私のたった一つの望み。
けんちー的満足度・☆☆☆☆★(4.3)
18時32分。
一週間お疲れさまでした。風呂上がりのけんちーです。
これから、大学同期と計4人で機動戦士ガンダムUCの最終章を観てきます。あー、今週は延々忙しくて仕事中に、『時間が無い!時間が無い!!』と不思議の国のアリスのウサギのようにバタバタしてましたが、何だかんだうちの工場は毎日定時で終わったなぁ。他の工場は・・・知らパイ。
19時44分。
大阪駅に無事4人集まりまして、阪急地下のフードコートで立ち食い晩飯中。屋台みたいで面白いですねー。
〈駅そば・大+カルビ丼セット(520円)
リーズナブルで美味し。他にもいろんなお店あり。〉
23時23分。
大阪ステーションシティシネマにて『機動戦士ガンダムUC episode 7「虹の彼方に」』を鑑賞して帰ってきました。
〈宇宙世紀新章完結〉
うん、金曜日のレイトショーということなんですが、ほぼ満席だったんじゃないですかね。非常に満足しました。
ということで、感想書きますか。超ガッツリネタバレ書きまくるので、観に行ってない人は絶対見ないで下さいね。以下、ネタバレ警告!!
・まず最初に。けんちーは、基本的に浅い視点からしか見てないので感想は全て主観です。MSの知識もいい加減なのでご容赦を。印象に残った場面だけ切り出していきます。
・上映開始。まずは、エピソードEX『百年の孤独』が30分ほど流れます。ファーストガンダムの永井一郎さんのナレーションから始まり、バナージのとーちゃんの語りでバナージとアムロ、カミーユ、ジュドーがクロスしながら宇宙世紀の歴史を振り返ると。テレビ放送のクオリティでとても良い感じ。
〈とーちゃん!?〉
・んー、いろいろあって愛しのマリーダさんがリディに殺されます。
『よし、リディー死なす!!』
そのシーンでダバダバ泣きながらけんちーは深く心に決めましたw くっそ、リディー死ねよ。マリーダさんの存在がセイントジュエルだとしたら、リディーの存在価値なんてその辺の雑草の裏側辺りでテントウムシに食われてるアブラムシくらいのものなのに! マリーダさんのラクガキをちょっと心込めて描きましょ。
〈喋るな!! by けんちー〉
・ラプラスの箱の正体・・・なるほど、単純であるけど深い。
〈これが・・・こんなものが!〉
・フル・フロンタルの駆る『ネオジオング』。あれは最早MSという機械じゃないでしょw 悪霊とか妖怪とかそういう方面のソウルフルな部類の存在になってましたけどw 今までのシリーズの敵機体で妖怪的と言えば、鉄仮面の乗るラフレシアとかありましたけど、レベルが違いました。
〈まさに宇宙の妖〉
ファンネルだか何だかをぶっ刺して敵の機体を完全に操って同士討ちさせたり、ミノフスキー粒子のビームというよりはスーパーロボット系の破壊光線みたいな感じのを飛ばすし、何本腕が生えてるのかってくらいゴツイ隠し腕あるし。
ユニコーンを捕まえて時間を跳躍して連れまわしますしね。
最後も破壊とかそういう表現でなく、フロンタルの死亡と共にモロモロと自壊していきましたよw
・シャアの亡霊であるフル・フロンタル。バナージの返答を聞いた後、ララァ・スン、アムロ・レイ、そしてシャア・アズナブルの導きで逝きましたね。最後でしたけどあまり戦闘という戦闘は感じませんでしたね。むしろ、ラスボスはコロニーレーザー的なw
〈全裸マン〉
・ガンダムの歴史の中でもトップクラスの脅威であるコロニーレーザー。その極光すら受け止めたユニコーンの光。あれが、真のニュータイプの力ですか。あの状態のユニコーンね、第3次スーパーロボット大戦Zの最終幕で絶対使われますよ。そして、それはおそらくダブルオークアンタと一緒にねw
その圧倒的すぎる力といい、結晶的な外見といい通じるものがあるでしょw 当たる気がする。
〈真のニュータイプの力〉
・最後にまた一人の学校の後輩としての感想を。
言わずと知れて、ファーストガンダム冒頭のナレーションを勤めた偉大な先輩・永井一郎さん。ユニコーンでは、宇宙世紀が始まって以来、100年の孤独に耐えながらラプラスの箱を守り続けて来た老人、サイアム・ビストの役を演じられたんですね。
そして、この最終章をきっちり演じ切ってから、旅立たれたと。波平さんのラストエピソードもそうでしたけど、そういう運命ってのを神様はキチンと用意してくれているんだなと。
〈真実を伝えていただきたい。この・・・宇宙世紀を生きる人々へ。〉
やはり、永井一郎さんは偉大な先輩です。同じ学校を出てることに誇りを持てますなぁ。
・とまぁ、最後は私見が大いに混じっちゃいましたが、この最終章だけでも劇場に足を運んで大正解でした。もし、観に行ってない方が居られたら劇場に行くのは十分アリですよ。時間もたっぷり2時間近くあって、1600円均一ですしね。ちょっと高いですけど、その価値は有ります。
《完》