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エヴァンゲリオン終焉の地・宇部新川聖地巡礼と山口周遊の旅、2日目後編。(土曜日、曇り)

原点あるいは、呪縛。『庵野秀明展』(山口県立美術館)鑑賞。

大阪でもやってたんですが、山口で観れて良かった

 

 

13時10分。

山口県の県庁所在地、山口駅で下車。

渋い駅

 

 

13時30分〜15時30分。

街中に旗は揺らめけど、肝心の場所の案内がない、山口県立美術館で、昨日から始まっている庵野秀明展』を超じっくり鑑賞。

駅も商店街も幕でいっぱいなのに、肝心の場所の案内が無い

 

映像とか以外は撮影OKなのが太っ腹

 

ウルトラマン役の斎藤工さんとリツコさんのCVの山口由香里さん+専門家が案内する音声ガイドも600円でレンタル。

ウルトラマンスーツは当時のアクターさんの身体を型取りして再現。

  ジャックの方は、なんと、後期使用の完全なる本物です。パネェ。

 

庵野秀明監督の原点である、つまようじの容器で作ったカラータイマー付けただけの普通の服装で自分が演じた自主制作『ウルトラマン』とかね。

普通の服装の庵野監督なんですが、ウルトラマンへの愛が強すぎて、『ウルトラマン』なんですよね。

当時の宇部新川の街と庵野少年

 

同じく自主制作の仮面ライダー帰ってきたウルトラマンも。

全部、フルで見られて、鳥肌が勝手に立ちました。

資金をふんだんに使い衣装もきっちり作った

  ダイコンフィルム制作『帰ってきたウルトラマン』の庵野秀明

 

手塚治虫と会談する監督たち

 

 

で、ひとつひとつの作品も会場は無音なんですが、音声ガイド付けてるとそれぞれの主題歌をバックに丁寧な説明聞けて素晴らしい。

トップをねらえ!最終話の脚本に
  エヴァの初期案(鬼)、使徒たちの初期デザイン設定

 

シン・ゴジラのそれぞれの形態の大元の雛形とか、全て完全に作って、あらゆる方向からカットを撮影してシンエヴァを作った第三村のどデカいミニチュア模型とか。

シン・ゴジラの第2・第3形態、ラストシーンの皮膚表面の最初の雛型

 

特に、ゴジラの雛形と第三村のミニチュアは貴重すぎるので、誰もが前傾姿勢で撮ろうするんですが、女性のスカートとかが当たりかけたら、即座にスタッフさんの鋭い注意が入ってましたw

シンジ君が家出してた廃棄施設、第3村公衆浴場、ケンスケの家

 

アスカのパペットは安野モヨコさんデザイン

 

大満足

 

 

16時07分。

昼と晩兼用で、山口の商店街内、井筒屋百貨店の中に隠されるようにあったどんどんさんで、肉天うどんとわかめおにぎりをいただきました。

山口市内にも数件あるんですが、中心部の支店、分かりにくっ。

最上階のグルメ街でもなく、地下の食品でもなく、

  4階紳士服エリアの一番目立たない隅っこにあるとか酷い

 

 

山口県民はどんどんに育てられると言われるくらいのソウルフードだそうで、行ってみたかったんですよね。

噂通りのかなり甘めの出汁はヤバいくらいけんちーの好みに合ってて、近くにあったら百パーセントヘビーリピートするところ。

東京にはあるようですが、関西にはないのか!

本当に個人的好みピッタリ。

 

わかめおにぎりも地元のわかめをたっぷりすぎるくらいまぶしてあって、唐辛子もこりゃ、特別なやつだぞ。

期間限定のダブルカツドーンにも最後まで心ひかれたんですが

 

いいお店でした。山口周辺に来たらまた食べよう、絶対。

 

 

17時28分。

新山口駅で新幹線出るまであと20分です。

 

山口セントラルパスで新岩国まで行けるんで、そうするとちょっと浮くんですが、新岩国はこだましか止まらないので、安くなった分の代償がデカすぎますしね。

 

まだ、早いっちゃ早い時間なんですが、今回の旅、駅メモラーとしては山口制覇の予定が深夜の大雨のせいでおじゃんになっちゃいましたが、宇部新川のエヴァンゲリオン聖地巡礼旅としては、監督の生まれた土地で開催直後の『庵野秀明展』を観て帰るってのはきれいにまとまったかなと。

 

そして、駅メモラーとしても、今日できっちり、山口セントラルパスで節約した上に、JR山口線はコンプリート出来たので十分意味がありました☆彡

さらば山口、また来るよ

 

 

19時52分。

新大阪の我が家に帰ってきました。

 

2時間前まで山口にいて、もう、自宅ですしね。飛行機も新幹線も文明の利器は凄いなぁ。