一生『ARIA』します!!
ってなわけで、OVA含めて全54話あったARIAのアニメシリーズ最終回です。とりあえず、アリシアさんの引退セレモニーまで泣き通しでした。
OP前。
灯里が初めてARIAカンパニーの制服を着た朝、その様子を幸せそうに見つめるアリシアさんと照れて隠れる灯里。
〈じーーっと見つめるアリシアさん〉
〈あ・・・なんでしょう? by 灯里
ちょっと、嬉しいだけよ。 by アリシア〉
懐かしいです。
プリマに昇格した後日、灯里の元に藍華とアリスが駆け込んできます。2人の目的は灯里のプリマ就任祝い・・・よりも、アリシアさんの寿退社の件。
前回ラストのアリシアさんの話とはそのことだったんですね。いや、けんちーは残念ながら(?)知ってましたよ。夕焼けごっこさんに半年前くらいにネタばらしされてましたし。
さらにアリシアさんはゴンドラ協会の理事への就任をお願いされてたようです。
〈暁はそりゃあもう号泣です〉
電話で暁が号泣するシーンをはさんだりしつつ、心配する2人にいつもと変わらない様子を見せる灯里であります。
〈心配する2人〉
OPのバックは引退するアリシアさんを慕う街の人たちの様子。もちろん、盛大に慕われてます。
〈次から次にプレゼントされるアリシアさん〉
前半。藍華とアリスにしばらくはアリシアさんが引継ぎで居てくれるから何も心配ないと笑顔を見せる灯里。どう見ても、自分に言い聞かせてるようにしか見えないです。
アリシアさんの告白からしばらくが経過し、いろいろとアリシアさんから業務に関する指導を受ける灯里。
そんなある時、書類で分からない箇所があって後ろに居るはずのアリシアさんに声をかけた灯里でしたが、アリシアさんの姿は見えません。
〈アリシアさん・・・?〉
実際は花束を渡しに来たお客さんをアリシアさんが外で対応してるだけでしたが、その小さなことをきっかけに灯里の感情は揺さぶられ、ずっと耐えてきた想いが涙となって目から流れちゃいました。
〈涙〉
正にそのシーンで戻ってきたアリシアさん。感情が抑えられず『行って欲しくない。』と言う気持ちを口に出す灯里をアリシアさんはきつく抱きしめます。
〈皆、アリシアさんに引退して欲しくないんですよ。
お客様も町の皆も本当に・・・本当にアリシアさんのことが大好きなんですから。〉
〈水の三大妖精で、いつも優しくて皆のスノーホワイトで。
だから・・・もっと一緒に居たいって・・・!!
あれ?どうしてだろう、涙が止まらない・・・。 by 灯里〉
『実は以前から灯里にはプリマの実力が備わっていたが、自分のわがままのために試験を行っていなかった。』と同じく秘めていた言葉を灯里に伝えるアリシアさん。
〈本当は、本当はもう随分前から灯里ちゃんには
プリマになれるだけの実力が備わっていた。
でも、灯里ちゃんと一緒に居られるこの愛おしい時間を失うのが怖くて。
・・・全て私の我がまま。本当にごめんなさい。 by アリシア〉
お互いの生の感情を涙と共に伝え合った2人の顔からは涙が消え、本当の意味で引退の覚悟が固まりました。
〈一緒に歩いていた時は、皆同じ道を歩いているように感じていたけれど、
本当は皆それぞれ違う自分だけの道を歩いているんですよね。
私は、私の道を歩いてきて、アクアに来て、アリシアさんに・・・皆に出会えて。〉
〈私、この道の先に待っている皆の素敵な未来に出会いたいです。
だから・・・アリシアさんのことも笑顔でお見送りしなくっちゃ。 by 灯里
ありがとう・・・灯里ちゃん。 by アリシア〉
後半。
プリマとなった灯里の最初のお客さんは庵野波平さん。実は郵便屋のおじさんです。近々、現役の配達員は引退して管理職になるというおじさんは一人になる灯里を励ましてくれました。
〈でえじょうぶだぁ。嬢ちゃんには、この街が付いとる。 by 郵便屋のおじさん〉
フロリアンのマスターの紹介やカンパニーレの管理人さんの紹介などでお客さんの予約が入っていることを確認できて安心したアリシアさんの元に引退セレモニーの先導役として晃さんとアテナさんが到着。
〈灯里ちゃんのARIAカンパニーは、もう始まってるのね。 by アリシア〉
