SF(すこしふしぎ)なミュージアム♪
※今回の横浜旅行のミュージアム以外のレポートはこちら。
→ ストイックな横浜周辺の旅。日本一小さい牧場とか。
今回の横浜行きのメインである川崎の藤子・F・不二雄ミュージアム(以下、ミュージアム)。その様子をピックアップしてレポートしてみます。
まず、ミュージアムの最寄り駅には、JR南武線の登戸駅と宿川原駅があるんですが、今回は、専用のシャトルバス(210円)が出てる登戸駅から。
オバケのQ太郎の足跡も混じってる停留所で並んで、ドラえもんの降車スイッチを眺めつつ、一路目的地へ。
〈登戸駅は乗換駅なんで平日朝は結構な人〉
到着。時間はまさに10時00分。平日でもたっぷり親子連れとかで賑わっております。
〈ミュージアムの窓は第1話のコマワリになってるそう〉
入り口ホールでの説明の後、展示室に向かう人は受付でひみつ道具の『おはなし電話』を受け取るんですが、通(ネットのオススメ)はいきなり、3階にあるはらっぱへ行きます。
はらっぱは撮影スポットなんですけど、子供たちが来ちゃったらおっさん一人で撮影なんて出来ませんからね。係員のお姉さんにお願いして撮ってもらってw
〈我らが主役〉
〈壁から飛び出すオバケのQ太郎〉
〈日向ぼっこしてるパーマンを横目に〉
〈コロ助とベンチでくつろぐ幸せ〉
続いて、まだまだ展示室へは行かず、はらっぱの横のミュージアムカフェへ。
〈ジャイアンが歌いながらお出迎え〉
カフェには開館から1時間限定の『先生の朝食』(620円)というメニューがあって、先生の毎日の定番朝食を再現したモーニングセットがあるんですよ。それを食べねば。
〈上質なモーニングという感じ〉
あと、せっかくだから、ラテアートのイラスト付きのカフェラテ・コースター付き(570円)と二度と来れないだろうからドリアモン(1600円)も注文で。
全部で2500円を超える超豪華な昼飯ですけど、たぶん二度と来れませんからね。後悔はしたくないと。
〈なんとドリアの中でチーズとあんこのハーモニー〉
腹も満腹になったところで、受付で『おはなし電話』(無料)を受け取り、展示室へ。
基本的に展示室は撮影禁止なんですけどね。
すごく、先生への愛情を感じる丁寧で凝った展示が多いです。漫画の描き方の工程も実物の作業台にホロでドラえもんやのび太が現れていろいろ作業をし、原稿の方はまた別の技術でもって、そのドラえもんたちの動きに合わせて完成していくと。
今はもうこういう表現ができるんだと感心しました。
ドラえもん以外の作品についても凝った展示様式で『おはなし電話』の解説も付いて。先生が『徹子の部屋』に出た時の映像とかも見られてね。展示物の中では、漫画の神様・手塚治虫大先生が描いたドラえもん色紙とともに先生に送られた愛情たっぷりの直筆手紙とかね。なんでしょうね、感動したんですけどw
それに加えて、手塚治虫大先生と藤子不二雄のお二人が共演したテレビ番組も流されてて、手塚治虫大先生が『彼らの作品を一目見た時から、これは後輩ではなくライバルになると確信した。』という愛情と期待溢れる場面の映像とかも流されてて、それがまた感動。
先生の生涯を辿るコーナーのラストでは、『おはなし電話』から先生が亡くなった際の状況がしっとりと伝えられて、そこで号泣ですよ。まさか、博物館で泣くことになるとは・・・周りに人が居なくて良かったけど、あれは泣かせに来てますな。
というか、意識を失うその時まで机に向かってドラえもんの原稿を構想中で鉛筆を持ったままとか・・・美しく、格好良すぎるでしょ。
ちなみに、通常展示室の終わりは奥様から先生へのメッセージで終了。娘さんたちを楽しませるためにいろいろ活動してたり、もの凄い多くの趣味を持ってたり・・・凄い人だったんだなと。
通常展示は撮影不可なんですけど、今年の開館5周年記念で先生の原画が撮影可能な展示室が定期入れ替えであって、記念すべきドラえもんの第1ページ目とかも先生手書きのセリフ付きで観られます。
〈行くなら今年がオススメ〉
〈記念すべきドラえもん初登場シーン〉
〈徹子の部屋に出演した時の先生〉
他にもミュージアムのはらっぱに潜んでるひみつ道具にスポットあてた話とか、たくさんの話の原画が見られるようになってて、それを読むだけでも楽しい。
〈屋根の上にコロバシヤ〉
〈中庭では木こりの泉からきれいなジャイアン登場〉
展示室を見終わった後は、20分ほどのショートムービーが観られるFシアターへ。
〈受付〉
今は、ドラえもんとポコニャンをコラボしたオリジナル作品上映しており、オリジナルのOP&EDも藤子不二雄キャラクター満載で満足しました。
そして、ショートムービーを観終えた後には、晴れた日限定で、お姉さんからこのミュージアムだけでしか観られないひみつ道具を出してもらえます。粋な計らいだ。是非、訪問の日は晴れてることを祈ってほしいですな。
最後は、はらっぱのギフトショップだけで売られてるドラえもん刻印入りのどら焼き(210円)を購入して実食。
〈正直腹いっぱいだったけど、食べねば〉
ミュージアムショップで限定ガチャポンや限定フィギュアとタケコプター型のヘアバンド購入してミュージアムをあとにしました。
いやぁ、結局、ミュージアムだけで4時間弱居ましたね。わざわざ、新大阪からここまで来て、他の観光予定の時間とかはごっそり無くなっちゃいましたが、それだけの価値は絶対にあります。ぶっちゃけ、これで入館料1000円は安いですな。
けんちーがね、そこまでドラえもん好きかと言われたら、てんでど素人でふつーレベルのドラえもんの知識しかないんですよ。つまり、そのけんちーがこれだけ満足してるということは、一般的な日本人はほぼみんな満足できる凄いミュージアムじゃないかな・・・そんな大げさなことを書きながら、今回のレポートを終わります。
けんちーと同じように関東地方以外在住の人がわざわざ足を延ばしてでも行く価値あると思いますよ♪

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