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初めての横浜・鎌倉旅行3日目。

源氏、縁(ゆかり)の地を巡る。
※携帯での現地更新と大阪での振り返りが混じってます。



5時31分。(リアルタイム更新)
おはようございます。
早いですが、もうホテルを出ようかと思ってます。
まずは、源頼朝鎌倉幕府守護のために作ったあの場所へ。

窓からの風景



6時10分。
鎌倉駅前に降り立ちました。人少なし!!
  
人気(ひとけ)の無い鎌倉駅



6時21分。
若宮大路を通って、鶴岡八幡宮へ。
  
  
若宮大路



ここは何と言っても鎌倉のシンボル。源頼朝が源氏の守護神として、また、鎌倉の街づくりの中心として築いた古都鎌倉を代表する神社ですね。
先月の頭に強風で倒れた本宮脇のオオイチョウの残骸も見ましたよ。
  
鶴岡八幡宮


  
境内に入って左側。ひっそりとした平家池。



その前に咲くサクラ(?)


  
境内に入って右側。ちょっと豪奢な源氏池。



先日の大風で折れた八幡宮のシンボル(だった)オオイチョウ



で、本殿の下にあるのが、舞殿とも呼ばれる下拝殿

舞殿



舞殿と本殿



静御前が舞った舞台



こんな感じ。(淡路島レポートから流用)



ここで、お腹に義経の子供を宿した静御前が、北条政子の命で舞わされたんですね。北条政子の目的は、妊娠した身での舞いにケチをつけて静御前を処刑する口実を作ることだったんですが、その場で静御前はまさかの義経を想う舞いを舞ったと。
詰問された静御前は、自分の義経への想いを政子の頼朝への想いに照らし合わせることで、処刑されるのを見事に防いだと。
でも、その後、静御前は自分の子を生き埋めの刑にされるという自分の死より辛い想いをすることになるんですね。むぅ〜、ドラマチック。


ちなみに、鎌倉一の観光客数を誇るこの鶴岡八幡宮ですが、流石にこの時間だと人はまばら。寺社はやっぱり朝来るのが一番ですね♪
  
社を守る坂東武者(ちょっと表現おかしい?)



本堂



6時51分。
鶴岡八幡宮の南西から路地を抜けて、JRの踏切を渡り、寿福寺へ。
ここは鎌倉五山(代表的な禅寺)の第2位、北条政子が頼朝の没した次の年にその御霊を弔うために築いたとされているお寺です。

寿福寺


  
  
苔むした静かな禅寺



聞こえるのは鳥のさえずりのみ



ウグイスの鳴き声だけが響き渡る境内を進み、奥にある北条政子源実朝(頼朝と政子の息子)の墓に参拝してきました。いやぁ、凄いですね、お墓にしてもめちゃくちゃ立派というか何と言うか・・・ちなみに、ここには俳人として有名な高浜虚子など偉人たちも眠っています。

朝っぱらから墓場へ




北条政子の墓


  
母の墓所の幾つか隣に源実朝の墓



7時15分。
寿福寺の裏山から誰もいない墓場を抜けて、源氏山公園方面へ。はっきり言って、初めて鎌倉観光に来た人が行くようなルートじゃありませんでしたw もう完全に登山で。『オカシイな、オカシイな。』と思いながら、薮に覆われた狭い獣道をドロドロになって進んでいくけんちーでした。
  
  
何故かガッツリ登山



7時24分。
何故か、源氏山の頂上を制覇したけんちーは、朝のジョギングに来ていたお爺ちゃんに道を尋ねて、源頼朝にお目通りを。


無駄に山頂制覇




今回の旅の主役・源頼朝



この像、1980年に頼朝の鎌倉入り800年を記念して建てられたそうでかなり立派でした。


7時37分。
源氏山の下山途中にある銭洗弁財天宇賀福神社

銭洗弁財天入り口



洞窟を抜けて境内へ



源頼朝が神さまに、ここの霊水で神仏を清めるようにと伝えられた、金運上昇の福を授かることができる有名な神社です。けんちーも、一万円札をざるに入れて霊水で洗ってきましたよ。おそらく、今日ここでお金を洗ったのは僕が一番!!

