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超ド級お祓いエンターテインメント、『来る』鑑賞。〈ネタバレ感想あり〉

××××が来る。

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けんちー的恐怖度・☆☆☆★★(3.3)

けんちー的満足度・☆☆☆☆★(4.4)

 

 

17時40分。

 一週間お疲れさまでした。

泊りのツーリング明けの風邪で苦しみつつ、20分残業1時間50分残業とあったんですが、今日は何とかギリギリいっぱい定時で終わりました。

 

 で、今日定時で終わったら映画観に行くと元相棒の直虎くんと話してたんで、17時40分上映の映画に間に合うべく、三国17時15分の阪急電車へと本気のダッシュ

きつかった。

 

 

17時40分~19時40分。

 大阪ステーションシティシネマにて、本日公開のJホラー『来る』を鑑賞。

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 〈アレは他人の姿と声でやって来る

 

 感想はこの最後に。

 

 

21時20分。

金曜日のジャストディナータイムに梅田じゃどこもゆっくりできないんでね、直虎くんに一駅移動して新大阪まで来てもらい(直虎くんの家は京都だから途上)、やよい軒でビール飲みつつ晩飯食って帰ってきました。

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時の広場

 

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にんにく醤油ソースのチキンカツ、超ビールに合います♪

 

さ、ちょっとだけ感想書きます。

ガッツリネタバレするので、観に行こうかなと思ってる人は、以下、見るの禁止で。 

 

 

・全体で言うと、怖さは前半に適度あり、後半は、アレを迎え撃つために日本の総力をもって、ド派手なお祓い場面が楽しい面白映画でした。

 

・前半はアレのメインターゲットである妻夫木聡とその妻子が襲われる割りとガチな展開で。主演たる岡田准一妻夫木聡の親友(笑)の知り合い程度のライターです。

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電話で来る

 

 で、物語中盤過ぎ、妻夫木聡が真っ二つにされて殺される辺りから、流れがガラッと変わってきます。後半はエンターテインメントとして楽しめます。

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物語の核はだれ?

 

・お祓いシーンに至るまではいろいろ面白かったですな。

 敵の戦力を減らすには敵が集合する前の各個撃破が基本。ということで、全国各地から日本一の霊能力者が集めた戦力の一角。友達の賑やかなユタ(沖縄の霊媒師)のおばちゃんたち。このおばちゃんたちが逆に格好良く戦うのかと思いきや、乗ったタクシーに事故起こさせてトラックでぶっ潰すとかね、不謹慎ですがタイムリーだ。

 で、会場整備を楽しく遊びながらやってた女子高生たちはアレをおびき寄せるための舞を舞う巫女さんたちで、超歴戦の陰陽師のおじさんたちは、新幹線でまとめて攻撃されるのを避けるために下車駅を分けて移動、カプセルホテルの狭い通路で正式な衣装に着替えて・・・とか、リアルな小ネタにニヤリとできました。

 

・役どころで言うと柴田理恵さん演じるおばあちゃんの霊媒師が良い役でした。日本一の霊能力者の友達で一昔前はふざけた霊能力者の建前でいろいろな心霊番組に出てたけど、実は本物。昼時、お客さんがいっぱいの繁盛してる中華料理店で片腕を千切り取られたりしつつも、最後まで重要な役どころを担ってました。

 

・で、映画としては、かなり面白かったんですが、結局のところ、アレの正体が何かはよく分かりませんでしたね。元々は妻夫木聡の田舎の人さらいする民間伝承の魔物ですが、千沙ちゃんに主に取りついたのも結局周りの大人全員がそれぞれに持っていた心の闇故ですし・・・劇中でははっきり語られてなかったけど、PVであるように人の心の闇がアレを呼んだのか。

 その闇の一環として、実際にはほとんど育児に参加してなく奥さんを追い詰めてたのに、妻夫木聡が作っていた対外的には神とまで呼ばれてたイクメンパパのブログ・・・けんちーもブロガーですから、同調する気持ちもいろいろありました。

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何にしろマコトちゃんが生き残って良かった〉  

 

ぼぎわんが、来る (角川ホラー文庫)

ぼぎわんが、来る (角川ホラー文庫)

 

 〈大丈夫、大丈夫。この単語に意味は無いので。