全員馬鹿みたいに不器用だ。だから、結局クリスマスなのに全員不幸になっちゃった。
はいっ、とらドラ!今更。まぁ、しばらくは今更な感想ばかり書くつもりですが。
聖夜祭はドレスアップしたあみと大河のサプライズなクリスマスソングで盛り上がります。
〈さぁ、クリスマス。いっぱいの笑顔〜♪〉
〈ホーリーナイト〉
その後、あみと話していた竜児は曲の後、大河がみのりの家に寄って一人で帰宅したことを知らされます。あみの話も聞かず、聖夜祭を飛び出した竜児。その行き先は・・・。
みのりに一声かけて自宅に戻った大河。来ないことが分かっているサンタを待ち、一人膝を抱えてウトウトとまどろみます。
〈来ないなぁ、サンタさん。
やっぱ、クリスマスだけ良い子ぶっても無駄だよね。
本当は・・・サンタなんて居ないんだし・・・。〉
〈だから、今年も一人。来年も一人。
・・・この先も、ずっとずっと・・・誰にもすがらず・・・一人で。 by 大河〉
窓を叩く音で目が覚めた大河。やってきた着ぐるみのクマサンタを相手に大はしゃぎで、素直に中身の竜児に礼を言って、『今夜は大河の傍に居たい』と言う竜児を学校で待つはずのみのりの元へ強引に送り出しました。
〈侵入者〉
〈ありがと!本当に・・・ありがとね。竜児・・・。 by 大河〉
〈みのりんをパーティーに行かせるのが、
私からあんたへの本当のプレゼントなんだから。
だから、お願い・・・受け取って。〉
〈ほら、行け!クズ犬!! by 大河
ありがとな・・・! by 竜児〉
竜児を送り出した大河は急にこみ上げてきた涙と感情のままに竜児への想いを独白。
〈あれ・・・どうして?〉
〈ああ、そうか・・・私、竜児にすがってたんだ。
竜児の優しさに。でも、もう終わりになった。〉
〈(みのりんはきっと竜児に惹かれてる。
竜児もみのりんのことが本当に好きだ。
つまり、2人は両想いってこと・・・。)〉
〈(そしたら、私はもう竜児の隣には居られない。
竜児の横を歩いちゃいけない。
竜児の傍に居るのは・・・私じゃない。それが・・・。)〉
ここにきて、ついに自分の気持ちに正直になってマンションを飛び出しますが、既に路上に竜児の姿はなく叫び声は空へと消えて行きました。
〈走る大河〉
〈静かに見つめるみのりん〉
そして、その様子を離れた場所から静かに見つめるみのりん・・・と。
学校の門の前で座り込んだ竜児の前に現れたみのりん。竜児に喋らせる前に一方的に話を済ませて。
〈あのね、高須くん。UFOも幽霊もやっぱり私には見えなくて良いと思うんだ・・・。〉
〈・・・見えない方が、良いみたい。
最近、いろいろ考えてね。そう思うようになったんだ。〉
〈言いたいことばかり言ってゴメン。櫛枝は、これで帰ります! by みのりん〉
〈え・・・マジで?つまりなんだ・・・これは・・・失恋? by 竜児〉
簡単に言うと竜児は振られました。
途方にくれる竜児の画から、EDへ。EDは皮肉にも幸せなクリスマスを歌ったあみと大河の曲で。
〈さぁ、クリスマス!いっぱいの願い。
君に誓うんだ。ホーリー、ホーリーナイト〜♪〉
ああ、大河が竜児を送り出した後でようやく自分の気持ちに向き合って泣き叫ぶシーン。あまりの大河の不器用さと愚かなまでの鈍さにけんちーも泣きましたよ。
みのりもみのりでそんな大河の様子を特等席で見ちゃったから、好意を持ってるはずの竜児を振るしかなかったし・・・。
あみも誰にも通じない想いを抱えて、一人悩んでるし・・・。
バシッと聖夜に振られた竜児がまだ一番心の傷が浅そうに見えるってどんだけBADなクリスマスですかw
〈クリスマスの夜〉
最終回まであと6話。ここからは連続で見て行きますよ。世間の旬は過ぎたものの、けんちーはとらドラ!追って行きます。