けんちーのアニメ中心生活ブログ改

『GODZILLA ゴジラ』鑑賞。(ネタバレあり)

世界が終わる。ゴジラが目覚める。
(キャッチコピーより)




けんちー的満足度・☆☆☆★★(3.4)




7時08分。
昨日ブックオフで買った本の1冊、ハカイジュウ』の最終13巻を読み終わって、最後の『第1部完』に『いや、もういいよ!』と全力でツッコんだところです、けんちーです。


最初から最後まで大雑把な漫画だった




今日はお宮さんと久々に遊ぼうかなとか思ってたんですが、しばらく会ってないうちにまた休みが変わったらしく、仕事とのことでした。
仕方ないから映画でも観に行きましょ。14日だから東宝シネマズは1100円の筈ですしね。




12時26分。
東宝シネマズ梅田にて、9時15分の回のGODZILLA ゴジラ』(吹替版)を観てきました。昼飯は梅田で食おうと思ってたけど、まさに昼時で三連休中なので諦め。


怪獣王(キング)の帰還



晴れですなぁ


さて、ちょっとだけ感想を。以下、ネタバレ警告。





・面白かったと思います。前のアメリカ版ゴジラと違ってきっちりした重量感で。ムートーという具体的に人類の脅威となる怪獣も交えて。日本版ゴジラみたいに突飛な兵器は使いませんが、怪獣の脅威に対してリアルに対応する米軍が良いですな。


・序盤は日本の静岡県辺り(?)。中盤はハワイ周辺。終盤は、アメリカの西海岸一帯が戦場となるんですが、序盤の原発大事故とか、怪獣たち出現による大津波の描写とか、3年前のリアルが記憶にある日本人にはちょっときついかも。日本版の昔のゴジラとかでもしょっちゅう原発が襲われてた気はするんですけど、その当時は原発事故なんて空想の状態でしたしね。


・今回ゴジラは地球の派遣した調停者的な形で現れるんですよ。というわけで、ゴジラが派遣されてくる原因となった脅威がムートーという怪獣で。放射能とか核物質とかを超貪欲に求めて暴れまわり、オス(小さめで羽があって飛び回る)とメス(腹に卵を抱え、飛べないがデカい)の二匹が互いに電磁パルスで求愛しながら繁殖のための合流をめざすね。人間的に厄介なのはこいつらが共に電磁パルスを武器として使い、常時320キロ半径内の全ての電子機器を停止させると。だから、戦闘機も攻撃範囲になんて絶対入れないし陸上での輸送もままならないと。
 ただ、メスの方は自分らの卵が焼き払われた時凄い悲しさと怒りの混じった母親の顔してましたね。可哀想だけど、ほおっておいたら完全に人類滅亡ですしね。

ムートーはエイリアン的なデザイン



ちなみに、『パシフィック・リム』の
  ジプシーデンジャーと今回のゴジラ(しっぽ)との大きさ比較



・話のメインとなるのは一人の軍人なんですけど、何回死にかけるのかってくらい全ての襲撃現場に立ち会いますからね。キリコみたいに絶対生存の異能がありますよ。最後には、100個単位でありそうなムートーの卵をガソリンばら撒いて爆発させる超グッジョブを見せました。米軍の用意した核ミサイルも海の上に送り出してサンフランシスコの住民含む10万人単位で救ったし。ゴジラ『よくやったな♪』的な視線を送ってましたし。
もしくは、『仕事減らしてくれてありがとう。』的な公務員的気持ちw


・最後は撲殺でオスを倒し、メスの方は口から体内を放射能熱線で焼き払って凄く簡単に抹殺。

ラスト


あとは、あっさり海に帰っていきました。まさに、母なる地球が送り出した公務員。お役所仕事に徹してましたねー。米軍に攻撃されたとかそういう怒りも特にないのかw 面白かったけど。


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