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『劇場版 STEINS;GATE(シュタインズゲート)負荷領域のデジャヴ』鑑賞。(ネタバレあり)

想いは、世界線を超える。
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けんちー的満足度・☆☆☆☆☆(4.9)




7時14分。
さ、行かないと。すっかり遅くなりました。
こりゃ、時間までに終わらず、また、会社に戻って仕事パターンか。
とりあえず、会社で仕事して9時半までが刻限ですな。厳しそうだ。




8時42分。
機関紙完成。『新入組合員の紹介記事は、PCで機関紙用に打ち直すのが慣例だけど、書いてもらった用紙ベタ張りで良いんじゃね?』という悪魔の囁き天啓が頭に降ってきたので、そうしました。

あー、時間短縮できて良かった


その代わり、落書きに力入れました。(←不要)




10時48分。
枚方シネプレックスに来てます。
ちょっと早いですが、昼飯中。

プチツーリングレベルの移動


『麺屋 ありがとう』ってお店で。期待してなかったけど、美味いなコレ。映画の半券があれば10%引きです。

ありがとうラーメン(大)・Bセット(930円)
  この店は、和歌山ラーメンの系統だそうです。美味い。全汁するくらいに美味かった。




14時42分。
枚方で11時30分からの回の『劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ』を鑑賞して帰って来ました。


忘れないで・・・私があなたを観測する。



いやはや、早いところでは4月20日公開のこの映画、枚方では昨日が公開初日で、人生でおそらく数度目くらいの定価鑑賞、そして枚方は遠いから原付で軽く60分以上かかるんですが、まぁ、その価値ありましたね。
上映時間は90分。超濃い90分ですけど、そのうち半分くらいの時間は泣いてた気がします。


ということで、先人たちがいろいろ感想は書き尽くしてるでしょうけど、自分なりの感想を少しだけ。ネタバレしかしないので、シュタインズゲートのテレビを観てた人は、絶対にこれより下は読まず、映画館へ行ってください。
けんちーは、ほぼ確定でDVD買うと思いますw

旅行前で金は大切なのに、鑑賞前にクリスとまゆしーのステッカー購入。
  で、鑑賞後に多分涙目のまま、オカリンも購入。けんちーもオカリンを忘れないぜとw
   ちなみに、既に相棒のアルファ(カブ50)に貼りました。


以下、ネタバレ警告!!










・物語はテレビの最終回から約1年後。岡部が死ぬる想いで辿り着いたシュタインズゲート世界線の世界です。
 紅莉栖が学会のために、来日してラボメン全員でバーベキューしたり、岡部と紅莉栖が超イチャイチャしたりね。まゆしーと岡部の夜の公園での会話で既にじわっと来てましたが、この辺もラストへの伏線と。

このシーンに鈴羽は居ませんけどね。ダウト!!



久しぶりでもまゆしー可愛い



・イチャラブな状況は続きますが、そんな中、岡部に時々別の世界線での展開が見えたり、ホテルのクリスの元に謎の女(ぶっちゃけ鈴羽)からの助言があったり。
 そして、謎の女の接触があった翌朝、コインランドリーで出会った岡部と紅莉栖。良い雰囲気だったんですが、その時、いきなり岡部が消滅して・・・紅莉栖だけに若干のデジャブを残し、孤独の観測者は、自身が地獄の思いで辿り着いたシュタインズゲートの世界線から存在を拒否されました。
 リーディングシュタイナーとして世界線を超えつづけても、それぞれの世界線での出来事を忘れない・・・それが、岡部の脳に強烈な負荷を与え、何より岡部自身がこのシュタインズゲート世界線を超不安定な世界線だと感じてしまってるというのが原因です。



・唯一デジャブを感じる紅莉栖は、デジャブの中からタイムリープマシンを作り直し、違和感の正体を探るべく、岡部がまだ存在した数日前のバーベキューの夜へと時を超えます。

だから今 一秒ごとに世界線を超えて♪



・戻ったバーベキューの夜で岡部の存在を思い出した紅莉栖。しかし、時を超えてきた紅莉栖を見て、岡部は激怒します。それは、以前にまゆしーと紅莉栖の死を変えるために延々と世界線を同じ時を繰り返した経験ゆえ。過去に戻る手段さえあれば、人は避けられない死の運命を避けるため、自身の人間としての感性が摩耗するまでに繰り返してしまうからと。

