けんちーのアニメ中心生活ブログ改

初めての出雲大社参拝記。

神話の国にようお越しやす。




7時09分。
もうちょいで、家から3分のバス乗り場から島根に旅立ちます。



7時33分。
ギリギリで間に合いました。いくら近いからって、出発10分前まで無双やってちゃダメだと。



11時10分。
米子自動車道、大山パーキングエリア。
もうちょいですな。

大山



13時04分。
JR出雲市駅に到着しました。
ここからすぐに出雲大社へ向かおうと一度、一畑電鉄の切符を買ったんですが、電車が全くなく、慌てて払い戻し、結局一畑バスに変更しました。

スロートリップなら一畑電鉄




13時43分。
旧大社駅の近くのお蕎麦屋さん・大梶で昼ご飯中です。ま、出雲と言えば出雲そばですしね。桃太郎電鉄でも出雲にゴールしたら1000万円の出雲そば屋を8軒買って独占するのが常識ですしw

出雲大社の近くは行列なので



五段割子そば(1050円)
  三段が一人前で・・・五段でも全然ボリュームが・・・。
   紅葉おろしがピリッとして美味しくはありました。




14時40分。
割子そばに全然ボリュームが無かったので、そのまま出雲大社にほど近い甘味処みちくさってお店で、ぜんざいをば。出雲と言えばそばと善哉って雰囲気だったので。

ほぼ女性客オンリーで




抹茶ぜんざい(500円)
  最初は抹茶味だけだと感じて、その後、優しい甘みが来ました。
   美味しかったけど、普通の善哉で強烈な甘さを感じるのも良かったかも。




15時〜15時30分。
回り道をしつつ、ついに出雲大社参拝です。

いざ、出雲神宮



遷宮が終わった本殿





神楽殿と大注連縄



オオクニヌシノミコト像



結論で言うと、意外に出雲大社って地味でしたね。伊勢神宮の常時大騒ぎを思うと、全然人出も常識レベルでした。伊勢神宮の混みっぷりはバカみたいだもんなぁ。




15時30分〜17時10分。
出雲大社に隣接する島根県立古代出雲歴史博物館へ。

入館料600円



ここでは出雲大社の歴史や神話、国宝の銅鐸などが展示されています。

荒神谷遺跡で見つかった国宝


それらも素晴らしかったんですが、ここの立派なスクリーンで上映されてる神話系のドラマがね、個人的には超面白かったです。
出雲大社の主であるオオクニヌシノミコト神話スサノオノミコト神話を続けて60分観たんですけど、チープなれど面白い内容でしかも、イザナギイザナミの国生みの神話から始まって凄く分かりやすかったんですよ。
何が良いかって、出雲大社の横にある最も権威あるべき博物館の一押し上映を観ての感想が、スサノオオオクニヌシノミコトも他の神々もろくなもんじゃねぇ。』ですからね。神さまを原寸大に感じられるというか何というか。
運命があてがったかのようにこの前々日に観た『鬼灯の冷徹』でスサノオが調子に乗って姉ちゃんであるアマテラスオオミカミの神殿に糞をしていったのを聞いてたり、ぬるい感じのヤマタノオロチを観て、興味が沸いてたんですが、それよりもっと酷いことを映画内でやってましたし。うーん、面白かった。
スサノオ、良いことしたのはヤマタノオロチを倒したところだけですしね。それも、クシナダを貢物に要求した上ですし。


鬼灯の冷徹』より鬼灯に怒られまくるヤマタノオロチ
   博物館の映画では『鬼灯の如き目の色』(真っ赤)と紹介されてて、ニヤリとしちゃいました



月影冴え渡り 別の夜へいざなう♪



タケミカズチとかコトシロヌシとかね、神さまの名前はいろいろ出てくるんですが、ある程度日本の神話を知ってて、そういうのに興味がある人なら凄い楽しめると思います。けんちーも、『無双OROCHIシリーズ』に『座敷童に出来ること』、『鬼灯の冷徹』に『BLUE SEED』ともろもろアニメとかの知識が合わさった程度のもんですが、楽しかったです。




17時15分。
出雲大社行ったら、大体の人は日御碕へ出向くのが定番ですよね。けんちーもそうするつもりだったんですが、博物館の映画の面白さにやられまして、今回はやめておくことにしました。おそらく、暖かくなったら自分のアルファで島根に来るんでね、その時に観光スポットを温存しておこうと。


で、出雲大社から少し離れた位置にある『出雲阿国』のお墓へ。歌舞伎の創始者であり、全国を勧進して回ったとされるこの女性。出雲に行ったらあちこちに阿国さんの像が立ってますよ。

吉兆館近くの阿国



実在が不確かな人ですが



けんちー的に阿国さんは無双のイメージですが




17時28分。
阿国さんの墓からさらに海寄りへ。
住宅地の中にある上の社という小さな社へ。


ここを訪れる人は出雲大社参拝者の1%くらいじゃね?


ひっそりと佇むこの社。10月に神在月(出雲以外は神無月)となり、日本中の神さまが出雲に集まってきたとき、この社で神さまが顔を突き合わせて、その次のシーズンの人間たちの縁組とかそういうのを会議で決めるんですよね。
すっごい小さいですよ。凄いですよね、この社の隣にある家の人とか、10月になったら八百万の神々が自分ちの隣りで会議してるんですから。
楽しいわぁ、日本の神話ってお茶目で楽しいですよね。この時、一人で超テンション上がってましたものw




〜17時55分。
今回は純粋に出雲大社で日本神話を楽しむコンセプトに決めたんですが、その最終目的地は稲佐の浜です。

否か、さ(OK)か? by 高天原の使者〉 


この場所に、アマテラスオオミカミが支配する高天原(たかまがはら)から使者がやって来て、オオクニヌシノミコトが出雲の国を譲るように迫られ、『そこまで言うならそのなんちゃら神さまに国は譲りますが、その代わり、高天原に届くようなどでかい神殿を私の為に作ってくださいよ。』と交渉した国譲りの浜でございます。


ここが今回の神話めぐりのゴール地点




18時04分。
出雲大社をあとにして市街へ向かうバスに乗り込みました。




18時49分。
出雲市駅近くの献上そば・羽根屋で晩飯中です。大正天皇御用達だった凄い店です。

この時間開いてる店はむしろ他にないんですよね




三段割子定食(1000円)
  美味い。これにしじみの味噌汁も付いて、どれも確信できる美味さです。



バスが21時半なので、時間をなるべく潰そう。




19時32分。
JR出雲市駅から100メートルのモスバーガーにインして、90分ほどつぶす構えです。楽勝ですな。
今のうちに機関誌の作文をしたためても良いし。
何気にモスバーガーに入るの10年以上ぶりですが。



21時35分。
無事バスに乗り込みました。
うん、結局出雲大社周辺しか散策してませんが、日本の神話の面白さをよくよく再認できました。ビバ!日本神話!!