空想特撮映画。
〈ベムラーは出てきません〉
けんちー的満足度・☆☆☆☆★(3.8)
7時17分。
おはようございます。
新大阪のマクドナルドで単品グリドルソーセージ&ソーセージマフィン(300円)を購入。
今日行く映画と次の週末の行き先をコラボさせたようなマックフィズを買おうかだいぶ迷いましたが、普通の炭酸に240円(クーポン)は払えねーと、160円の桔梗信玄餅パイを購入。
うまうま。以前に、全国販売で鬼滅の刃とコラボしてたり、なかなか積極的ですな。
〈一回食べときたかった〉
8時18分。
さ、朝一の回でムービックス尼崎に行ってきます。
はてさて、否が応にも期待して、ハードル上げちゃってるんですが、ガッカリしないかな。
9時10分〜11時20分。
〈一般人受けは弱そう〉
11時37分。
キューズモールのフードコートで、丸亀製麺のトマたまカレーうどん得盛り(930円)食べてます。
張り込んだけど、普段、丸亀製麺あんまり行かないので、復刻中に一回だけ食べとこうと。
〈美味しいけど、復刻ごとに一回食べるのが良い感じ〉
ただし、ちょっとご飯が付いてきて、最後をおじやにさせたいなら、フードコート店舗でもスプーンが欲しいところ。(フォークしかないとのこと)
13時07分。
雨は朝に止んでますけど、かなりの強風吹く中、我が家に帰還。
腰の調子は、やっぱり、会社の重作業してない分、楽ですな。
さ、観てきた『シン・ウルトラマン』の感想を少しだけ書きます。当然、超ネタバレせざるを得ないので、観に行くつもりの人は、絶対見ないでください。
以下、ネタバレ警告。
・シンウルトラマンのデザインは、カラータイマーなしなのが最大の特徴ですね。まー、映画中でも長時間は戦えない設定ですが、流石に3分の設定は無理がありますし、その辺含めてなのかな。おさまりは悪し。
ちなみに、ピンチを知らせるカラータイマーの点滅の代わりに、残存エネルギーが少なくなると赤い流星マークが緑に変わります。初登場時、人と融合してないときは、全身シルバー。
シン・ゴジラの流れで行くと、ウルトラマンのスペシウム光線なんかは、大好きだったシリーズの『ウルトラマンファイティングレボリューション・リバース』ばりのド派手演出かと予想してましたが、昔を踏襲した地味さで。
そりゃ、リバース並みに、スペシウム光線の余波でビルとか壊してりゃ、ウルトラマン、速攻で敵認定ですけどね。
〈このシリーズ、最新の機器でやりたいなー〉
・劇中の歴史では日本にだけ怪獣あらため禍威獣が最近現れ始めた状態で、今までの禍威獣は人類が英知を結集して撃破/撃退済みで、プロフェッショナル・禍特隊が活躍。
劇中でウルトラマンがネロンガ、ガボラを倒して、その次に現れるのが、ブラザーもといザラブ星人で。もちろん、人類そそのかしたうえで、にせウルトラマンにもなってくれます。
まだウルトラマンが出現してから間もないからいいタイミングだとは思うんですけど、折角原作と違ってトンガリお目々じゃないんだから演技しろよと。
・ザラブ星人倒した後、神永隊員がウルトラマンに変身する動画が全世界にアップされたり、突如、巨大化させられた長澤まさみさんがオフィス街を催眠状態で闊歩しパンツを見せびらかしたり(見えません)のシュールな場面が来て、『物語、超巻きだし、人間関係グダグダしてるし、シュール過ぎてやっちまったんじゃねーかな、庵野さん。』と思ってた中盤のけんちー。
・ザラブ星人を前座にしてたのは、やっぱり出ました、大人気のメフィラス星人。長澤まさみさんをプレゼンのサンプルにして、人類を巨大化、超強化の兵器にできる技術の提供と交換に人類の上位存在になろうとしますが、それを許せば、全宇宙から地球人を傀儡戦力にしようとする異星人が押し寄せるので、日本政府に逆らってウルトラマンと禍特隊がその交渉をぶち壊し。
原作通り、ウルトラマンとメフィラスの一騎打ちになりますが、やべー奴に気付いたメフィラスは、状況がヤバいと判断したら、やっぱり原作通り『我々異星人同士が争ってもしょうがない』と好き放題やっといて退いていきました。
・終盤へ。
メフィラスがウルトラマンの背後に見たやべーやつは、光の国から派遣されたゾフィー隊長。そして、原作では死んだウルトラマンの復活・回収に来た隊長ですが、今回の目的は、完全に真逆。一人一人が巨大戦力の兵器化材料になると知れ渡ってしまった地球人類抹殺の命を受け、生体兵器ゼットンを設置・起動させること。
『光の国』こえー。130億も知的生物把握してるから、一種類消滅しても良いじゃんの考え方こえー。
生体兵器・ゼットンはウルトラマンが小人に思えるほどの大きさで強力なバリアを張り、原作どおりのトンデモ設定『一兆度の火球』を放つ準備に入ります。
この一兆度の火球、放たれたら、太陽系すら消し飛んで周りの星系まで余波が行く威力だそうです。
ウルトラマンが敗れ去り、各国政府の首脳陣は、打つ手なしと、人類消滅のその瞬間まで、一般人には空に見えているゼットンのことは秘密にすると決めた世界。
果たして、人類は生き延びることができるのか・・・ということで、あとはごまかします。
・トータル感想。
中盤で、個人的にちょっとグダッてないかと思えた今作ですが、観終わってみて一番の感想は、『庵野さん、ウルトラマン、マジで好きなんだなー』でした。
ザラブ星人のにせウルトラマンとか、『悪質宇宙人』メフィラス星人の人間らし過ぎてちょっと笑っちゃう性格とその『やばい、不利』と判断した時の引き際とかの原作のオマージュ。
逆に、終盤ではウルトラマンを救いに来るはずのゾフィーが光の国の命令で、人類を消し去るためのゼットンを置いていくという衝撃展開。
ザラブ星人もメフィラス星人もゼットンも、リデザインされてて格好いいですし、でも、『ピポポポポポポ ピポポポポポポ ゼットン』という独特の鳴き声(?)はそのままなのも良い。
しかし、一世を風靡した『シン・ゴジラ』に比べて一般受けは弱いかなとも正直思います。けんちーはまだそこそこ、けんちーの世代としても、初代ウルトラマンについて知ってる方だという自覚(浅くですけど)あるんで、随所に庵野さんの愛を感じたんですけど、それを感じないと、ちょっと面白さが何割伝わるのかは不安ですね。
以上。いつも通り、鑑賞後、ネット評価とかは、観る前の個人的率直な感想でした。