日番谷冬獅郎を処刑せよ。
ってことで、BLEACHの2作目を見ました。
今回は戦闘メインでしかも腐女子の皆様方に大人気の冬獅郎中心。見終わってみるとやはり1作目は名作だったなぁと実感します。
ストーリー
尸魂界にある王族の秘宝「王印」。それを警護及び運搬していた日番谷・乱菊率いる十番隊が謎の集団に襲撃され王印が奪われてしまう。同時に、首謀者と刃を交えていた日番谷も失踪を遂げる。その後、現世の森にある気配を感じた一護は砕蜂に王印が奪われたということを聞かされる。
〈姿を消す冬獅郎〉
そんな中一護は森の中で傷つき「クサカ」という言葉を残して倒れた日番谷を発見し保護するが、何も言わずに去ろうとする日番谷と刃を交えてしまい、加えて日番谷は突如現れ日番谷の身柄を要求してきた「イン」「ヤン」達を追うように立ち去ってしまう。
〈赤と青のミニスカートを履いたインとヤンが可愛いのですな〉
その後、一護は合流したルキアと恋次、そして織姫ら現世メンバーと共に日番谷を捜索するが、『氷輪丸』による攻撃で京楽は重傷を負い、そして同時刻に檜佐木、吉良率いる日番谷捜索部隊を日番谷が退けたことで、山本総隊長並びに尸魂界は日番谷への疑念を強め、日番谷処刑の決定を下す。
反逆の疑いを掛けられながらも全てを捨ててある決意を秘める日番谷。そんな中一護は今までの日番谷の行動の真意に気付く。だが王印強奪から発した事態は尸魂界を巻き込む未曾有の危機を迎えようとしていた。(wikipediaより)
以下、見所を箇条書きで。
・物語後半、王印の力で現世から双極の丘まで一瞬で転移してきた草冠と冬獅郎。冬獅郎を敵とみなして包囲する死神たちを制したのはかつて冬獅郎と同じ待遇になったことのある一護でした。
〈対峙する死神たちと冬獅郎〉
〈一人で何もかんも背負おうとするんじゃねえ!!
手前の苦しみもその覚悟も手前の仲間に受け止めさせろよ!!〉
〈手前一人でしょいこむことで
周りの奴らがどんな思いをするのか考えたことがあるのかよ!?
お前みたいに人に頼れないやつのことを俺はよーく知ってる。 by 一護〉
〈家族だろ、俺たち。
嬉しいことも悲しいことも独り占めは無しだ。
じゃないと・・・俺たち、寂しいじゃねえか。 by 一心〉
自分のせいで母親を失った子供の頃の一護は、今の冬獅郎と同じように自分ひとりで悲しみを抱え込んで家族にも背を向け、周りをかえって悲しませてたんですな。
その時、一護の悲しみを受け止めてくれた親父と同じように冬獅郎を説得する一護。やっと冬獅郎の誤解が解けたところで草冠が王印を氷輪丸の全力攻撃で開放。本来、冬獅郎の卍解で攻撃して王印の力を制御する予定だったんですが卍解出来ない草冠の攻撃では制御できず、草冠もろとも暴走し始めます。
〈俺に応えよ、王印!!
卍解の力で王印を開放することは出来なかったが、だが・・・今の俺なら!!
by 草冠〉
〈暴走する草冠VS護廷十三隊〉
・その草冠に最初に攻撃を加えたのは全力の剣八。奇声を上げテンションMAXで向かっていった剣八でしたが数度のつばぜり合いの後、撃墜されました。いやぁ、剣八がやられるシーンとかかなりレアですな。
〈剣八があっさりやられるのは珍しい〉
・その後、形態を変えて王印の力を更に解放、尸魂界を滅ぼそうとするする草冠。爆風が納まった後、一護たちの見たものは周囲を包む結界と草冠の城ともいえる巨大な塔でした。
尸魂界が滅ぼされないよう外部から山本総隊長中心とした死神たちが結界を抑える中、塔(っていうか崖)を登っていく一護たち。大量に襲ってくるホロウたちは砕蜂と夜一の隠密コンビで抑えてもらい、草冠の攻撃で化け物にされたインとヤン(可愛かったのに・・・)は恋次や隠密コンビ、乱菊、一角、弓親、まだまだ元気だった剣八の援護で抑えてもらい崖の上へとたどり着きます。
〈結界外部で王印の力を食い止める総隊長たち〉
〈塔ごとぶった切る剣八〉
・崖の上には大量の強化ホロウとメノスたち。王印の力で瞬時に再生するメノスたちに流石に苦戦する一行。セロの集中攻撃が迫る中、一行を護ったのは無数の桜。もちろん、白哉ですな。まぁ、腐女子のためにも活躍しない訳が無いですしw
〈殲景・千本桜景厳。 by 白哉〉
・一角も劇場版で始めての卍解をし、他のキャラもろとも全力攻撃で一護と冬獅郎のために草冠への道を切り開きます。
〈松本!悪いが道を作るのは俺一人で良い!!
日番谷隊長、松本!皆には内緒にしてくれよ。〉
〈卍解!!竜紋鬼灯丸!! by 一角〉
で、当の暴走草冠は冬獅郎の卍解・大紅蓮氷輪丸とホロウ化一護の零距離月牙天衝であっさり過ぎる撃破。ついに、冬獅郎と草冠の再戦が始まります。
〈大紅蓮氷輪丸!! by 冬獅郎〉
〈月牙天衝!! by 一護〉
・決闘は、もちろん冬獅郎の氷輪丸が草冠を貫きEND。最後まで草冠の口から『済まなかった』とかそういう言葉は出ませんでしたが、最後まで思いっきり戦うことが出来た草冠にはもう心残りも無いでしょう。
〈終わりにしよう。 by 冬獅郎
ああ・・・そうだな。 by 草冠〉
〈やっぱり、お前は天才だよ。なんせ、俺を2度も殺そうっていうんだからな。
草冠・・・俺たちずっと友達だ。 by 冬獅郎
なぁ、もし俺が・・・。 by 草冠〉
草冠が2度目の死を迎えると共に、王印の力は納まり、メノスたちも消滅。最後は、一護と冬獅郎の定番の掛け合いを挟んでEDとなりました。
〈戻ろうぜ、冬獅郎。 by 一護
・・・冬獅郎じゃねえ。・・・日番谷隊長だ。 by 冬獅郎〉
・EDの後は冬獅郎と乱菊の2人が草冠の墓参り。絆の深まった2人は乱菊の提案で温泉に行った・・・のかもしれません。
んー、今回はホントラストの戦闘がメインでした。腐女子の皆さんには大人気の冬獅郎をメインに据えて、メインオリジナルキャラの草冠も男でそんなに魅力を感じませんでしたなぁ。何度も言いますが、1作目は良かったなぁ。なんて言っても、見るたびにラストは泣いちゃいますし。ま、斎藤千和さん演じる茜雫が最高だったわけですがw
http://d.hatena.ne.jp/kenchi555/20081031/1225443863 ←一作目の感想
でも、最後に草冠がグダグダと騒動起こしたことに関して理由を捏ねなかったのが良いですな。最後に『冬獅郎すまなかったな・・・。』とでも言えば、綺麗にまとまったのかも知れませんが、その展開よりはこっちの方が好きです。
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