希望か、絶望か。
(キャッチコピーより)
けんちー的満足度・☆☆☆☆☆(放心、判断不能、まどマギの締めならこれもありか)
9時38分。
晴れたーーー!
さっきまで『曇天』以外の何物でもなかったんですが、今はカーテン閉めないと部屋が眩しすぎるくらいに日が差してますな。
ま、今晩映画ですし、明日は多分朝から晴れだから、明日ショートツーリングでも行きましょう。
とりあえず、今から機関誌作る。
13時09分。
アルファで守口市のR163からちょっと入ったところにある山商蕎麦店というお店で昼飯食ってます。
この前の埼玉オルグの時に同行した書記長からこの店が結構な大盛りだと聞いてて、早速来ようと思ったんですな。
〈夜7時までのご飯付属と蕎麦の大盛りは無料です〉
〈ざるそば・大盛り(840円)
このざるがね、普通の想像より少し深いんですよ。そして、蕎麦自体が美味い。〉
13時53分〜16時04分。
予定では今日は『昼飯に蕎麦食べた。』→『レイトショーで映画観に行った。』で終わりの筈だったんですが、蕎麦屋の後でとある大学の学園祭に寄ってきました。
その学園祭も、後輩たち(顔も名前も知らないけど)のクレープ(伝統の屋台)だけサクッと買って、何の足跡も残さず滞在時間5分くらいで去るつもりだったんですが、丁度その時、いつもの定例会のメンバーのうちの3人とバッタリ遭遇しまして・・・研究棟の静かな休憩所で中庭から聞こえる軽音楽部の演奏をBGMにじっくり話してました。
〈とある旭区の大学ゲート〉
ちなみに、学園祭は昨日からだったそうですが、昨日は、新井里美さんのトークショーがあったそうです。新井里美さんといえば、『とある科学の超電磁砲』の白井黒子役の独特な声の声優さんですよね。生で聞きたかったなぁ。
〈ジャッジメントですのっ!!〉
何とも言い難い声ですが、この声じゃない黒子は黒子じゃないですもんね。
17時02分。
会社で機関誌を輪転して帰ってきました。他にもいろいろ雑務を済ませようと思ってたんですが、明日にしよう。
20時32分。
いかんいかん、寝かけてましたが、そろそろ映画館行く準備しないと。オンライン予約はしてるんですけど、満席であろうお客さんのほぼ全員オンライン予約してる筈ですので、早めにいかないとチケットを呼び出すのに時間かかるやも。
深夜24時12分。
放心・・・。
はっ・・・えー、梅田のブルク7で『劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語』を鑑賞し、観終わってから自宅までふらふらと揺れながら帰って参りました。
〈心を強く持って見に来て。 by 新房昭之監督〉
〈本編前最後のCMは、〈物語〉シリーズとまどマギのコラボで。
なんと、週替わりでコラボする物語キャラが変わるそうです。凄いな。〉
・第1週 忍野扇バージョン(10月26日〜11月1日)
・第2週 阿良々木火憐&阿良々木月火バージョン(11月2日〜11月8日)
・第3週 八九寺真宵バージョン(11月9日〜11月15日)
・第4週 戦場ヶ原ひたぎバージョン(11月16日〜11月22日)
来場者特典は、蒼樹うめ先生の描いたまどかの画と監督たちのメッセージが書かれたミニ色紙。これだけで、超嬉しいですけどw
〈この色紙良いぞ♪〉
ま、完全新作なんでね、文才の無いけんちーがストーリーを追っていくのは無理として、要所要所で自分が感じた強い感情だけを書き殴っていきます。
以下、ネタバレ警告で。
・観終わっての感想ね。うーん、感想・・・。
『うおおおおおおおおおおおい!?』
これしかないですものw
じゃ、ま、もうちょい具体的に。
・まず最初のOP。曲はもちろんClariSの曲で『カラフル』。いやぁ、今回も美しく明るい曲ですよ。キャラたちもね、スポットライトが当たったかのように皆で生き生きと踊ってる感じでとっても楽しそうですね〜。ただ、一人を除いて。
