今考えなきゃいけないことは、目の前の一手です。
けんちー的満足度・☆☆☆★★(3.4)
8時24分。
おはようございます。
今日は母さんがいつも通り仕事で、父さんもなんと土曜出勤ということで出発していきました。
さて、今朝起きたらネットニュースで吉本の島木譲二さんが脳溢血で亡くなったことを知りました。
けんちーも大阪で生まれ大阪で育ちましたからね。子供のころは土曜日に必ず黄金時代の吉本新喜劇を見てましたからね。凄く寂しいです。
〈大阪名物パチパチパンチ〉
もちろん、脳溢血といても死因は灰皿・・・とかじゃないんですけど、一本筋の通った芸として世界の誰より自分の頭を叩き続けた方ですからね。格好良いです。
心よりご冥福をお祈りいたします。
8時37分。
さぁてと、今週末の予定として、明日の日曜日、祖母ちゃんの一周忌&納骨があるんですけど、本当は病み上がりだから今日はゆっくりしといた方が良いんですよね。
でも、観たかった映画がそろそろラストウィークなんで朝方だけ映画観てきます。
9時40分〜11時55分。
ムービックス尼崎にてそろそろ上映終了の『聖の青春』を鑑賞。
〈負けたくない〉
ちょろっとだけ感想書きます。
・5歳で体内のたんぱく質が尿と一緒に排出されてしまう難病ネフローゼに、27歳でそこから派生した膀胱癌にかかって、29歳の若さで亡くなった棋士、村山聖の戦いを描いた作品。
・いやぁ、癌という日本人にはなじみ深すぎる病気を描いた作品で2時間越えということで、ある程度疲れる覚悟は要りますし、超面白かったというタイプの映画ではないですが、満足感はなかなかでした。
容姿的にはね、ネフローゼの影響で顔や体がふっくらしちゃうし、女性に縁が無いし、オタクでコミュニケーション下手ということで、すごく親近感が沸きました。ただし、7冠を取った名人・羽生善治と渡り合うだけの力は全然持ってませんけど。
・見どころはやはり劇中に3度ある羽生善治との対局ですね。最後の一局は余命3か月を宣告されて手術で精巣を摘出した後、控室には看護士が控え、いつ倒れてもおかしくないという状態での午前10時〜深夜1時過ぎまでの超長丁場。
〈羽生善治と村山聖の最後の対局(実際の画像)〉
もう一つの山場は、2度目の対局後、宴会から二人だけで抜け出しての小さな食堂での時間。村山さんの方は少女コミックとか麻雀とかギャンブルが趣味、羽生さんの方は将棋以外ではチェスとかが趣味ということで、まったく共通の話題が無い二人。しかし、『二人はなぜ将棋をするのか』という話題になった時、羽生さんは言いました。
『今日、私はあなたに負けた。それが、死にたくなるほど悔しい。』
・・・と。二人に共通していたのは、狂気を感じるほどの勝ちへの執念と、その目の中に広がる余人には見ることができない海の深さ。良いシーンでした。
・キャストでは、我らが安田顕がかなり重要なポストで出てましたね。スタッフロールで言うと、上から3番目か4番目くらい。良い演技だったし、この勢いで『水曜どうでしょう』の新作に久々に出てくれないかなー。
- 作者: 大崎善生
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13時27分。
我が家に帰ってきました。
昼飯は、映画館下のいつものフードコートで てんこもりかつ丼(999円)をば。
〈これ食べるとき大概、歯の治療直後で苦労するな〉
朝一の映画観終わったら、大概、12時前後になるんでね、フードコートは間違いなく満席です。そこをゆっくり2・3周しながら空く席があったら、椅子取りゲームのように座ると。その覚悟で行けば、大体座れますw