは、管理局の艦へと連行されます。
〈第一期全13話を二人の対決を核にまとめて、オーバーアクションにした感じ〉
捕縛されたフェイトが聞いているのを承知の上で、プレシア(フェイトの母親)がフェイトのことを『失敗作』、『偽者』、『人形』と容赦なくこき下ろしてその言葉でフェイトの精神が壊れるシーン。もうそこから後は、ジワーッと来ちゃってね、涙が止まらないシーンが続くんですね。我慢しようと思っても、勝手に涙が溢れてくる困ったシーンが続きますからねw
久しぶりに涙はしょっぱいんだなってのをじっくり味わいました。
で、最後の締めが『あなたを造りだしてから、わたしはずっとあなたが大嫌いだったのよ。』ですからね、痛めつけられても何をされても母親を最も大切に思ってきたフェイトがあまりにも不憫すぎて。
精神が壊れたフェイトの心の中に浮かぶのは、自分が傷つけても傷つけても『話をしたい』、『友達になりたい』と語り掛けてきた名前も思い出せない女の子のこと。
船内で映し出されるプレシアの庭園内での戦闘を見ていたフェイトは、『私たちの全ては・・・まだ始まってもいない!!』とかつてなのはがフェイトに言ってきた言葉を繰り返して出撃と。
そして、戦闘の挿入歌を歌うはもちろん水樹奈々さん。曲名は『Don't be long』です。
1つの事件が終わって。
艦長の保護の下、しばしの拘留を受けるフェイト。旅立ちを前になのはとの話を希望します。
この時点でけんちーは『もう泣けへんぞ。なのはで泣くのちょっと恥ずかしいし、最後のこのシーンでどういうやり取りが交わされるのかと泣かせるキラー単語は大まかに覚えてるし、流石に耐えるぞ!!』と決意を固めて臨みました。
で。
『来てもらったのは、返事をするため 。
《君》が言ってくれた言葉。友達になりたいって。
だけど私、どうしていいかわからない。
だから教えて欲しいんだ。どうしたら友達になれるのか。』
そう話すフェイトになのはは一言、『名前を呼んで。』と。
ドギューーーーーン!!と撃ち抜かれました。
くっそー、キラーになるこの単語は覚えてたのになぁ。泣かないプロテクトをかけてたつもりだったんですが、既に涙腺の防御力をほぼゼロまで下げられてたけんちーはあっさり撃ち抜かれましたよ。流石はなのはとw
EDはまず、後日談っぽい映像でまとめられた前半がゆかりんの『My wish My love』。
それに続いて、水樹さんの『PHANTOM MINDS』。
〈ま、ある意味、CDでも直接対決ってことですがw 共にもちろんオリコン入り〉
改めて思いますけど、やっぱりなのはは田村ゆかり&水樹奈々のこの奇跡のコンビが最強ですな。EDがこの二人の連曲って・・・凄すぎます。
映画全体としても、第一期をうまくこの時間(2時間10分)でまとめて、おそらくフェイトの視点要素をテレビ版よりも大きく扱ったんじゃないかなと思います。これは、第一期を半分忘れかけてた(フェイトの生い立ちも基本的に忘れてたしw)けんちーみたいな立場だからこそ、感動を食らったのかもしれませんけど・・・ってことで、オススメ度は星3.5くらいで。
満足しました。
魔法少女リリカルなのは THE MOVIE 1st オリジナルサウンドトラック
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『Little Wish 〜lyrical step〜』もVer.違いでBGMとして使われてました。〉