けんちーのアニメ中心生活ブログ改

『第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇』プレイ中、その4。

人殺しの分際で、正義の味方を気取るなんてね。
(『終わる世界』よりレナードから宗介への台詞)




第16話『終わる世界』
ドラゴンズハイブとシャアたちの助けでユーラシア大陸を脱出し、日本まで帰って来られたZ-BLUE。
蒼の地球で唯一平穏を保っていたこの日本もいよいよ戦火に包まれようとしています。


そんな中、宗介やヒビキを含むボランティア部が通っていた陣代高校では3学期の修了式。
今までボランティア部やスズネ先生の無茶を学校に認めさせていてくれたのはやはり、林水会長のようです。まさか、原作でものすごく印象深かった林水会長の卒業時の宗介へのメッセージをスパロボでも聞くとは。原作でも林水会長のそのセリフが今までかろうじて保っていた平和な日常との決別そのものでしたもの。
完全にテレビアニメのその先、原作小説のエリアに入ってますね。

印象的なシーン



ヒビキとスズネ先生が看護婦さんの退職した病院でアマルガムの襲撃を受けていたころ、陣代高校のボランティア部室で二人きりだった宗介とかなめの前にレナード・テスタロッサ自らが登場。


アマルガムはかなめを一人を手に入れるために、宗介が・・・ボランティア部がそれでも日常と繋がっていられた陣代高校や街を焼きます。そして、かなめは宗介に拒絶の言葉を。
ああ、ずっと待ち望んでいたフルメタルパニック原作小説版への展開に入って来て超嬉しいはずなのに、それ故に、逆にこのシーンは泣ける。スパロボしながら泣いてます。



Z-BLUEがアマルガムと戦闘中、かなめの携帯にアマルガムからのメッセージ。かなめの親友である恭子を人質にしていると。陣代高校にはプロの仕掛けた爆弾を多数セットし、Z-BLUEが踏み込めば起爆させると。覚醒するウィスパードの力を認識したかなめに完全に拒絶され、それでも宗介は一人で陣代高校へ向かいます。

ウィスパードの反動



レイスとアルの助けにより、何とか恭子を助けた宗介。しかし、恭子が宗介に向けたのもまた、拒絶の言葉。

かなめの無二の親友


宗介は恭子にお礼と別れの言葉を残し、レナードのべリアルに立ち向かいます。
鬼のような強さ(全ダメージ90%軽減)のべリアルを相手に成すすべもなく撃墜されるアーバレスト。脅迫されたかなめも別れを告げてレナードと共に去り。


相棒との別れ



レナードは更に置き土産。ウィスパードの知識により得た時空振動弾でこの第2新東京市を転移させようとします。ここで、選択肢。Z-BLUEの指示に従い離脱するか、宗介を救出するか・・・けんちーは、第3次Zをフルメタのためにやってると言っても過言ではないのでね・・・救出だ!!
平和な日常も相棒であるアルも最愛のかなめも、全てを奪われた宗介をほおっておけるかい!!

選択




分岐ルート
レナードに時空振動弾でぶっ飛ばされた際、クロノ改革派のアスクレプスもなんか手を加えて、Z-BLUEは遥か彼方、噂の銀河系中心部まで飛ばされたみたいです。
で、多分、前のステージの選択肢で離脱してれば、ここで選択肢が出てどの隊の船に乗ってたかを選べたんでしょうが、宗介を救出に動いたんで強制的にどの船にも乗ってないルートへ。黒の騎士団やキリコやコロニーのガンダムチームと一緒で、まさに時獄篇で一番一緒に居たメンバーのルートですな。




第17話『敗走』
飛ばされた陣代高校。
ボランティア部のメンバーもかなめも負傷した恭子も居ないクラスに一人で現れた宗介。小野Dの罵倒の叫びが響く中、宗介は自分の素性と今までの事件の責任が自分にあることを語り、最後に『かなめを必ず連れ戻す』とだけ言って去りました。
まさに、フルメタ全編で一番印象的なのがここの小野Dなんですよね。前に原作の感想でも書きましたけど。

ふもっふでおちゃらけキャラの小野Dのこの台詞に、日常の終わりを感じたものです



太平洋の孤島。
ボロボロのジェニオンとヒビキとスズネ、一週間を島で過ごした二人は、Z-BLUEの暗号コードを受信。合流を目指します。

無人島にて



クメン。
黒の騎士団とキリコ、ロジャー、マオたちは今もなお皇国に抵抗を続けるこの国で助けられ、近くに居たヒビキやヒイロたちとの合流を目指しているところを、カンユー&ファイヤバグのお笑い部隊(アマルガム配下)に絡まれて戦闘。
ブルーな展開が続いてたから、ちょっと気楽になりましたw


