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『花戦さ』鑑賞。〈ネタバレ感想あり〉

わしゃあ、勝つつもりでいるけどなぁ、この戦さ。




けんちー的満足度・☆☆☆☆★(3.6)




8時03分。
おはようございます。
いやぁ、昨日の会社行ってる間に自室でバルサン炊いたんですけどね、夜中に隣りの台所行ったら、追い出されたのか黒い真珠ちゃんが居まして、アースジェットを吹きかけたら逃げられました。
で、その後、自室に戻ったら完全にさっきの黒い真珠ちゃんが瀕死が故の高速移動で走り回ってまして、泣きながら追い打ちのアースジェット。
で、朝に恐らくその個体が両親の部屋で死体で見つかったそうです。うーむ。


カサカサカサカサカサカサ・・・。




8時23分。
我が家ではもうすぐ父さんが一大決心したプリウスの最新型が届くんですが、明日は現在使用している車がもうすぐお別れってことで、ドライブなんですよ。
だからして、今日は映画観に行ってきます。




13時44分。
ムービックス尼崎で9時30分からの花戦さを鑑賞して帰ってきました。


花をもって世を正そうぞ


ちょっと地味かなと思ったこの映画、実際観に行ってるのは年配の人がほとんどでしたが、凄く面白かったです。ちょっとだけ、感想書きます。
以下、ネタバレ警告!





・主人公は感性のまま、天性の生け花の才能を持つ花僧・池坊専好(演・野村萬斎
 物語の始まりは信長公に贈った登り竜の松で、友となる千利休との出会い、町民たちや死にかけていた絵師の少女・蓮との触れ合い、そして、天下人となって暴威を振るう豊臣秀吉による友や民の惨殺処刑を経て、天下人に花で挑む決意をすると。

中井貴一さん演じる信長



謎の少女・蓮と秀吉の関係は



・PVとか観てると、野村ばん萬斎さん演じる主人公の面白さがクローズアップされてますが、終盤はね、親友となった千利休切腹・さらし首や、いつも元気な街の幼女や幼馴染まで秀吉に処刑されて、緊迫する花戦さへと移っていきます。

天下人となり暴君と化した豊臣秀吉


 その辺でグッとくるのも、後半までに丁寧に人と人との触れ合いを描いてるからですね。秀吉に生け花を献上する最後の夜、『最後までついていく』と言う僧侶たちに自分自身の破門状を託して、一つ一つの花に死んでいった仲間たちの想いを込める姿は泣きそうになりました。



・気になる点と言えば、『いくらなんでも一番元気だった幼女とか高橋克実さん演じる幼馴染の親友とか、秀吉にさらし首にされ過ぎじゃ?』というひっかかりはあるんですが、それ故の最後の花戦さですしね。一介のお寺の僧侶が天下人と戦う決意をし、諫めようとするんですから、あの展開は必要だったんでしょう。



・最後、天下人との花戦さの結末は、映画で見てもらった方が良いですが、全編通してかなり良い映画でしたね。

専好に果たして策はあるのか!?


しばらく前に観に行った同じく(?)時代劇の『無限の住人』は戦闘シーン多いのに途中で寝かけましたけど、2時間半近くあったこの作品は戦闘シーンないのに終始面白かったです。


花戦さ (角川文庫)

花戦さ (角川文庫)




14時09分。
映画館の帰りにBIGBOY 尼崎阪神インター店で昼飯食いまして、滅茶腹いっぱいですな。




18時39分。
今日の僕のヒーローアカデミアも面白かったです。前回のでく君VS轟のクライマックスバトルの後の消化回でしたが、そういうのも好き。


昼以降、昼寝しつつ、組合60周年記念誌の表紙の最終盤を仕上げてました。あと、作成するタオルのデザイン案もUSBメモリーに入れたし、今時点で会社関係のやらなきゃいけないことは全て終了。ゲームでもしましょ。