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『キングコング: 髑髏島の巨神』鑑賞。〈ネタバレ感想あり〉

この島で、人類は最弱。




けんちー的満足度・☆☆★★★(2.4)




8時34分。
おはようございます。
今日明日はどちらかで、高校野球を観に行こうかなと思ってたんですが、今日は大阪桐蔭高校履正社智弁学園でしょ。
今から行っても入れるわけがねー。しかも、明日は雨っぽい・・・ということで諦めるかなー。


で、まぁ、本日公開のドタバタ映画観てきます。




9時15分。
大阪桐蔭、1回裏で3点入れて、なおもノーアウト1塁3塁。強そうですなぁ。
そろそろ、出るかな。


で、知らなかったけどしばらく前のバッターボックス裏席のゴタゴタから、現在は『ドリームシート』という野球少年たちの招待席になったんですね。揉めたり一部の人が強引に独占するよりはその方が良いですよね。

去年から?




14時07分。
ムービックス尼崎にて本日公開初回11時からのキングコング: 髑髏島の巨神」(吹替版)観て帰ってきました。


この島、怪獣だらけ!


アメリカ版の『ゴジラ』(恐竜じゃない方)を作ったのと同じ会社が作ったこの映画、ネタバレ含めて感想をちょっとだけ書きます。一応ネタバレ注意で。




・うーん、ドタバタ未開の島怪獣アクションなので、細かいこと言うのは野暮なんでしょうけど・・・全てにおいて雑な感じでしたね。ひょっとしたら吹替版を見たが故の翻訳ニュアンスの違和感もあったのかもしれませんが。



・よく動く勢力として島内で4つのグループがあるんですよ。それがことごとく支離滅裂な言動をしてるというかなんというか。


調査のための学者たちを護衛する予定だった軍関係者。
 そのリーダーが戦争依存症入ってるおっちゃんで、仲間が乗ったヘリをコングに落とされたもんで、目の敵にしてて。途中までは通信が少し前まで繋がってた部下に合流するという名目だったんですが、ご丁寧にスカルクローラー(地中から現れる最も狂暴な群体のトカゲ)がその部下の頭蓋骨と認識票を目の前に落としてくれたのに、それでもコングへの恨みを晴らすと暴走します。ぶっちゃけ、このおっちゃんがまともならみんな無事に帰れたよねと。

戦犯



学者と特別に雇った傭兵(主人公?)グループ。
 軍人に振り回されてやられたりするんですが、傭兵の主人公ももうちょいしっかり軍の暴走野郎を止めればいいのにと。で、一番逃げそうだった学者さんが最後船で一番危険な場面に銃撃ちながら戻ってきたり・・・あまり理屈に合わない。で、その傭兵をGacktが不器用に吹き替えしてるので、まずは、その声のショボさを自分の中で慣らすところからスタート。

この顔でGacktのボソボソ喋りだからなぁ



島の守護神コング。
 ビックリするくらい人間に優しいんですよね。そもそも、調査のためとはいえ島にミサイル撃ち込んできたヘリを叩き落としたわけですが、コング的には理不尽に攻撃してくる軍人軍団から激しい攻撃を受けてるのに妙に民間人側の人は庇ったり。頭が良いってのでもないな、人でもあんな攻撃受けたら切れるわって場面でそれでも人守るから違和感が半端ない。

というか、ヘリのことは大分憎んでるから
  ラストで迎えのヘリを普通に落としそうなもんだったけど



コングの天敵、スカルクローラー
 地中から沸いてきて、人間は食いまくるし、コングも殺そうとするしなメイン怪獣。一番ブレが無かったですな。頭も良いんです。『みんなは逃げるんだ。』と言って、手榴弾もって待ち構える兵隊さんを見て、食わずに尻尾でピーンとはじき殺す、見せ場殺しの状況判断能力とか。

小型からコングと同じくらいの大型まで揃ってます



・まぁ、でも、巨大なバッファローとかくちばしがのこぎりみたいになってる群体の鳥とか、竹林で遥か頭上から襲ってくるクモンガとか、岩に擬態してる巨大なナナフシとか怪獣いっぱいドタバタアクションはやはり面白かったです。

デカいけどおとなしい巨大バッファロー



竹林に紛れて鋭い脚が迫ってくる頭上の悪魔



・ちなみに、洋画にしては珍しく、スタッフロール後にCパートがあって、なんか続編へのつながりを流してました。多分、出演するのはゴジラモスラキングギドラです。なんだかなぁ。ま、観に行くと思いますけど。

今回の調査で見つかったのはコングだけじゃないわEND