戦闘後、サイデリアルの艦を奪って制御してきたAGからニュースが。メリダ島がアマルガムの手によって陥落、各地のミスリル支部も全て壊滅したとのことです。


新地球皇国による蒼の地球の制圧率82.1%




第18話『孤影』
クメン王国のナムサクという街で一人かなめを探し続ける宗介。そこで出会ったASバトリングのチーム、クロスボウのオーナーであるナミという少女に頼んでバトリングの選手になりますが、汚い手段を使う敵チームに絡まれアーバレストカラーのサベージで勝負と。


一方、サポートしてくれるあてもなく資金も底を尽きかけたヒビキたちはゴウトたちと接触。黒の稲妻団とかいう山賊退治でお金を稼ぎます。




第19話『怒りのナムサク』
ナムサクの街の闘技場を運営していた裏組織をアマルガムが粛清に来ました。そのついでに、クラマがナミを拉致。宗介はそれを救うため、一人サベージに乗り込みます。

遠い異国の地の生活の中で


ふぅ、良かった。流石スパロボ。クラマに人質にされたナミはヒビキやクルツの援護のおかげで救い出せました。
その後、結局、敵はゲイツとファイヤバグ、そして、アマルガムと手を結んだ新地球皇国の部隊と。宗介はアルの宿っていないハリボテのアーバレストで出撃。


ゲイツとベックをぶち倒してひとまず戦闘終了。
レモンはプリベンターの一員だったという立ち位置で、ハリボテのアーバレストはミスリルの残存勢力とレイスからの贈り物、ナミはレモンの助手としてやっていくようです。良かったスパロボで・・・原作ではナミは・・・。

生きていてくれるだけで


一方、とある町の酒場にて。

この時が来たか


新地球皇国による蒼の地球の支配率82.6%




第20話『ザ・リターンマン』
ヒビキたちが向かったのはトライア博士のスコートラボ。安全のため、ラボにトライア博士は居ませんでしたが、桂と合流しました。通信でトライア博士は第2新東京市から飛ばされたZ-BLUEの主力が銀河中心部に居るであろうことと、リモネシアの地下遺跡にプロトカルチャーのメッセージが残されていたことを伝えます。



1億と2000万年の時を経て訪れる真の終焉



更に研究員の女性からエスターの話が出かけたところでサイデリアルの襲撃が。
敵のリーダーはサルディアスとタバラーン。更に5ターン後に欲深な金牛・ストラウスが来るというところで、こっちにも借金まみれの男が戻って来ました。

借金のないクロウなんてクロウじゃない


ストラウスと皇帝アウストラリスが到来したとき、第2新東京市の時に似たタイプの時空震動が発生し、ヒビキたちは何処かに飛ばされました。皇帝にすら何が起こっているか分からないというこの状況、もっと高位の存在が?




第21話『遭遇』
ヒビキたちは銀河の中心点付近に飛ばされました。しかも、元居た世界とは違う並行世界の・・・。
絶望的な状況に沈黙が広がる中、ヒビキは希望を捨てずテキパキと指示。
それに乗って、全員に前向きな気持ちが点りました。

ヒビキの気合



全機で周囲の調査に出たところで、全周囲を敵に囲まれました。宇宙怪獣にバジュラにインベーダーにヒディアーズ。バァルの巣窟ですな。


同じく飛ばされてきたトゥアハー・デ・ダナンと合流。敵を全滅でアンゲロイの部隊と????が出現。見ただけでヒビキたち全員の心が折れました。

人間という存在が抗うことすら許されない相手


これが、ガイオウの言っていた根源的災厄ですか。それでも、クロウの発した『それがどうした!!』の言葉を全員で使い、立ち向かいます。
何じゃこいつら!? ただのアンゲロイがボス並に強い!?



さらに、人類の根源的災厄の増援。終わりです。強さの桁が違う。
それでも折れないクロウの心。揺れる天秤のスフィアが光を放ち、謎の少女の意識と共に気が付けば、ヒビキたちは火星のZONEに飛ばされていました。
いやいや、銀河中心部恐ろし過ぎでしょ。

おそらくこの女性が全てを知っている




第22話『再会の火の星』
ZONEの調査に出たヒビキたちは、サイデリアルの後ろ盾を得て暴れるマリーメイア残党をユーサーの遺志を継ぐインサラウム兵たちの援護もあり撃退、その後、怨嗟の魔蠍・バルビエルとの戦闘に。


バルビエルの攻撃からヒビキを庇ったのは、死んだはずのアドヴェント。まぁ、死んだと思ってませんでしたけどw
そして、なんと、その随伴者はアサキム・ドーウィン。火星のZONEからアサキムを解放したのはアドヴェントのようですね。やはり、何を考えているのか分からない。
メガノイドを一人討伐してた噂の快男児・波乱万丈もついに参戦で戦闘続行です。



戦闘後、アドヴェントとアサキムは去り、銀河中心部へ飛ばされていた他のZ-BLUE隊員たちと合流。
状況はどんどん厳しさを増していきますが、地球へと帰ります。

更なる絶望の予感