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『GOEMON』

絶景・・・絶景・・・!!
けんちー的満足度・☆☆☆☆★
先週のTOHOシネマズデーに見に行った映画の感想をちょこっと。
とりあえず、満足しました。
以下、散文ながら思いのほかネタばれしちゃったので気をつけて。



















あらすじ
織田信長中村橋之助)を暗殺した明智光秀が討伐され、豊臣秀吉奥田瑛二)が天下を取った時代。超人的な身体能力を武器に金持ちから金品を盗み、貧しき者に分け与える盗賊・石川五右衛門江口洋介)がすい星のごとく現れ、庶民を熱狂させる。そんな中、五右衛門は盗み出した財宝の中に重大な秘密が隠されている南蛮製の箱を見つけるが……。》(YAHOO映画より)


散文で断片的な感想を。

・大阪の祭りの夜。ある豪商(六平さん)の家に忍び込んだ五右衛門。この後、大屋根の上から大量の民衆に向けて盗んだ宝をばら撒き『絶景・・・絶景・・・!!』と大見得を切ります。ただ、その裏で石田三成の命を受けた凄腕の忍・霧隠才蔵が暗躍。



・盗みに入った後、花町で遊ぶ五右衛門。ミニスカ着物の美人さんたちが画面全体で色っぽい踊りを。
何ていうか、この映画の女性は全員妖艶で色っぽい美人なんですな。



・貧民街にてキーアイテムである謎の箱を気軽に渡しちゃった子供を捜す五右衛門と使いっぱしりの猿飛佐助(ゴリ)。このゴリが最初から最後まで重要な役をこなすんです。最後の関が原の結末、歴史を変えたともいえる・・・。ホントに良い役貰いましたね。




石田三成の命で謎の箱を追って来た才蔵と五右衛門の対決。ここに徳川家康の命を受けてきた最強の忍・服部半蔵も乱入。実は、才蔵と五右衛門は師である半蔵の特訓を幼少から受けてきた親友同士で今でも仲良しですw
半蔵は物凄くストイックですが。



・大きな因縁から秀吉暗殺の為に忍び込んだ大阪城で再会する五右衛門と茶々(信長の姪)。五右衛門は長い間、大恩ある信長の命で茶々を護衛し続けていた過去を持っていると。



・映画のクライマックスの1つ。宣教師から手に入れた最新式の砲台やガトリングガンを華に朝鮮出兵を宣言した秀吉の前に並ぶ配下たち。要潤演じる三成は、部下の才蔵を使って秀吉の暗殺を画策。ここに、徳川家康の暗躍、茶々の想い、それを受けた五右衛門の覚悟が交差して物語が過熱。



・暗殺を免れた秀吉は捕らえた暗殺の実行犯を民衆の眼前で釜茹でにすることを宣言。そして、歴史に残る釜茹でシーンで実刑にされたのは・・・!!



・太閤秀吉。石川五右衛門の釜茹で』を目の前で見せられ、その最期の言葉を聞いた五右衛門は秀吉を殺すべく単身・大阪城へ。
全ての敵を切り抜け、大阪城天守閣で語り合う五右衛門と秀吉。
『天下の味はどうだった?』と聞く五右衛門に『自由の味はどうだった?』と聞き返す秀吉。
この映画ではどう考えても憎い敵役だった秀吉ですが、その敵役にも矜持ありと。



・秀吉死亡から後、関が原の戦い前夜に五右衛門を送り出す茶々。
広末涼子・・・久しぶりに見ましたが、美人は美人ですね。着物ってのはやっぱり日本男子の心を動かすのかな?



石田三成の陣営と徳川家康の陣営がぶつかり合う関が原。
信長の鎧(写真では兜被ってないけど赤い西洋甲冑)に身を包み、信長より授かりし天下布武』の双剣を掲げて両陣営をイカヅチの如く切り裂く五右衛門。
日食で暗闇に包まれる中数万の兵を引き裂き一刀の元に三成を切り裂いた五右衛門は、続いて東軍へ。
服部半蔵さえ退け、徳川家康の首へ五右衛門の手が伸びた瞬間・・・日食が終わり、辺りは日の光に包まれて・・・!!この後のシーンはDVDでも良いから一度見て欲しいですね。




『GOEMON』。久しぶりに良い映画見ました。少なくても、レッドクリフ見に行くよりは良かったかなぁと思いました(見てないけど)。本能寺の真実に、五右衛門と信長の繋がりに、才蔵との友情、そして関が原まで続く五右衛門の一生と。
クライマックスとよべるシーンがドンドンドンと繋がれて非常に見応えがありました。見て損は無いと思います。(完)