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『ドラゴンボールZ 神と神』鑑賞。《ネタバレあり》

最強、始動。




けんちー的満足度・☆☆☆☆☆(4.6)




20時42分。
今日は新年度の初日でしたね。で、初日から鬼忙しかったんで、修羅のような表情で仕事を終わらせ、ワーナーマイカル茨木で17時50分の回のドラゴンボールZ 神と神を観てきました。




安定の面白さだなぁ


客層としては、予想通りおっちゃんが多かったですな。もちろん、子供もちらほら居ましたけど、ドラゴンボールっておっさんホイホイですもんね。
正直、ドラゴンボール好きのおっさんは観に行って全く損が無いです。久しぶりに面白いと素直に言える映画を観た気がしますね。以下、ネタバレしまくるので、おっさんは絶対に、観ないでください。自分で観に行って!!


以下、ネタバレ警告!!










・時期は、ドラゴンボールZが終わったころくらいですか。ブルマの誕生日会で魔神ブゥも居ましたし、トランクスや悟天はまだ子供で。


・まず、敵の破壊神ビルスの紹介から。正直、ドラゴンボールGTまで含めても戦闘力はNo.1かと思われます。具体的に言うと、スーパーサイヤ人3の悟空が、軽いデコピンと添えるくらいのチョップで意識不明の瀕死になるくらいで。

この後、瞬殺



流石、破壊神ですね。おそらく、GTのラスボスである超一星龍(スーパーイーシンロン)相手にしても、少しやる気出すだけで瞬殺しそうなチートキャラです。
結局、公平な目で見ての結論で、スーパーサイヤ人ゴッド(おそらく、スーパーサイヤ人4のゴジータを超えてそう)の悟空を相手にした時も7割の力しか出して無かったって、ウイスが言ってましたもの。

実は寿司とかプリンとか食いまくってた
  お付のウイス(左)がビルスの師匠で、他にももっと強い破壊神がいるとか



 で、『そんなチートな力を持った極悪な奴が攻めてくるのか!?』と思いきや、滅茶苦茶面白くて楽しいやつですよ。別に破壊神だからイラッとしたら惑星壊すくらいで、『人類は皆殺しだ!!』とか『全宇宙を支配してやる!!』とかそういう意志はありませんしね。普通にライフワークですから。
 地球にやってきたのもスーパーサイヤ人ゴッド』ってやつの夢を見たから、心当たりないか聞いてきただけで。ブルマの誕生日パーティーに馴染んでましたけど、魔神ブゥがプリンを独り占めして食えなかったから怒って、地球を破壊しようとしただけです。魔神ブゥ一撃で吹き飛ばされましたけど。

鬼強いけど、良いキャラです



・中盤の大きな見所は、ベジータのダンスと歌ですね。ピラフ一味とトランクス・悟天、酔っぱらった悟飯の余興で、ちょっと銃弾が眉間に当たって切れかけたビルスを観て、場をごまかすために、ベジータがステージに立って『ビンゴゲームを楽しもうダンス』を長々と披露。というのも、ベジータは子供の頃にビルスの圧倒的な力を目の当たりにしてて、界王様から悟空が二発で虫の息にされたことも聞いてたからと。
 ここだけ見てるとベジータ、久しぶりの劇場版で愉快な情けないキャラかい!?と思いますけど、大丈夫です。この後、ビルスが破壊を決意して、文句を言ったブルマをはたき倒した後は、『俺のブルマをーーーーーー!!』とキレて、大分ビルスを圧しましたから。そん時のベジータの力は現時点の悟空の力も圧倒してたらしいです。男前だ。

ベジータの見せ場もあります♪



・目玉となるスーパーサイヤ人ゴッド』なんですけど、変身する方法は神龍に教えて貰います。もっとも、その神龍ビルスの姿を見たらお得意先の偉いさんを相手にした新人営業マンみたいな雰囲気でしたけどw

上司を前にした営業マンが如く


 その方法とは、良き心を持った5人のサイヤ人が力を合わせ、別のサイヤ人に力を与えると。この場にいる、サイヤ人(の血統)は、受け手となる悟空を除けば、ベジータ、悟飯、悟天、トランクスのみ。最初、その4人だけで悟空に力を送ったんですが、特に変化は無しでダメと。その時、ビーデルが出て来て、自分の中にひとつの命(パン)が宿っていて、その子の力を合わせれば・・・ということで、見事ゴッドが誕生しました。ミスターサタン、キレるかなと思ったんですが、もうあの二人は普通に結婚してるんですよね?お祖父ちゃんになるってことで、素直に喜んでました。



・あとは、破壊神ビルススーパーサイヤ人ゴッドになった悟空のタイマン勝負です。途中でゴッドの力は解け、ビルスの放った太陽系をも破壊する威力の光弾が悟空と地球を襲いますが、みんなの声援を受けた悟空が一瞬だけ自分でゴッドの力を引き出し消滅させました。

やっぱり、悟空はヒーローだよね


 その後、悟空にとどめを刺そうとしたビルスでしたが、悟空が素直に『まいった。』と言ったんで、あっさり攻撃止めて。『地球を破壊する』という宣言を撤回する気は無いと言いつつ、実際はその辺の石柱を一本破壊しただけで『もう、力を使い切った。』とうそぶいて。
 結局、ブルマをはたいことに対して謝罪までしていきましたからね。『また、誕生日パーティーに呼んで欲しい。今度こそ、プリンという奴を御馳走して貰おう。』・・・って・・・メチャ、お茶目やしw




・うん。非常に満足いく映画でした。敵は本当に最強クラスのチートキャラ、こちらも最強の変身を見せつつ、凄いスポーツアニメのような清々しい終わり方で。そして、途中、ベジータのダンス&歌や神龍の営業マントークを含めて、ドラゴンボールファンなら笑っちゃうシーンも随所にあり。
・・・良かったですね。これで、ドラゴンボールZの劇場版、最終幕と言うことで良いと思います。その満足を込めての5つ星ということで締めたいと思います。


《完》



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