けんちーのアニメ中心生活ブログ改

癒し系?いや、これは。『先生と迷い猫』視聴。〈ネタバレ感想あり〉(金曜日、曇り一時雨)

この映画、闇深いですよね?

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 〈みぃが可愛いことは間違いない

 

 

けんちー的満足度・☆☆☆★★(3.1)

 

6時44分。

今朝は我が家の始動がゆっくりだったので、3.7キロの最短コースで朝ネコジョギング。

最短コースの割にイエスブッダを除いても8匹ネコを見かけました。

 

途中、『ニャーーーーーゴォ!!』(すべて濁音)というでかい鳴き声を2ブロック先から発してるネコが居て横を通りかかったら、茂みから勢いよく飛び出してきました。

あれが発情期か。近所の人はたまりませんな。

 

 

7時14分。

金曜日の朝の楽しみとなっているゴジラS.P(シンギュラポイント)』第6話視聴。

 

アメリカのマンハッタンの空を覆うラドンの大群。

そして、東京湾では、マンダの群れを追う、魚型の怪獣。魚型の見慣れない怪獣の登場シーンでゴジラのテーマが流れたということは、シンゴジラと同じく、あれがゴジラの初期形態なんでしょうか。

 

そして、巨大化していくアンギラスジェットジャガーの戦い。

すげーおやっさん頑張りますよね。自衛隊の機関砲すら未来予知の跳弾で跳ね返すアンギラスモビーディック砲のゼロ距離射撃で撃破。仮死状態なだけだったアンギラスに主人公が追撃でもう一発と。

なかなか熱いですな。そして、続きが気になる。

 

 

18時10分。

一週間お疲れさまでした。

2日間だけですけどね。でも、やっぱり疲れますね。今日は15時から職場会議で、いつもならうちの工場の職場会議は余裕で定時前まで行くんですけど。みんなも疲れてるのか1時間であっさり終わりましたし。

 

お陰で次の日の作業できたけど。けんちーは変わらないんですけど、また部署内の異動の話とかね。うちの部署だけ異動あり過ぎですけどね。

 

 

22時10分。

amazonプライムでずっと前からウォッチリストに入れてた『先生と迷い猫』を初視聴しました。(hola_bajaさんに触発されて)

hola-baja.hatenadiary.jp

 

イッセー尾形さん演じる風変わりで頑固な一人暮らしの『校長先生』

そんな先生の家には奥さんが生きてた頃から散歩しに来てた一匹のノラ猫・みぃが毎日勝手に入ってくるけど、みぃを見るたびに奥さんを思い出しちゃうから、入ってくんなと入れなくしてしまいます。

それ以来、姿を見せなくなったみぃ。みぃは街のいろいろな人々にそれぞれの名前で呼ばれてる人気猫で、街では猫が傷つけられる事件も起こっていたため、気になりだした先生は街の人々と一緒にボロボロになりながらもみぃを探しに行くのでした。

 

『校長先生』の超風変わりで不器用な性格、とにかく可愛い主人公猫、染谷将太さんとか、今は表に出られないピエール瀧さんとか、カンニング竹山さんとか、個性的な役者さんたちの演技。

超印象に残る卒業色紙の『愛感同一』の言葉。(意味は調べてね)

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『辞書で調べてもよく意味が分からなくて。』

  『とにかく、がんばりなさい、という意味だね。』(逃げるように)

 

そして、ボロボロで家に帰って来て、動かなくなり、奥さんと二人暮らしのころに初めてみぃが家に来た時の奥さんの『誰だっていつかは死ぬんですよ。私たちも。』という言葉を走馬灯で思い出しながら暗転するという切なくなるラスト。

そんな、寂しさもある癒し系の映画でした。

 

 

 

 

・・・いやいやいやいや。

ゴールデンウィーク明けの仕事終わり就寝前でこのまま、ちょっと切ない映画だったねで終わらせたいところですが、見えてる闇が見えすぎでしょ(!?)

 

ちょいちょい出てくる近くの教会(孤児院?)で保護されてる男子小学生。空き地で錆びたカッターナイフをキリキリ出して壊れた笑み。最近街ではカッターとかで切り殺された猫の死体が箱に入れられて川に流されてるという事件。

少年の分かりやすすぎる言動、そして、アレですよね、先生が川を探してた時に橋の上から箱を投げ捨てようとして先生に叫ばれて逃げた女性・・・少年を教会に送って行ったときに意味ありげに先生を上から見つめてたシスター・・・。

 

主役回じゃない時の毛利小五郎でも辿り着けるような分かりやすい構図がスケスケで見えちゃってるんですけど。

監督さんはどういう監督さんなんだ。

 

 

ちなみにロケ地の町並みはとても綺麗なんで調べたら、下田とか蓮台寺の辺りらしいです。駅メモ!の蓮台寺三姉妹のイベントであの辺は行ったけど、もう行かないだろうなー。

また、記事の後半、編集し終えてないや〉 

 

 

追記)とりあえず、感想書き終わったんで、世間のこの映画の評価はどうなんだと見てて、あるコメントにこうありました。

 

帰って来ないんだよ。
妻もパン屋も猫も。何事にも終わりがあるんだ。
そういう映画だ。ハッピーエンドなんてないのさ。人生には。
必ず最後には死が待ってるんだから。

 

なるほど、こうまとめられると、そういう見方が正しそうな気もしてきます。

ある意味、面白い映画だったな。

 

先生と迷い猫

先生と迷い猫

  • 発売日: 2016/04/14
  • メディア: Prime Video