この星は奇跡で出来てるんだよ。
ってことで、長々続けていくつもりの『ARIA LOVE』企画のスタートです。初めてこのARIAを見た時はどういう風に感じたんだっけかなぁとか思い起こしながら、記念すべき第1期・第1話を。
季節は春の終わり。アリア社長が開けた窓から吹き込む風で目覚める灯里。
〈アリア社長・・・おはようございます。 by 灯里〉
アリシアさんとの朝食を終え、アリシアさんを見送ったアリアカンパニーに暁から電話が入ります。別に用事があるわけではなくアリシアさんの留守番メッセージが聞きたかっただけの暁。
〈暁スピーキング〉
いつものぶっきらぼうさで電話を切っちゃいました。
OP『ウンディーネ』が流れて、夏の気配が混じる風を感じる灯里。1年弱前(月数で言うと20ヶ月前)、初めてアクアに来た時のことを思い出します。
〈ここがネオヴェネツィア、新天地。
この街で、なってみせましょう一人前のウンディーネに!! by 1年前の灯里〉
再びかかってくる電話。電話の声は女の子でアリシアさんのゴンドラに乗せて欲しいというものでしたが、予約は一杯。灯里も半人前(シングル)ってことで仕方なく断りました。
アリア社長と共に練習するためゴンドラの元へ来た灯里。ゴンドラには仰向けに寝転んだ先客が。良く見るとさっきの女の子でした。
〈ゴンドラで待ち伏せする少女〉
女の子の名前はアイちゃん。マンホーム(地球)からの観光客で、お姐さんが頻りに自慢してたアリシアさんのゴンドラに乗りに来たのでした。で、アイちゃんの半ば脅迫みたいな『友達宣言』でただ乗りさせちゃうことに。
〈今からお友達です。・・・叫びますよ。
な、なんて? by 灯里
ひとさらい〜、だれか〜、たすけて〜って叫びます。 by アイ〉
つまらなさそうな顔をしたアイちゃんとアリア社長をお供に楽しそうに練習を続ける灯里。
途中で藍華とも合流して、灯里的素敵ワールドを展開。徐々にアイちゃんの態度もほぐれてきます。
〈この街って、奇跡で出来てるんだよね。
奇跡? by アイ
そう、水も空気も無かったこの星に街を作ろうとした人たちの
たくさんの想いが集まって生まれた素敵な奇跡。 by 灯里〉
マンホームのものとは一味違うジャガバター屋でさらに和んだ一行でしたが、アリア社長が漂流して離れて行っちゃってることに気付いて事態は一変。灯里必殺の逆漕ぎで水面を駆け抜けます。
〈ジャガバター〉
結局、アリア社長は通りがかったアリシアさんの美技で救出され、灯里たち一行は夕焼けのネオヴェネツィアを帰路に付きます。
〈アリシアさんの妙技〉
灯里のゴンドラ練習に1日付き合っているうちに、ネオヴェネツィアと灯里を好きになったアイちゃん。
〈自分が好きになったものの話ってしたくなるでしょ。
特に自分の好きな人には。 by 灯里〉
お姉さんは自慢をしたかったのではなく自分の感じたことを自分の大切な人に伝えたかったんだと理解り、さらにお姉さんのことを好きになって帰って行きました。
日も暮れて、アリシアさんと今日1日のことを話す灯里。アイちゃんがお姉さんのことをさらに好きになれたのは、アイちゃん自身が起こした奇跡だと話すアリシアさん。ノースリーブの私服姿が素敵ですw
〈嫌いなところを好きになるには少し努力が必要だけど、
もしそれが出来たら好きな人は大切な人になる。
・・・アイちゃんに奇跡を起こしたのは、アイちゃん自身かもね。
by アリシア〉
記念すべきARIAの第1話。ARIAシリーズで未来的な機械(宇宙船)が出てきたのは実はこの回だけじゃないでしょうか。エアバイクとかは出てきますが。
アニメオリジナルキャラのアイちゃんは、最初特に好きなキャラじゃなかったんですけど、アニメシリーズでは目茶苦茶キーキャラクターになりました。そういえば、原作の最終卷は買ったけど読んで無いなぁ。最終話はアイちゃんの代わりに別のキャラいるのかな?