演舞終幕。
圧倒的な慶狼の力の前に諦めかけた岱燈。それを立ち直らせたのは、それぞれの戦いを満身創痍で切り抜けてきた仲間たちの姿と頼羅の気合入れでした。
〈駆けつけた劉コウたち〉
それにしても、慶狼の体から生えた史明の首は気持ち悪いですなぁ。
〈史明〉
あくまで星の運命と自身の妄執に縛られた慶狼と『覇軍』に縛られず一人の人間として戦った岱燈。2人の激突は岱燈の勝利に終わりました。
〈終わらせる。終わらせてやる全てを!!死ぬが良い!覇軍!! by 慶狼〉
〈だから、そんな名前で俺を呼ぶな!俺の名前は岱燈だーーー!! by 岱燈〉
その直後、慶狼の手を離れた賢嘉爛舞は汰臥帝の元で解放されました。
〈賢嘉爛舞は汰臥帝の元へ〉
ラストで星空の下語り合う頼羅と鳳星。なんか岱燈が死んだのかと思わせる雰囲気だったので焦りましたが、普通に生きてました。良かった良かった。
〈岱燈生きてた〉
〈ねえ、鳳星くん。私思うんだ。岱燈はああ言ってたけど、やっぱり星の運命はあるって。〉
〈だって、見てよ。星は北辰七星だけじゃないもの。
この輝く星ひとつひとつがきっと誰かの運命を司る星なんだよ。 by 頼羅〉
獣神演舞。いや、普通に面白かったです。当初は、女っけが少なくて男臭かったですが、以降出てくる女性は皆魅力的で、物語自体もまとまってました。なかなか良作だったなぁ。