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ONE PIECE ワンピース 第377話 「仲間の痛みは我が痛み ゾロ決死の戦い」

ゾロ、漢!!



モリヤ・オーズとの死闘が終わった直後、立ち上がる力すら残っていない麦わら海賊団の前に現れ、ルフィー抹殺を宣言した王家七武海・クマ。前回ラスト、ルフィー引渡しを拒否した一行に対して空気を圧縮して作り出した爆弾を爆発させ麦わら海賊団はほぼ壊滅となってます。


ルフィーへと伸びたクマの動きを止めたのはゾロの一刀流居合・獅子歌歌(ししソンソン)。しかし、斬撃が切り裂いたのはクマの服のみ。しかも、その肩は鋼鉄よりも硬い機械製で口から強烈な威力の破壊光線まで吐きました。

ルフィーのピンチに


  
獅子歌歌!! by ゾロ



破壊光線


政府の開発した最強のサイボーグ・パシフィスタでありニキュニキュの実の能力者でもあるクマ。自分に反撃の芽が残っていないことを理解したゾロは自分の命をルフィーの命の代わりにしてくれるよう提案し、クマに土下座。
同様に身代わりになるためクマの前へ進み出たサンジを気絶させ、クマを見据え続けるゾロ。

分かった。首はやるよ。だが!!
   身代わりの、この俺の首一つで勘弁して貰いてぇ!!!!


  
船長一人護れないで手前の野心もねえだろう。
   ルフィーは海賊王になる男だ!!       by ゾロ


  
後々この一味で最も厄介な男になるのは・・・この黒足のサンジだ!!
    さぁ取れ。こいつじゃなく、この俺の命・・・取っとけ。    by サンジ


  
サンジを気絶させるゾロ


その想いに応えたクマはニキュニキュの実の力でルフィーの体の中からモリヤ・オーズ戦で負った全ての痛みと疲労を抜き出し、それをゾロが受け止めるよう要求します。
そもそもルフィーの痛みと疲労は、オーズ戦でのナイトメア・ルフィー化にモリヤ戦でのギアセカンド、ギアサード同時発動とそれだけでも死ぬほどのもの。それを既に死んでもおかしくない状態のゾロに受け止めさせる、つまりゾロはONE PIECE史上最悪のダメージを受けるわけですな。
試しとしてクマが放ったほんの一ちぎりの痛みで血を吐いて倒れるゾロ。それでも、ゾロは場所だけを変えてその痛みを受け止めに行きました。
  
痛みのほんの一部で死ぬほどの激痛を受けるゾロ



決意の表情で痛みを受け入れ




数時間後、意識を取り戻し始めた一同。不思議に痛みも疲労も無いとはしゃぎまくるルフィーとそれを囲む仲間たち。唯一事情を知るサンジは、ゾロの姿を求めその場を走り去ります。

浮かれるルフィーたち


少し離れた場所で立ち尽くすゾロを見つけたサンジは、駆け寄ってゾロに話しかけます。死相を宿らせ全身から大量の血を流し続けながらもゾロが答えたのは、たった一言。
『何も無かった・・・!!』
どんだけ格好良いんですか、ゾロ。まさにです。
  
なんだ!?この血の量は!?
    あいつは何処へ行った!?ここで何があった!? by サンジ



な・・・何も・・・無かった・・・!!  by ゾロ




次回は、傷ついたゾロを収容してスリラーバーク編の後日談に入る模様。ゾロがまさに命がけでもぎ取った平穏な時間です。