底流に寄り添って カーブを曲がればまた・・・。
(『ODD TAXI 』OP歌詞)
〈このオープニングも癖になる〉
6時45分。
今朝の朝ジョギング、ネコ遭遇は20匹のフィーバーで。
しかも、そのうち15匹がネコロジーⅡ(猫路地)以外の通常ルートにいたので、そうなるとジョギング時間が10分くらい長くなるんですよね。(しょっちゅう止まるから)
〈道に転がりだして派手にじゃれ合ってた子猫2匹〉
〈超道草食ってた黒猫。まっすぐ家帰れよー。〉
〈階段下が定位置〉
7時25分。
昨夜は『ハドソン川の奇跡』(吹替版)を途中で寝落ちしちゃったんですけど、あんまり続きから観る気にならなくて、今朝は『センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島』(吹替版)を観ております。
〈普通に面白かったけど、ODD TAXIの最終回で跳んだ〉
7時53分。
『ODD TAXI』最終話『どちらまで?』Aパート過ぎまで観てます。
うわーお!!
こりゃ、凄いぞ。とても出社までのあと15分で感想書けないので、夜に。
17時29分。
週のど真ん中ですけど、2021年上半期のお仕事、お疲れさまでした。
今日は棚卸し日だったんですが、塗料の詰め替え作業も複数あり、明日の受注も結構入って来たんで、結局忙しかったです。
ただ、昨日より今日の方が暑いのは暑かったんですが、仕事中、マスクを基本的に外すという選択を決めたんで、明らかに、もう体へのダメージが少ないですな。やっぱり、マスクが燃え上がった身体の熱気を外に放出するのを妨害してるんだな。
で。今日は半年が終わった記念&かっぱ寿司(アトム)の優待カードに5000円入るのが6月末ということで、パーッとかっぱ寿司で食べて帰るぜと昨日から考えてたんですが・・・行ってみたら、駐車場が封鎖されてて、7月8日まで改装工事と。
こんなにガッカリしたのは久しぶりだというくらいガッカリしました。
ま、仕方ないから、吉野家行って、株主優待でw定食のサバ味噌煮&牛皿+ポテトサラダにしましたけど。(今週末旅行なので気分だけでも財布のお金を使いたくなかった)
〈魚も食べたいよねという欲張りチョイス〉
〈ご飯をおかわり(無料)して二杯目は牛丼に。
はっ、コレ、牛皿をつゆだくにしてもらえば完璧なのでは。〉
22時17分。
ということで、オッドタクシー第13話『どちらまで?』の感想をちょっと書きます。
このアニメ、最初にamazonプライム独占配信で1話目見た時から、これは面白くなりそうだという予感は感じてたんですけどね、最終話まで観たら、今期1位に確定いたしました。
布教してハマった同期のスナフキンも今日の昼前くらいにうちの工場にやって来まして『見た?』と一言聞いてきたんで、何も言わずとも『オッドタクシー最終回やろ?』と聞き返して、今期一位だとお互いに盛り上がりましたからね。
最終回まだ観てない人にネタバレすることになったら超悔やむのと、出来れば観てない人には本編を観て欲しいので、以下ネタバレ注意で。
・最終話の冒頭は、1億乗っけてヤクザとパトカーに追い掛け回される小戸川さんを背景に、強力先生が調べてきた小戸川さんが両親を亡くした直後に書いた幼少時の独白文の朗読から。
・Aパートラスト、主要登場人物ほぼ全員がそれぞれの感情を抱えて見つめていた東京湾。そこに、工事中の高速道路から、月夜に照らされて、お札をばらまきながら小戸川さんの運転するタクシーがダイブすると。
水面に落ちていくタクシーに重なるキーアイテムは千差万別。この演出がまた素晴らしい。
・意識を失って沈んでいく小戸川さんを救い出したのは、迷うことなく海に飛び込んだ白川さん。カポエラの蹴りでガラスをぶち破って。
水中でそんな威力は出ねーとか野暮なことは言いっこなしで。
・病院で目を覚ました小戸川さんが見たのは、ゴリラの強力先生とアルパカの白川さん・・・ではなく、人間の2人。
〈しかし、白川さん、美人で良かった♪
ストールがアルパカの象徴だったんだな。〉
強力先生が白川さんに語った小戸川さんの病名は『高次脳機能障害による視覚失認』。自分が何を見てるのか分からなくなり、認知機能にエラーが起こっていたと。
いやー、けんちーがこのアニメを布教するときに毎回、『タクシー運転手やってるトドの中年おっさん(CV.花江夏樹)が主人公で、人間ドラマというかミステリーというか。』みたいな説明してたんですけど、トドじゃなくてセイウチだったし、そんなことより・・・そもそも、動物たちが人間のような生活を営んでいる世界、そんな世界は存在していなかったと。
小戸川さんが一度目にした人を後ろ姿や群衆の中からでも一瞬で見つけ出せた能力は、脳内で、特徴が動物としてとがった形で認識されていたからだと。
物語進行中盤くらいの、同期のスナフキンとの推理のしあいで、『押し入れの中にいるのは結局普通の猫だと思うんだよね。でも、この世界、動物たちが人として生きてるのにネコはネコで存在するのか。』みたいな疑問を口にしてたんですけど、我ながら結構いいところを突いてたな。
〈押し入れの住人の推理は当たってた。というかOPに最初からいたんだけど〉
・なんだかんだ捕まるべき面々は逮捕されて、女子高生殺人はミステリーキッスのメインの子とヤクザたちの犯行とされ(視聴者は既に死体になっていたのを沈めただけと知っている)、他の登場人物たちはそれぞれ前を向いて歩き始めていきます。
小戸川さんも白川さんにラブラブされながら、宝くじ当選の青年からもらった大金は自分と同じ孤児たちの育英のため、マレーバクのおじさんに渡しで、ハッピーエンド。
・・・では無いんですよね。
女子高生を本当に殺した真犯人・・・あの子です。一番純粋にアイドルを目指してる代役の黒猫(小戸川さん認識)の子。
〈全ての発端となったあの夜〉
母親との誓いでどんな手段を使ってでもトップアイドルになろうとするあの子が、事件当夜事務所に向かった時に使い、顔を見られている小戸川さんのタクシーに再び乗り込んで、ニッコリ笑ったところで最終回は終わり。
〈(もう一人も居なくなってもらって、ソロデビューでも良いなぁ。)〉
・・・ハッピーエンドじゃないなぁ。小戸川さんが認識してたのはあの黒猫の姿の子で、もう今、人間が人間に見えてる小戸川さんには後ろに乗っけたその少女が誰なのかを知る由もないのに。ハッピーエンドになって欲しいなぁ。小戸川さん、幼少期からここまで苦労して生きてきたんだもん、美人の白川さんや友達たちと幸せになっても良いじゃんよ。
という、葛藤まで込めての、今期ナンバー1判断ということで、感想終わります。