けんちーのアニメ中心生活ブログ改

Myself;Yourself 第13話 「きずな」

これまた、1ヶ月開きの感想です。
修輔と朱里の双子でラブホテル事件も片付いてないし、前回ラストで菜々香の記憶も戻ったみたいだしこの1話で終わるかなって感じで始まった最終回です。
菜々香が思い出した火事の記憶。その犯人は父親でした。しかも、菜々香は実はバイオリンの教師と母親との不倫で出来た子供で、父親は母を殺した後に火を付けたのでした。怯える菜々香に向けられた数日前までは優しかった父の憎しみに満ちた顔。そりゃあ、記憶も封印しちゃいますよ。
仲の良い両親だったのに・・・
放火する直前の父親の表情
記憶を取り戻した菜々香は部屋に引き篭もり、何度も足を運ぶ佐奈を尻目に風呂場で自殺を謀ります。佐奈が気付いて大事には至らなかったけど、最終回20分経過の時点でヒロインが自殺謀るって・・・こんなアニメけんちーは知らないです。
自殺未遂
しかも目覚めて逆上する菜々香に対して佐奈が明かした自分の衝撃の過去。それは、中学時代に苛められて転校を繰り返し、高校に入ってからはほとんど不登校で故郷に戻ってきたのはある意味治療の為だったという凄い事実でした。しかも、いつも外さなかった腕時計の下にはリストカットの痕あるしw
たまに、佐奈と母親の電話のやり取りで『学校?ちゃんと行ってるよ♪』みたいな会話があったのはその布石だったんですね。今になってやっと、全てが繋がりました。

知ったようなこと言わないでよ!何も分かってないくせに! by 菜々香
佐奈も経験者でした


そして、この衝撃の告白シーンからいきなり舞台は10年後へと飛びます。
10年後の菜々香と佐奈
朱里が運動を始め、以降麻美が中心になって守ったらしい市民公園。その舞台で成長しプロとなった菜々香のバイオリンコンサートが開かれます。そこで、菜々香が最初に演奏した曲こそ5年前去りゆく佐菜に贈ろうとした曲、その名もMyself;Yourselfでした。ラストは佐奈が菜々香に指輪を送って終わりました。
Myself;Yourself
ちなみに、修輔と朱里の姿もコンサートの後ろの方の席にひっそりとありました。
コンサート会場に姿を見せた朱里と修輔


うーん、『Myself;Yourself』。最終回だというのにけんちーは突っ込みまくってましたw
突っ込みを並べてみます。
『ヒロイン最終回のBパートで自殺かよ!』
『主人公も自殺未遂経験者で、そもそもアニメの始まりが引きこもりの治療だったのかよ!』
『いきなり10年後かよ!けんちー的に最終回は、なんとなく鞘に納まってOPで毎回流れてた学祭のコンサートだと思ってたよ!』
『OPで炎の中に立っている長髪の男は結局出てこないのかよ!ってか、あれお父さんか?』
『修輔と朱里は10年後の雰囲気からして、今度こそ誤解でなく双子で結合してるよ!』
OP映像と炎の中の男
歌は良かったけど、、『Myself;Yourself』。ラストはどうにもハッピーエンドとは言えないですね。ちょっと残念。


・・・っていうか、なんというタイミング。今、テレビで見てる『世界の果て行ってQ』でまさにOPの曲がBGMでかかってます。1ヶ月以上前に終わったアニメの最終回の感想をなんとなく思い立って書いてるその時に丁度見てたテレビのBGMとしてそのOP曲が使われてるとは。すごい偶然ですね。