負荷領域


 そうしなければ、岡部自身の存在がこの世界線から消えてしまうと紅莉栖が言っても、岡部は『俺が望んだのは、まゆりも紅莉栖も死なず、この先の未来を歩んでいく・・・それだけだ。』と迷いなく言うんですね。かっけーよ。



・間を飛ばして。この映画ね、約90分しかないというのは聞いてたんですよ。
 そのくせ、滅茶苦茶、内容が濃いんですよ。で、途中で岡部の上の台詞やら、この後の2005年(6年前)に跳んだ紅莉栖を救うためにまだ子供の岡部がトラックに跳ねられて死に、紅莉栖が諦めようとするシーンやらバッドエンドで終わるのかなと本気で思わせられる場面が3度ほどあり不安になったんですけど・・・。

何度、時を超えても



・岡部の存在消滅を止める手段も見つからない上、2005年で子供の時点の岡部が死んでしまう事実と言う余計すぎることが起こり、2011年に戻った紅莉栖は、岡部の残した言葉通り全てを忘れようと決意します。
 しかし、退去を決めたラボで一人、欠如感に沈むまゆしーから『オカリンって知ってる?』と声をかけられたことを発端に、全ラボメンがそれぞれに岡部のデジャブの断片を思い出し、全員を集めての紅莉栖による鳳凰院凶真ごっこ』で。それは皆が持つリーディングシュタイナーの力と合わさり、岡部のことを思い出させました。

私は鳳凰院凶真だ!フゥーハハ!!!  by 紅莉栖


まゆしーの『紅莉栖ちゃんは、鳳凰院凶真じゃないよ。』って言葉がまたキタなぁ。



・皆の想いを受け、もう一度、2005年の世界へやって来た紅莉栖。
 しかし、他の世界線で岡部が受けた強烈すぎる記憶を超えるほどのシュタインズゲート世界線でだけの出来事』をどうすれば、岡部に与えられるかなど思いつくはずも無く、一人雨の街をさまよい続けます。

雨の中で


下世話なこと言いますよ。この、超インパクトのあることをしなけりゃいかんと聞いて、けんちーは正直、『SE○』か!?『S○X』なのか!?と思いました。ってか、みんな思うでしょw キスとかなら他の世界線でもしてますしね。(←流してください)



・当てもなく、雨の降りしきる駅のベンチに座り込んだ紅莉栖。その横に偶然座った少年岡部。その少年も疲れ切った紅莉栖と同様にずぶ濡れで力尽き、仲の良い少女が内にこもり、沈み切っているのをどうすれば良いか分からないと洩らします。

少年のオカリン・・・ショタリンですか
 


・少年岡部に対し紅莉栖が与えたのは、鳳凰院凶真』という名の一人の男の生き方と少年にとってのファーストキス。それを受けた、少年岡部は、雨の中立ちつくすまゆしーを抱きしめ、もう一つの自分を生み出しました。

まゆしーとショタリン



・ラストシーン。
 シュタインズゲート世界線と0.0000…1%だけ隔たれたR世界線。誰もいないその世界で一人座り込む岡部。そこに現れた紅莉栖。

R世界線



 『皆がそれぞれにリーディングシュタイナーとしての力の欠片は持っている。あんただけであの世界が作られたとか思ってるんじゃないわよ!!』(要約)ってことで・・・無事に岡部は元の世界へと戻って来ました。

孤独の観測者は、再び運命石の扉を開く



・はい、ぶっちゃけ泣き通しだったこの作品。すいませんが、4.9の超評価をけんちー的には付けさせていただきます。ネットを見る限り、じっくりゲームをやり込んで、テレビだけじゃない他の展開を知り尽くしてる人的には、映画のラストに不満を持った方もいらっしゃるみたいですが・・・『良いんじゃないの?これは、シュタインズゲートだし。』ということで、R世界線から抜け出る直前の岡部と紅莉栖の恥ずかしいやり取りだけ載せて、感想の締めとします。DVD絶対に買う!!




『あんたがどんな世界線にいたって、私が見つける!
  あんたが私を観測してくれたように、私が観測し続ける!!  by 紅莉栖』


『フッ・・・それがシュタインズゲートの選択ならな。
  さて、クリスティーナ、返してもらおうか・・・?
   俺の、ファーストキスを・・・。          by 岡部』


『・・・やだ。    by 紅莉栖』



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