メイリン可愛いなぁ。
プロローグはファントムハイヴ邸の焼け跡で日記を綴るリアル田中さんから。ちょっと物悲しいですか。
なんか現れた(?)アンダーテイカーのお陰で何とかロンドン行きの船に乗れたシエル。
しかし、海上から見たロンドンの街は炎に包まれ地獄のような状態でした。炎上したロンドンの街では物憂げな死神たちが魂の回収中。セバスチャンに去られ、自分の憎しみを取り戻したシエルはファントムハイブ家の家宝である指輪さえも譲り渡し、アンダーテイカーに死を予言されながらもロンドンの街に上陸しました。
〈憎しみを捨てたら、僕は存在しない。
それなら・・・ここにいるのは誰だ!? by シエル〉
〈伯爵とは何かと縁があるからね。
これだけは伝えておこうと思ったんだよ。
伯爵・・・君、もうすぐ死ぬよ。 by アンダーテイカー〉
ロンドンでシエルが出会ったのは。ロンドンの街を地獄に変えたのもやはりプルートゥだったんですな。友達であるプルートゥに手を出せない使用人トリオに対し、『プルートゥを殺せ』と命令を出したシエル。
〈自らの誇りを奪われ、目的さえも見えず生きていることが、
どんなに惨めなことかお前たちならば分かるだろう。〉
〈命令だ。バルド、メイリン、フェリ。魔犬を殺せ!お前たちの手で!! by シエル〉
これもシエルの覚悟の表れですな。そのまま、振り返ることなく女王の城へと向かうシエル。
〈走れ!!・・・そう、走るしかない。
どうせ死ぬなら・・・あいつの望む魂で死にたい。
それは僕自身の誇りを取り戻すために。 by シエル〉
その背後で銃声とプルートゥの吼え声が響き渡りました。それにしても、今更ですが間抜けな使用人トリオがもう一つの顔とそれぞれの過去を持っていたとは・・・眼鏡を外したは美人さんですなぁ。
一方、腐り始めてなお夫の体への執着を捨てない女王を見放したアッシュは、シエルを離れた場所から見つめるセバスチャンに接触。
〈腐りだしてもなお夫の体に執着し、アッシュの浄化を拒む女王〉
2人で1つになって新たな世界を作らないかと誘惑します。これで、アッシュがそのままなら腐女子の皆様向けの展開か!?って話なんですが、きっちりアンジェラに姿を変えて。やはりアッシュとアンジェラは同一人物でした。
〈お望みとあらば、私は女として
あなたを受け入れることも出来ます。 by アッシュ/アンジェラ>
女王の城に突入したシエルが見たのは時の止まった兵士たちと死亡した女王の姿。
〈女王の死顔〉
動き出した兵士たちの銃弾に倒れたシエルから流れ出した血は、契約の印を描きシエルの発した命令に応えてやっとセバスチャンが登場。兵士たちを撃ち倒しシエルを救出。
〈地に伏すシエル〉
〈坊ちゃん、勝手にお暇を頂き申し訳ありませんでした。
何をしていた? by シエル〉
〈最後の晩餐の下拵えを。
甘く、辛く、時に酸っぱく、様々な香辛料を使い、熟成をかさね・・・〉
〈おかげさまで最高の魂を・・・最高の晩餐を楽しめそうです。 by セバスチャン〉
〈ふっ、命令だ!僕をあの虐殺の天使の元へ!! by シエル〉
シエルの命令に答え、虐殺の天使の元への最終決戦へと向かいます。
んー、やっぱりアンジェラとアッシュは同一人物でしたね。バレバレですが。
天使は雌雄同体/両性具有/ふたなりってことで(ちょっと違うかも)。次回は最終回、セバスチャンは契約を果たしてシエルの魂を回収するのか、それともなんとなく元の執事と主の生活が戻るのか。どういう展開になるんでしょうか。