『さようなら、全てのエヴァンゲリオン。』
ということでね、公開の初週に一回目の鑑賞をしてきて、その後、『プロフェッショナル~仕事の流儀~』の庵野秀明スペシャルを視聴。
そして、おそらく、最後になるであろう2回目の鑑賞をEXPOCITY109シネマズの巨大スクリーン超高音質が売りのIMAXレーザーでレイトショー鑑賞してきました。(1800円)
〈今週の入場者特典はこのイラストの
青い海まで入ったバージョンの裏面セリフ満載台紙〉
けんちーのエヴァの見方として、分からんところはわからんで良い。どこかの誰かが考えた考察まとめとかは見ない方向で、2回目観た感想をちょっとだけ書かせていただきます。
ほんのちょっとだけね。ネタバレあるので、以下閲覧警告。
・シン・エヴァって、庵野秀明監督にしては、ずいぶん分かりやすくて、全体の5割くらいは初見でも理解できたんですよ。(快挙)
で、2回目観てもね、分からんところは分からんとして、2回目だから気付けるところと、分かるところを一段注意深く観ていくという考え方で。
・渚司令とかの全然分からないところは置いておくとして、最後のシャッター閉めてそれぞれの物語を完了させていく演出は良いですよね。分かりやすい。
・ラストでめでたくムチムチになったアスカ。
『破』の時点ではシンジのことを好きだったと話したアスカですが、最後はケンケン(相田ケンスケ)とゴールインですね。あの性格のアスカをニアサードインパクトの後、優しく見守ってたんでしょうね。第3村を存続できたのもケンケンのサバイバルオタクの知識だったそうですし。アスカの大事にしてた人形の着ぐるみからアスカのラストシーンで顔を出してたのが印象的でした。
・碇ゲンドウが世界をこんだけ滅茶苦茶にしながら思い続けた碇ユイ。そのユイは結局、避け続けたシンジの中にいたというのがまたなかなか。最後のエンディング前は、林原めぐみさんの歌が入りますしね。2回目で慣れた。
シンジを守り、ゲンドウを連れて行ってくれましたね。
・最後に見事にシンジをかっさらっていったマリ。
冬月大先生が『イスカリオテのマリア』とか超意味ありげだけど、普通に意味の分からない呼び方してましたけど、もうその辺は溢れてるであろう考察マニアさんたちに任せます。
レイはともかく他のヒロインたちはお相手がちゃんといますしね。良いんじゃないですか。最後世界が崩れていくギリギリで約束通り助けに来てくれたのもマリですしね。基本的にマリだけはシンジを甘やかしてくれてたしw
シンジがほとんどのエヴァに関しては『さようなら、全てのエヴァンゲリオン。』で終わらせてましたが、シンジを救いに来た8号機(+α)たちを最後に終わらせたのはマリでした。
・ラストシーンは、宇部新川駅のホームで、大人でしかも恋人同士になったマリとシンジの『だーれだ?』。
で、実写空撮に入るわけですよ。
けんちーはどうせ箱根とか関東の方だろと思ってたんですが、なんと山口県の片田舎の街で、庵野秀明監督の生まれ故郷なんですね。こりゃー、今年のうちに巡礼だな・・・。(確信)
・EDスタッフロールは宇多田ヒカルさんの新曲からの『Beautiful World』(ダカーポVer.)。序から続いてるこの曲、好きだから嬉しかったです。
ま、こんなもんです。とりあえず、聖地巡礼を具体的に考えよう。コロナ禍だけど。