本当の聲を伝えたい。
けんちー的満足度・☆☆☆☆★(4.0)
7時18分。
昨夜はやっとペルソナ5で自由行動できる日の最初の探索を行いました。
いやぁ、けんちーはペルソナシリーズ初プレイなんですが・・・いろいろシステムがありすぎて全く理解できませんね。
というか、本当、説明書を無くすなよ、バカ。という言葉に尽きますな。
ゲームを買った後って、説明書を読むのも一つの楽しみだったのに、WEBで観られるとか言っても発売されてすぐの人気作とかアクセスが集中しすぎて見られないっての。そんな馬鹿なことしてるから、スマホのゲームとかに客取られるんですよ。馬鹿か、ゲームメーカー。
歯の痛みは治まってるんですけどね、まだ腫れは残ってるし、ずっと歯がゆさが残ってる感じなんで、おとなしく映画観てきます。で、その後、そろそろ旅のプラン立てしよう。

- 出版社/メーカー: アトラス
- 発売日: 2016/09/15
- メディア: Video Game
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10時00分〜12時20分。
ムービックス尼崎にて『聲の形』(字幕付き)を鑑賞。
〈君に生きるのを手伝ってほしい〉
けんちーはこれの原作を読んでません。まぁ、凄く話題になってたんでヒロインの耳が聞こえないのとかなり凄惨ないじめが関連してるという情報くらい。
ということでね、あえて、[字幕付き]上映を選択しました。
〈ムービックス尼崎の朝一の回は字幕付き〉
以下、ちょっとだけ感想書きます。まぁ、原作が超話題になってましたけど、一応ネタバレ注意で。
・[字幕付き]の上映。字幕といっても海外映画の字幕ではなく耳の不自由な人用の字幕なのでセリフだけでなく、BGMだけ流れるシーンには[♪〜]マークが出たり、[近づいてくる足音]などの音の描写も絶えず出ています。最初は『しまった。文字の情報量が多すぎる。』と一般上映にしなかったことを後悔しかけたんですが、すぐに慣れて、むしろこの映画的には選択して良かったなと思えました。
〈耳の聞こえる男の子と耳の聞こえない女の子の物語〉
・小学校の頃に転校してきた耳の聞こえないヒロイン、西宮硝子。その彼女を徹底的にいじめ、その後、それを問題にされたとき、周りに裏切られて高校生までいじめられっ子となった主人公の石田将也。そのいじめを女子の中で積極的に行っていたキャラやそのいじめに同調して笑っていたくせに後々非難したりするクソ女、硝子を助けようとして一時的に不登校になってしまった子・・・他にも硝子の妹の結弦(ゆづる)も不登校だし、主人公のビッグフレンドとなる永束くんも学校ではハブられ者だったし。
〈主人公もヒロインも共に自殺未遂者〉
今の世の中ね、大人になるまで一切周囲にいじめがない環境で育ってきたという人って、悲しいけどほぼ居ないと思うんですよ。けんちーもどの学生生活を思い出してもリア充で超満喫なんて時期はなかったんで、琴線に触れますしね。
出来れば、今現在、いじめとかを行っている側の人にこそ見てほしい映画ではあるんですが、そういう人はこの映画観ないだろうしなぁ。
・中盤で印象に残ったのは、硝子が一大決心してポニーテールにし、それまで手話でコミュニケーション取ってたのを不自由(という表現でいいのか?)な言葉を使ってまでした、将也への告白。それが伝わらなかったシーンですな。
〈ちゅっ・・・きゅき!! 月?〉
案外、硝子がもだえてるだけだったのと、結弦も茶化してたので、悲しい場面ってわけじゃなかったんですが、超泣きました。というか・・・将也の大馬鹿野郎が!!
〈号泣〉
・キャラとしては、ビッグフレンドの永束くんがね、超良いキャラでした。彼もまた学校のハブられ者だったんですが、彼がいなけりゃこの物語は回らなかった・・・それくらいの癒し系で友達思いのやつでした。後半、橋の上に座り込んだ将也が関係者全員に酷い(おおむね的は得てたけど)罵倒を浴びせた際もそれでもただ一人『俺は気にしてないからな。』とフォローの言葉かけて去っていったし、ラストで瀕死の状態から奇跡的に学校復帰した将也を誰より早く抱きしめて号泣したのも永束くんだったし。
〈この髪型のキャラ、ヒーローアカデミアで見ましたけどw〉
・そして、この映画でけんちーが一番言いたかったこと・・・それは、硝子の妹の結弦が超かわいかったということです。最初は、将也を硝子に近づけないため『俺は硝子の彼氏だ。』と言い張ってたんですが、主人公と和解してからは永束くんと時にコンビになりつつ、誰よりメインの二人を優しく守ってくれてました。
結弦も不登校なんですけどね、誰より姉思いで明るくて優しくて・・・素晴らしい。
〈結弦ヤバい〉
・最後に。
この映画、上映時間が2時間を余裕で超えちゃいますし、内容も決して軽いとは言えないんですけど、誰もが一度見る価値のあるとっても良い映画だと思いました。けんちーは中盤以降大体泣き続けてましたけどね、最後は、ハッピーエンドで二人の幸せをみんなが望むと思いますし。
あと、映画の要所要所で言葉より強い拳の肉体言語がどの女性からも繰り出されまくるんで2時間を超えるにもかかわらず退屈に思うシーンは一切ないです。おススメです!

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- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
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