一万円札をサラッと洗ってきました



7時57分。
続いて銭洗弁天から西の方角へある佐助稲荷神社へ。
  
山間の住宅街の奥に


ここも源頼朝に大きな縁のある場所で、こちらは出世・開運のご利益があると言われています。

佐助稲荷のお話。
源頼朝が伊豆に流されていた際、夢に翁が現れ平家討伐の挙兵を命じた。頼朝が翁に名を尋ねると『隠れ里の稲荷』であると答えた。その後、平家討伐を果たした頼朝は隠れ里の稲荷を探させ、現在の地に社を建立。佐殿(すけどの)と呼ばれていた頼朝を助けたことから、この神社は佐助稲荷の名で呼ばれることとなった。


ちなみに、この辺全部、すごい観光スポットなんですが、けんちー以外誰の姿も無く・・・やはり早朝の観光は素晴らしいですなw
  
隠れ里の稲荷



お狐さま



参拝



8時42分。
再び、八幡宮の脇まで徒歩で移動して、鎌倉街道で峠を越えて、北鎌倉エリア・建長寺(300円)へ。

鎌倉街道を徒歩で移動


  
建長寺



ここは、鎌倉五山・第1位の禅寺。
立派な山門をくぐり、仏殿を拝んだ後、その奥の法堂(はっとう)へ。鎌倉五山で唯一現存する法堂には禅の苦行で骨と皮だけになったお釈迦様の像と天井に描かれた雲竜図が。何か、ちょっと感動すら覚えました。

三門



法堂



苦行釈迦像(禅寺なので)



立派な雲竜図



法堂からさらに境内を奥へ奥へと進むと、長い石段を経て半僧坊へと至ります。
この半僧坊へ至る石段にはたくさんの烏天狗たちが陣取っており、なかなか神秘的で異様な雰囲気を放ってます。
  
半僧坊は山の上


  
見えてくる守護者たち



最後の石段


  
  
烏天狗たち



そして、半僧坊の本堂横には富士見台があって、そこから綺麗な富士山も見えました。あー、朝からひたすら歩き回ったけんちーへの最高のご褒美でした♪

写真ではうっすらとしか見えませんが、感動



下界を見下ろして



9時37分。
北鎌倉駅

いざ、横浜へ


ふ〜、これにて今回予定してた鎌倉の寺社巡りは終了。大船駅でロッカーに預けてた大荷物を取り出して、鎌倉・江ノ島エリアから離れます。


9時53分。(リアルタイム更新)
鎌倉エリアでいくつか寺社巡りして満足したんで、横浜エリアへ戻ります。
で、ちょいちょいと観光を。


10時42分。
JRで横浜駅へ戻り、そこからみなとみらい線元町・中華街駅へ。
アメリカ山公園に居ます。
  
アメリカ山へは構内のエレベーターから直結で


その横にある外人墓地は、公開が正午から(公開されるのは土日祝のみ)だったので、ひとまず記念館だけ覗いて、港の見える丘公園へ。
横浜ベイブリッジや横浜港が良く見えました。
  
横浜外人墓地の資料館



開園前は猫たちの憩いの場



ここは見て行けと啓示を受けました



  
港の見える丘公園



横浜ベイブリッジ



11時09分。
横浜中華街入り。

横浜中華街突入


  
  
ちょっとだけ散策



正直、ヘトヘトだったので、適当に見て回ってすぐにお昼御飯に決めてた梅蘭(バイラン)へ。るるぶにも載ってるだけ合って、すごい人気ですね。15分ほど並んで店内へ。
名物の梅蘭焼きそば(900円)と杏仁豆腐(320円)を頂きました。噂に違わぬ美味しさでした。
  
行列



芸能人のサインとかも




梅蘭焼きそば(900円)+杏仁豆腐(350円)
  確かに美味い。また、横浜に来たら入っても良いなと思うレベルです。



店を出た後は、護国救民の神である天上聖母を奉った横浜媽祖廟三国志の英雄であり商売の神でもある関羽を奉った関帝廟を見学して横浜中華街から撤退。ド派手ですねw
  
横浜媽祖廟。派手。


  
関帝廟。こっちもド派手w



関羽



12時25分。
中華街からまたもや元町側まで移動して(結構遠い)、横浜外人墓地へ。
募金名目の志納金は200円。あんまり、僕は分かってなかったんですが、割と観光地っぽくなってるんですね。公開されてるのは、外人墓地の一部ですがそのお墓の主の経歴とかが書き込まれたパンフレットも最初に受け取って・・・日本のお墓と違って聖書やマリア様、像とかが立ってたりと見てて飽きません。

マリア様の像



聖書



祈りを捧げる像


  
  
  
  
散策



この公開されてる部分は、普通のお墓とはちょっと意味合いが違うみたいですね。上手く伝えられませんが、何となく。



13時31分。(リアルタイム更新)
さらば、横浜&鎌倉!
ってことで、元町・中華街駅横浜駅→新横浜駅で、博多行き新幹線に乗りました。
あとは、寝過ごしさえしなければ、自宅から徒歩五分の場所までこの700系くんが連れていってくれるはずです。
  
大阪へ



16時05分。
新大阪の我が家へ帰ってきました。
基本的に、歩き詰めな観光スケジュールでヘトヘトになりましたけど、フリーの時間になってからは晴れてたし、組合系のイベントってことで、行き帰りの交通費タダだしで非常に満足いく旅行でした。