こんな時だからこそ、神話を作らなきゃ駄目なんだ！！
22時41分。
今日も帰りにお宮さん家に寄り道。
基本的に19時〜21時前までニコ生でジブリ芸人の実況トークを聴きつつ、テレビでNHK総合の『コクリコ坂・父と子の300日戦争〜宮崎駿×宮崎吾朗〜』を観てました。
いや、番組が面白かったですね。どこで、宮崎親子のガチ殴り合いが始まるかとwktkしてたんですがｗ
『アリエッティ』の時にも同じような番組をやってましたが、ジブリの事務所は相変わらずピリピリし過ぎてて怖いですな。宮崎親子が楽しく団欒してる光景とか全く想像できませんよ。
でも、やっぱり宮崎駿は凄いですね。キャラだけ見てると頭が逝っちゃってる超偏屈な爺さんですけど、それでも他に類を見ないほどの鬼才なんですよね。息子の吾郎さんに限ったことではないですけど、ジブリはやっぱり宮崎駿が中心でそれを受け継げるだけの才能っていうのは二度と出ない気がします。
吾郎さんはまだキャラが立ってませんしね。これからの頑張りか・・・。
今年の3月11日、あの東日本大震災の直後、事務所の会議では危険を考慮してしばらくは完全に自宅待機って決まったんですが、それをその後に聞いた宮崎駿はブチ切れて、『来られる奴は全員来い！！』と。
こんな時だからこそ、我々は大地震が起こってる中でも作画をしていたというような『神話を作らなければいけないんだっ！！』と事務所の全員を前にして叫ぶ。普通の人には出来ない考え方ですが、物凄い格言ですもの。それが、映画を作る仕事をしているものの義務ですか・・・。
ということで、今度の月火でお宮さんが休みなら、一緒に『コクリコ坂から』を観に行くことにしました。行けるかどうかは、日曜日の夜にでもメールを貰うことになってますが、帰りの新幹線の車中くらいで連絡くれると嬉しいのですが。
『宮崎吾郎の実力とやらを見せて貰おうかっ！！』と思った人が、今日の番組を見てた人の中には少なからず居るはずです。
