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しまなみ海道ツーリング番外編。大久野島散策記。

毒ガスとウサギの島。




しまなみ海道ツーリングの途中、大三島の北部にある盛港からフェリーに乗船。


マジでここには何もないです



わずかな船旅




ほんの10分ほどの船旅を経て、大久野島に到着しました。スーパーカブで来ましたが、島内は国民宿舎シャトルバス以外の自動車類の走行は不可。入口にある駐車場に停めることになります。

おいでませ




とりあえず、島に上陸した瞬間、大量のウサギが迫ってきます。日本国内でここまでウサギの密度が濃い島も無かろうということでここは有名なんですよね。
歩いてるだけで、次々にウサギは迫って来て、エサを持ってないと知るとすぐに興味を無くすと。情報によると本州側の忠海のコンビニにはウサギのエサも置いてあるそうです。ちなみに、盛港には無人の販売所があったんで期待したんですが、残念ながら人間のエサしか無かったです。



ウサギは景色の一部



看板も




雨がたまに降って蒸し暑い中、海岸沿いを移動。国民宿舎の辺りまで来ました。
この島にはもう一つの大きな側面があり、それは戦時中、毒ガス製造の一大基地であったということです。

楽しいクイズの答えは『どくがす♪』


毒ガス資料館に加え、あちこちに地下壕や砲台跡が存在しています。


この島で冷房が効いているのは
  国民宿舎を除けばココだけだったりします。




研究員と一般島民の装備





今は倉庫として使われている毒ガスの研究室



毒ガス貯蔵庫



防空壕。閉鎖されてないのが怖すぎる。




うん、砲台跡は主に山の上の方に位置しているんですけどね、島の外周部はリゾート地になってて観光客やテニスを楽しんでる宿泊客で溢れてるんですが、一歩中央部に入ろうとすると誰も人が入ってないんで、道が植物で覆われててえらいことになっています。
それでも、結構山の上まで登ったんですけど、また雨が降ってきたのと熱帯かってくらいの湿気&温度で旅の一日目にして汗だくは勘弁という思いもして下山しました。無念。

下からはリア充たちの声。自分だけはジャングルを進む敗残兵な気分。



再び、島の港エリアに戻って2時間ほど滞在したこの島を後にし、本州側、忠海へと上陸しました。