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『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』

あ、ダース・ベーダーだ。
いつも通りただ券で隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』見てきました。
ってことで、以下感想と若干ネタばらし
と言っても、シンプルなストーリーなのでばらすこともありませんがw



いつもの映画館看板撮影













トーリー
戦国時代、隣国・山名に攻め込まれ陥落した秋月の城では、消えた埋蔵金と世継ぎである雪姫(長澤まさみ)の行方を追って山名軍が躍起になっていた。
そんな中、金掘り師の武蔵(松本潤)ときこりの新八(宮川大輔)は、偶然、秋月の隠し金を見つける。が、突如現れた真壁六郎太と名のる男(阿部寛)とその弟に捕えられ、金も奪われてしまう。

身分を隠すため六郎太の弟に変装する雪姫


金を秋月の同盟国・早川へ持ち出そうと企む六郎太に武蔵は敵国の山名を横断する奇策を提案し、金の分け前を要求するのだった。(wikipediaより)

まきに見せかけた金を背負う雪姫



感想
・冷酷非情で六郎太と因縁を持つ山名の武将・鷹山刑部(椎名桔平)に追われながら、4人で逃げていくんですが・・・。この鷹山の鎧がダース・ベーダーそっくり。

チャーンチャンチャン・チャチャチャーン・チャチャチャーン(ベーダーのテーマ)


黒澤明監督の『隠し砦の三悪人』がスターウォーズに大きな影響を与えたので、そのスターウォーズからネタ的に拝借したんでしょうが・・・ま、普通の武将がラスボスよりはインパクトありました。
山名の関所で一騒動あった後、結果として雪姫たちを通してしまったちょっと笑える男色家の武将(高嶋政宏)を自分より家柄の良い男であったにも拘らず切り捨てたシーンは印象的でした。
・六郎太を演じる阿部寛は眼光鋭くなかなか格好良かったです。

雪姫のピンチに駆けつける六郎太〉


・後半、雪姫も六郎太も鷹山に捕らえられるんですが、それをただの一般人のはずの武蔵が『ユキを助けるんだ(!)』って勢い込んで砦に侵入し、しかもバッチリ救出するっていうのは・・・映画だから仕方が無いとはいえ、何とも理不尽な展開です。

どんだけ、格好良い一般人・武蔵(たけぞう)


・ついでに、ただの一般人の武蔵と一国の姫が後半、恋愛ロマンスみたいになっちゃうのは如何にもありがち、如何にも今風過ぎて若干げんなりしました。
・ま、ラストで無事に早川の城まで姫を送り届け姫を慕う民衆が集まってきているのを確認した後、武蔵が『どういう時でも一緒にいる』という約束を取り消して『裏切り御免!!』と一声かけて新八と一緒に去っていき、砂浜で2人が戯れるEDはなかなか良かったです。お姫様と一般人がLOVELOVEで幸せに暮らしましたっていう無茶なEDだけは避けたのにホッとしました。主題歌の『裏切り御免!』も良かったし。


あとは、ほとんど色気の無いこの映画で唯一SEXYかなと感じたのは長澤まさみ絶対領域(っていうのかなあの衣装でも)ですな。同時にたまに写る長澤まさみの二重あご(特に下からの顔のアップ)にもビックリしましたがw


一緒に行った母親の評価はなかなか高そうでしたが、けんちー個人の評価としてはイマイチ・・・。まぁ、全然面白くないってことは無いんですが、1時間経過後くらいからチラチラ時計を見ちゃってたていう状況から雰囲気を察してくださいw


裏切り御免

裏切り御免


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