炎となった人類は・・・無敵です!!
第55話『死闘の銀河』
宇宙怪獣の巣を潰します。
真の終焉に向かう現在の宇宙怪獣の勢力はノリコの世界の宇宙怪獣たちの実に5倍以上と。
あっという間に銀河殴り込み艦隊の損耗率が35%を超える中、バスターマシン3号起動までの人類の命運をかけた7分間が始まります。
〈バァルとの決戦〉
宇宙怪獣の第一陣撃破でマップの背景が宇宙怪獣で埋め尽くされ、生物とは思えないほどのどデカい宇宙怪獣が出現。内部に超重力の崩壊現象を取り込んだそれは、エグゼリオ変動重力源。ノリコたちの世界のエクセリオン級の縮退炉を取り込んだ化け物で、そいつが居る限り作戦の失敗は確定と。
さらに、アドヴェントも出現。スフィアを使えるようになったアサキムとの交戦で去っていきましたが、その中で、この天の川銀河の中心点に御使いたちの本拠へつながるゲート・天柱があり、そこは全ての多元世界とつながっていると。
何はともあれ逆に作戦開始7分のバスターマシン3号が起動する前に、このエグゼリオ変動重力源を潰さなきゃいけなくなりました。
〈勝利を〉
決戦の途中、銀河殴り込み艦隊の第2陣が到着。その中のラルクは決戦兵器と化した翠の地球をエグゼリオにぶつけようとしますが、バスター軍団を身にまといダイバスターとなったノノがそれを止めます。
ぶつけ合う裸の心。そんな中、援軍としてやって来たベックの調べにより、やはり伝説のノノリリはノリコのことであり、ノノやラルクの世界はノリコたちの世界の12000年後であると判明。ノノはそれでも、ラルクこそがノノにとってのノノリリであると叫びますが、まさにその時、ラルクはあがりを迎えて戦場から撤退と。
〈12000年〉
戦闘が進み、バスター軍団の縮退炉を取り込んだディスヌフは本来のバスターマシン19号として覚醒。
ダブルいなずまキックがエグゼリオに炸裂。さらに、マクロス7のマックスから入電。宇宙怪獣に押され切っていた周辺の艦隊にレドたちの人類銀河同盟、ゲペルニッチたちプロトデビルン、人類を理解してくれたバジュラたちが援軍として到着。そしてヒディアーズすら独自に宇宙怪獣と交戦。
サイデリアルを再編成したサルディアス、ダバラーン、シコクまでも。
そして、奇跡は起こりました。
エグゼリオは第2のビッグバンを起こしかねない事象を引き起こしかけ、ノノは自分の存在を持ってそれを防ごうとします。そんなノノを皆の元へ帰したのは翠の地球に込められた全ての人々の願い。12000年前、ノリコとカズミを見送ったユングが初代大統領となって翠の地球に仕掛けた『オカエリナサ“イ”』のメッセージと共にラルク、ノリコ、カズミに迎えられて、ノノはZ-BLUEに帰ってきました。
〈翠の地球に刻まれたメッセージ〉
あー、泣いた。
地球最後の日まであと22日
第56話『覚醒』
御使いたちの本拠、カオスコスモス。
真徒と呼ばれる御使いたちの配下に囲まれる中、トライア博士は四方にスフィアリアクターたちを配置させ、ひとつの儀式を行うことを指示します。
その途中、現れたアドヴェントは御使いの力をもってZ-BLUE全体を完全支配。どうしようもないかと思われた時に響くAGの聞き慣れた声・・・『さぁ、今日も張り切って・・・』
〈刷り込まれていたキーワード〉
『商売、商売!!』
ということで、時獄篇の最初からDトレーダーにてAGが部隊の全員に言わせていたこの合言葉はいつか来るこの時のためにAGが仕掛けていた精神支配の言葉だったと。これにて、アドヴェントの呪縛は解け、勝手に精神支配のキーワードを埋め込んでいたAGへの怒りもあって自由を取り戻しました。あと、唯一この言葉を言っていなかったヒビキもみんなの呼びかけで支配から脱却。
そして、トライア博士の仕掛けた『真化融合』の結界。自分たちのマシンにや万物全てに宿る意志を引き出し、それを力にすると。その核は、Zクリスタルの力を全て受け入れたエスター。
精神ポイントも気力も武器の攻撃力も(+2000)全てが天元突破したこの力で眼前の敵を倒します。
敵は撃退したものの今回の真化融合で地球の人々のエネルギーの3分の1使っちゃって、一気に制限時間が10日も縮まりまりました。
そして、AGの正体はジエーやエルガン・ローディックを含むジ・エーデルの融合体でした。ま、いろいろありましたけど、Z-BLUE全員でボコボコにすることで、一同納得と。
〈重要な選択肢は正道で〉
地球最後の日まであと12日
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