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人は運命に導かれて行動する。『15時17分、パリ行き』鑑賞。〈ネタバレ感想あり〉(日曜日、晴れ)

それは誰の日常にも起こり得る現実。

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けんちー的満足度・☆☆☆★★(3.2)

 

 8時09分。

おはようございます。

実は金曜日に風邪と花粉症のコンボが悪化しまして、昼から帰らせてもらって病院行ってたんですよね。で、昨日も1日家で安静にしてました。

 

ま、夜になって、また休みが消滅したお宮さんとイビルジョー開放のクエスとかは、やってましたけど。

で、お宮さんのブラック会社で以前の『休みの日だからって休めると思うなよ!!』に続く名言が生まれたようです。

 

それはね、『体調崩しやすいんやから、体調管理をしっかりしろよ!』という注意。この台詞ね、普通の会社なら普通じゃないですか。

でもね、昨日のお宮さんみたいに、出勤数時間前くらいに電話で夜勤と日勤を替えられた挙句、夜勤なのに次の日の昼過ぎ14時まで働いて、その次の日は日勤というシフト体制を『休日』と称する会社の上司から言われると『死ね!』と言いたくなりますよね。

 

今日もゆっくりはするんですけど、朝だけチラッと映画観てきます。

 

 

12時07分。

ムービックス尼崎にて、クリント・イーストウッド監督の『15時17分、パリ行き』を鑑賞して帰ってきました。

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ゴー!スペンサー!!

 

ちょっと感想書きます。ネタバレを大分するので、観に行こうかなって人は見ないでください。

以下、ネタバレ警告。

 

 

・物語の根幹を一言でいうと、アムステルダムからパリへ向かう列車内で一人のテロリストが銃の乱射事件をしようとして、3人の若者がそれを阻止、銃傷を負った男性も適切な救護で命を取り留めた。

・・・とそれだけなんですね。でも、これは実際にあったテロ事件です。

 

・普通ならこの列車のテロ事件に映画の半分くらいは割くと思うんですが、実際に主人公たち3人が列車に乗るのは映画が終わる25分前くらい。しかもラスト10分くらいは表彰式なんで、事件の核心の部分の描写はビックリするくらいほんの短時間です。

 

・映画の大部分は、この場面に至るまでの流れの描写。主人公たち3人は小さいころ、手の付けられない問題児たちで、うち一人の成長を追うと、ある日軍のパラレスキュー隊に入るため一念発起して軍に入れるくらいまで鍛えますが、奥行き視界認識能力が足らず生存や医療の部隊に入り、その中でも落第して室内の非戦闘な救助部隊に配属されるんですが、それ故に最後で男性を救えたりね。

 この列車に乗ったのもバーのカウンターでたまたま横に居た爺さんからアムステルダムは良いぞと勧められてヨーロッパ旅行の行程を変更、そのアムステルダムでたっぷり夜遊びした結果昼まで寝ちゃって夕方の列車(15時17分パリ行き)に遅らせ、しかもWi-Fiが繋がらないからと犯人が最初に入ってきた車両に席を移して・・・と。

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基本的に観光ムービーです

 

 さらに言うと、旅行の途中、いろんな人に『パリはイマイチかなぁ』という評価ばかり聞いてたのに、それでも自分の目で判断したいとパリ行き決めたから、このテロ事件は防げたと。

運命ですな。

 

・捕まえた犯人は300発もの銃弾とアサルトライフルを持っており、犯人が動いた直後に主人公たちが取り押さえなければ、何人の死者が出たことかと。事件後、フランス政府は3人と救助に動いたおっちゃんを表彰、地元のサクラメントでも元悪ガキたちだった3人はパレード、最高の表彰を受けてと。

運命・・・そんな映画でした。