いや、本当、OPからして超強烈ですよ。明るい曲に合わせてキャラたちが楽しそうに踊ってるんですけど、ただ一人、センターのほむらだけは周りの明るさに際立つかのようにシルエットになって、ずっと跪いて頭をうなだれてるんですな。まさに悪夢のような光景。そして、曲のラストでまどかがほむらに手を差し伸べて、ほむらはその手を取ろうとするんですが、触れかけた瞬間、まどかは砂となって崩れ去り、ほむらは何もない砂漠の真ん中で呆然とする・・・と。
あのね、けんちーは、この強烈すぎるOPの時点で泣きましたよ。インタビューで監督は『心を強く持って観に来て。』って言ってますが、んなことはOPから既に分かってますよw でないと、客の心が砂となって崩れるわいと。
〈まどかのことを覚えているのは自分だけの筈なのに。〉
ストーリーに全く触れずに後半以降のけんちーの心の揺れをば。
・真相が分かって、彼女がアレになっちゃった後。てっきり、完全なるバッドエンドで終わらせるのかと思いました。もし、そうだった場合、☆3つだったかな。
〈『魔獣』ではなく『ナイトメア』が暴れるこの世界。『魔女』はいったい誰なのか。〉
・その後、『円環の理』の戦士たちが加わり、全員での共闘シーン〜『円環の理』エンド寸止めまで。いやぁ、ココは熱かったですね。杏子とさやかの会話とか、けんちーはだだ泣きしたんですけど。あの涙を返せとw
ここで、綺麗に『円環の理』に導かれて終わってたら、完全にグッドエンドですよね。それなら、『まどマギ』という作品は素直に良い作品だったと後の世のオタクたちに言われてたと思います。ここで、ストーリーが完結してたら満足度は☆4つ強だったかな。
〈なるほどなるほど〉
・まさかまさかの展開からラストまで。
絶対にね共闘シーン辺りで少なくても客の半分くらいは泣いてたと思うんですよ。さやかと杏子の会話はそれほどまでに殺しに来てたから。そして、お客さんの大半は『良い作品だった』とここまでで感想をまとめかけてたと思います。
それが、あの展開ですからね。凄いなぁ。結局ラストの時点で、もう放心状態ですよ。満足度の判断を放棄と。
・いやぁ、本当に凄かったですな。言うなれば、あのラストの展開は、『自分が碁の勝負に勝ちかけてたのに、気に入る勝ち方じゃなかったからと言って、碁盤をひっくり返す・・・どころか、碁をやってた建物自体をショベルカーで叩き崩すレベルの衝撃』でしたよ。
『まどかマギカ』と『シュタインズ・ゲート』って、自分の大切な人を救うために心が壊れてしまうくらいの回数、同じ時間を繰り返すということで、凄く似てると感じますけど、今回のラストは、オカリンがやっとのことで作り出したシュタインズゲート世界線を、オカリン自らがまゆしぃ・クリスの意志を捻じ曲げてまで潰そうとするかのような。
〈その赤いリボンが本当に似合うのは〉
・でも、まぁね。テレビ放送時から、一筋縄でいかない感じの作品としてこれだけのムーブメントを生み出したわけですから、物語の終幕がこれでも良いのかもしれません。『まどかマギカ』というタイトルでありつつも、メイン主人公は100%ほむらであるわけで、苦労の度合いの8割はほむらが担ってたようなもんですよ。それなら、ほむらの望んだこの結末を否定する必要も無いのではないかと・・・変に納得しちゃいました。
・そうは、言いつつも、この終わり方がグッドエンドだと言い張るのは相当に歪んじゃった人くらいで、一般のお客さんはラストシーンでアップになった『完全に壊されたキュゥべえ』の瞳の如く、もやもやしてるに決まってると思います。
けんちーも、超モヤモヤしてるのは確かですが、ちょっとでもスッキリする『まどかマギカ』に相応しい考えが浮かびました。それは・・・。
『全て、何もかも、
キュゥべえが悪い!!』
ほら、スッキリしてませんか?今回の映画でも8割方事実ですしね。
〈悪魔・・・か。〉
これにて、ダラダラした感想も終わりです。そして、この終わり方で良かったと思います。

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