そんな簡単に投げ出せちゃうものが、大切なものと交換できると思う?
座敷わらしを助けるため、自分の右目を所有している女郎蜘蛛の屋敷に突入した四月一日と管ギツネ。
〈座敷わらしと女郎蜘蛛〉
自分の体のどの部分を差し出してでも座敷わらしを取り戻そうとする四月一日でしたが、その提案は相手に却下されます。これは、侑子さんも感じていたことだけど、四月一日には他人を守るために自分の命をかける覚悟はあってもその行動によって傷つき悲しむ人がいるってことは解っていなかったんですね。皮肉にも自分の右目を持っている相手にそのことを知らされたわけです。
〈座敷わらしはこんなにまであなたの目を取り戻そうとしているのに、
あなたはそれを平気で捨てる。
つまりこの子はあなたがゴミみたいに扱うものを守ろうとする
愚か者だと思ってるのね? by 女郎蜘蛛〉
結局、狐火で女郎蜘蛛は追っ払い、座敷わらしは取り戻せたけれど四月一日の右目は女郎蜘蛛に食われて無くなっちゃいました。
座敷わらしとの短いやりとり。
〈ごめんなさい・・・ごめんなさい。何も出来なくて。右目が・・・。 by 座敷わらし〉
〈違うよ。俺こそ・・・本当に、ゴメンな。 by 四月一日〉
その後、侑子さんの家に戻った四月一日に侑子さんは百目鬼から預かった『右目』を渡します。この『右目』は百目鬼の右目の半分、つまり百目鬼は自分の視力の半分を四月一日に託したんですね。
〈百目鬼の右目の半分〉
〈みんな誰かと関わって、何かを共有してる。
だから・・・自由にならない。
だからこそ、面白くて、悲しくて、いとおしいの。 by 侑子〉
四月一日はそれを受け入れ、今回の騒動は一応解決しました。
座敷わらし・・・。けんちーはこのキャラ好きなんですけど(可愛いし)、どうもこの声が・・・。明らかにかたことに聞こえるのはワザとなんでしょうか?どう聞いてもオカシイしw