柴崎にちょっかいかけてくる男の話かと思ったら、悪のボスが蠢動し始めた。
手塚の兄で図書館未来構想で何か危なげなことを考えてそうな手塚慧が登場。手塚を仲間に引き入れようとやってきました。手塚は冷酷な慧を毛嫌いしてるようできっぱり断りましたが。この男、司法省のお偉いさんで良化委員会と図書館の関係を根本的に変え自分の思うままのやり方に変えようと企んでるんでしょうか?
〈動き出した手塚慧〉
そして、愛しの柴崎には情報検索依頼と称してちょっかいかけてくる男・朝比奈が。この朝比奈、最初は全く柴崎に相手して貰えず逆に可哀想なやつだと思いましたが、うまいやり方でついに柴崎をディナーにまで誘いました。
〈柴崎に徐々に接近する男〉
そこで結婚の申し込みでもするのかと思ったら、実際には図書館員の一部が不正に焚書しいるのをもみ消してやろうかという誘い掛けでした。
〈本題・もみ消しの誘い〉
笠原のまっすぐな意見を聞いてそれを断った柴崎。それでこそ良い女!です。
〈笠原がすごく尊敬してる人が犯罪に関わってたとしてさ、
その犯罪がばれる前に無かったことに出来るとしたらどうする? by 柴崎〉
〈私なら・・・その人に自首を勧めるかな。
無かったことにするって、なんか間違いを償えなくするっていうか
・・・それに、もみ消そうとしたのがばれたら余計に罪が重くなっちゃうし。 by イク〉
〈そっか。罪も罰も背負わないなんて私の志した図書隊じゃない。 by 柴崎〉
結局、この朝比奈、手塚慧の部下で名前も偽名でした。
翌日、焚書のニュースが流れその犯人(こいつも慧の信奉者)がイクも共犯だと訴えたことからイクは査問委員会に問われることに。
〈査問委員会にかけられると聞いても動じない笠原〉
〈落ち着いてるね、笠原さん。 by 小牧
はい。私の代わりに怒ってくれた人が・・・いるみたいですから。 by イク〉
その話を聞いて本人よりも怒った堂上を始め心強い仲間がサポートしてくれるでしょうけど、この手塚慧という男。下手したらラスボスかも知れないですなぁ。