〈セレモニーのお出迎えは水の三大妖精で〉
『横顔』が流れる中、長い間過ごしてきたARIAカンパニーに別れを告げ、ついにアリシアさんはセレモニーへと向かいます。
〈ARIAカンパニーからの旅立ち〉
晃さん・アテナさん先導の下、アリシアさんは各社ウンディーネの花道を抜けゴンドラ協会の役員たちの待つ桟橋へ。
〈アリシアさんの引退セレモニー〉
灯里にオールを渡したアリシアさんはゴンドラを降り、振り返って深々と一礼。
〈万感の礼〉
その瞬間、季節外れの雪が・・・。アリシアさんの通り名『白き妖精(スノーホワイト)』の名前の通りです。
〈雪・・・? by 藍華
まだ、そんな季節じゃないのに。 by アテナ
まさにスノーホワイトだな。 by 晃〉
〈アリシアさん・・・本当に、本当にお疲れ様でした! by 灯里〉
アリシアさんが完全に引退した翌朝、1階に下りてきた灯里の前にはARIAカンパニーに残る温かい思い出の残滓が。
〈残滓〉
〈このシャッターを開けるのが、私の1日の最初のお仕事。
今、開けたらいつもの1日が始まる。
この愛おしい光景が朝の空気に醒める。〉
その思い出をいとおしく感じながらも、シャッターを開き冷たい朝の空気を取り入れた灯里。
〈でも・・・大丈夫。これから、今が始まるんだから!! by 灯里〉
新しいはじまりを迎えたところで本編は終わりました。
あとは、各キャラクターの後日談。
皆しっかりと成長してます。
〈ウッディーは、基本変わらず毎朝仕事前に灯里に卵を持ってきてくれてます。
これも灯里への思いやりでしょうね。〉
〈アルくんでかくなってる!!
どうか、藍華を幸せにしてやってくれ。〉
〈アリスも飛び級プリマとして活躍中。
でも、遊びに行くのは3人が良いって・・・可愛い♪〉
〈一番忙しそうな藍華。
支店長としての仕事に、プリマの仕事に、アルくんとのデートに、3人での時間に・・・〉
〈昇格した暁。
ちょくちょく、灯里の様子を見に行ってあげてます。
後輩が1人前になった後に、灯里を幸せにしてやってくれよ!〉
〈アテナさん、なんとオペラの女優に!アリスも感動してました。〉
〈そして、アリシアさん。スーツでキリッと活躍中。
でも、グランマともどもちょくちょくARIAカンパニーには顔出してます。
そういえば、アリシアさんを盗んでいった男の顔は出なかったなぁ〉
その中でも藍華の背に追いつきそうなくらいになったアルくんとオペラ歌手としての活動を始めたアテナさんの姿には感動しました。
うう、河井英里さん(アテナさんの歌の中の方)がARIAのテレビ放送終了とほぼ同時期にお亡くなりになったのでもう二度と生の歌声は聴けないんですね。去年が入社1年目じゃなかったら東京で開かれたARIAコンサート行ってたのに・・・(泣)
ラストシーン。
ARIAカンパニーのキッチンに立つポニーテールの後姿(!!)。
そこにやってきたのは、成長したアイちゃん。この日初めてARIAカンパニーの制服に腕を通したようです。
アイちゃんに振り返ったのは・・・大人の女性になったポニーテール灯里!!!!!!!
〈この後姿は・・・〉
最後は灯里が入社した朝のアリシアさんと同じ優しい笑顔の灯里のカットで。
今回でARIAのアニメ放送は全て見終わりました。感想は・・・もう、見ながら流した涙だけで十分です(けんちー的に)
次回からこの時間は『ARIAどうでしょうClassic』を放送いたします。
上の一文は冗談として、やっぱり個人的にARIAは今まで見てきた中で、断トツ1位のアニメだったので(かけたお金も断トツ1位)このまま終わらせるのは寂しすぎます。
ってことで、ブログを始める前にやってた『ARIA the ANIMATION』の第1話からのんびりと名台詞・名シーンを集めてみようかと思ってます。おそらく、『ARIA the ORIGINATION』の部分ではかぶりまくると思いますが、その前に39話分待ってるのでそこまでの心配はまだせんでよかろう・・・と。
完全に自己満足でやっていくので、生あたたかい目で見ていて貰えると幸せです。
大泉洋の『一生どうでしょうします』宣言じゃないですが、けんちーも一生ARIAします!!