僕が・・・死者を死に還す!!
20時40分。
仕事帰りにお宮さん家に寄って来ました。
メインは未来日記の23話とAnotherの最終12話を見ることで。
未来日記の方は明日くらいに書くとして、何はともあれ『Another』の最終話ですよ!!
いろいろあった最終回でしたが、『死者』はズバリ副担任の三神先生でしたね。
しかも、実は三神先生=主人公の叔母にあたる玲子さんだったと。
〈このクラスの『もう一人』、災厄をもたらした『死者』はあんただ!!〉
うーむ、驚きだけどいろいろズルいですよねw そもそも、現象によって違和感を消されてたみたいですが、この学校に副担任という制度自体が無かったんですね。で、教室に席は足りていた。席が足りなかったのは・・・職員室だったと。うーみゅですよ。視聴者=主人公視点で、最初に『副担任の三神先生です。』って紹介されりゃ、この学校はそれぞれのクラスに副担任が居るんだなと思いこまされますもんね。
三神先生=玲子さんは、本当は2年前の3年3組の担任だったんですね。で、その年に、通り魔に殺されていたと。だから、主人公は家でもずっと死者と一緒に過ごしてたわけですよw あのボケた祖父ちゃんが『理津子は可哀そうになぁ。玲子もなぁ。』と言ってたのは、あの祖父ちゃんにだけ現象の効果がきっちりとかかって居なかったってことですか。
〈うーん、三神先生と令子さん、今さら同一人物ってかw ・・・何故か萌えるw〉
最後は、全てが繋がった主人公が別れの言葉と共に、玲子さんにつるはしで一撃。直後から主人公と鳴ちゃん以外の関係者の記憶から令子さんが副担任としていたという事実はきれいさっぱり消え去っていました。
〈すべては繋がった〉
最後は、主人公が今回のことを独白したディスクを望月くんと勅使河原がロッカーの天井に貼り付けるシーンで終わりと。
そうですよ。別に今回の一件で26年前から続く『現象』が解決したわけでなく、今年の死者を死に還して今年の災厄を止めただけですからね。また、普通に来年からこの災厄は復活するわけですよ。絶望すぎるw
ってか、鳴が死者を見抜く究極のレアアイテム持ってるんだからこの学校の特別顧問にしろとw それとも、それも現象の捻じ曲げで歪まされたりするんでしょうか?
うん、面白かったですね。『Another』。お宮さんと死者予想し合って、当たったら飯でも一食おごろうとか言ってたんですが、お宮さんは赤沢さん、けんちーは勅使河原で見事玉砕。流れましたよっと。
〈最後に、玲子さんが存在してた頃の水着姿を
・・・って、『死者』自体は市の外にも出れるんですね!? それもズルいなぁ。〉
追伸。
ネットでいろいろ見てたんですが、放送中の公式HPでのスタッフ紹介はこんな感じだったんですね。↓
当然ここで、玲子さんと三神先生の声優さんが一緒ならあっさりばれるわけですよ。だから、三神先生の声優さんに宮牧美沙代という架空の声優を当てて、しかもネット検索でひっかかるようにその架空の声優の事務所プロフィールページ(現在は『死者』が消えたことによりそのページも消滅)まで作ったと。で、この『みやまきみさよ』をアナグラムすると『よみやまみさき(夜見山岬)』・・・つまり、全ての現象の元凶である26年前の死者の名前になると。凄いな、そんな仕込みまでしてたんですかw
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