おい、アルトお前はそっちか!?
重大なダメージを受けたフロンティア。オズマ・シャリーから三島の大統領暗殺の報を聞き、さらにSMSが解体され軍に編入されることを知った艦長はマクロスクォーターの全乗組員にある重大な決断を迫るメールを送信します。
一方、再び脚光を浴びるようになったシェリルの歌にランカよりは微弱ながらフォールド波が検知されるようになりました。しかしこれは、以前からシェリルが苦しんでいたヴァジュラ由来のウイルスが脳まで達してしまったことの証明でもあるようです。
このことを知った三島はランカの代わりとして即座にシェリルにアプローチ。シェリルは、『無理して歌う必要はない』と言うアルトの言葉を振りほどいて、三島の提案を受け入れます。
〈もう良い。もう無理して笑わなくて良い。歌わなくて良いんだ。
嫌よ!!私は歌うわ。私にはもう歌しかないの!
それだけが私の生きた証なのよ!! by シェリル〉
〈俺が居てやる。
お前が歌うなら俺はその最後の瞬間まで俺はお前の傍に居る!! by アルト〉
艦長に賛同したSMSの7割ほどは軍からの離脱を宣言。
〈我々は現時刻をもって兵隊から海賊へ鞍替えする。
最初の獲物はこの艦だ!!
行くぞ、野郎ども!!碇を上げろーーー!! by ジェフリー〉
マクロスクォーターを強制発艦。フォールド安全圏へ向かい艦を進めます。
三島の演説に添える花として歌わされてるシェリルの『ノーザン・クロス』をBGMにSMS部隊とフロンティアからの追撃軍の戦闘が開始されます。
〈ノーザン・クロス〉
その追撃軍の中心はなんとルカとアルト(!)。
そのアルトはオズマと熱戦を繰り広げ、互角の戦いを演じます。
〈気に食わんトップのために血を流すのは趣味じゃなくてな。
俺の大事な女たちを守るにはこれがベストのやり方なのさ。 by オズマ〉
〈女って・・・。それが大人の言うことかよ!! by アルト〉
〈早乙女アルト!!お前の翼は何のためにある!? by オズマ〉
結果としてフォールド安全圏までたどり着いたクォーター。オズマの言葉に絶叫するアルトを残したままクォーターはフォールドアウトして行きました。
〈アルト・・・ランカは自分の道を選んだ。
俺も俺自身の道を選ぶ。お前は・・・何処へ行く?〉
んー、最初は『アルト、何考えてるねん、コイツは根性なしか』とか思いましたがよく考えると愛しのシェリルが三島の元で歌う決意をした以上、この選択も止むを得ないのかも・・・とも思いますね。
ラストシーン。前回旅立ったランカ・アイくん・ブレラの一行はヴァジュラ発祥の星へたどり着いた模様。
〈ヴァジュラ発祥の星(?)にたどり着いたランカたち〉
三島の暗殺部隊を逆に皆殺しにし終わったグレイスの姐さんも、えらい興奮してました。
〈ヴァジュラの真の女王の住まう星。私たちの宝島に!! by グレイス姐さん〉
なんか、やけにエロいですけどw なんで、最後自分の胸揉みましたか?
次回、『トゥルー・ビギン』。ヴァジュラ発祥の星でランカたちは何を知るのか?アルトの選択は?
最終回間近です。