明日、脚の筋肉痛になるぞ、これ。
6時57分。
今日の天気予報は降水率0%で間違いなく晴れ!!という気象庁の話を信じて、曇り空の下を出発。
どう見たって、今はどん曇りですけど。
〈気象庁を信じて〉
7時38分。
いつもの奈良行きコースでR163、清滝トンネル前。
〈光が〉
写真では分かりにくいんですが、にわかに空が明るくなってきて、清滝峠を上ってるときには青空が広がってて、丁度流れてた『EVERY WHERE YOU GO(スパロボα、リュウセイ・ダテのテーマ)』に合せて『食らえ鉄拳!T-LINKナックル!!』って叫んでましたものw
7時49分。
清滝トンネル越えてすぐのサークルKサンクス。
えと、清滝トンネルを出る直前、出口が真っ白だったんですね。
『こりゃあ、奈良側は雨か?』と思って出ると辺り一面、真っ白な霧!!
〈実際は写真で見るよりももっと白いです〉
冷えて冷えて、堪らなかったので温めて貰ったおにぎりとチーズカレーマンの朝食を食って一息と。
『おにぎりあたためますか?』って聞かれましたよw チーズカレーマン美味かったなぁ。
8時12分。
R168で真っ直ぐに生駒山地脇を南下。
ずっと、真っ白です。追い抜いていく車がある程度の距離で見えなくなるんですな。結構、緊張しながら走っていきました。
〈大阪市民にとってはレアな体験ではあります〉
8時50分。
県道236号線の急坂を登って朝護孫子寺へ。
いつもなら、ふあーっと街の景色が広がる場所でも真っ白です。
〈同じ場所です(左は先週の)〉
しかし、もう少し上まで上がると景色は一変。急に青空が広がり、霧の上まで出ました。
〈霧の上に抜けた!〉
今日の霧は低い街中だけを覆ってたので山の上に上っちゃえば、突き抜けちゃうんですね。
8時59分。
朝護孫子寺到着。
〈入り口に座する西方守護の白虎〉
〈本堂から奈良の街方向を。
左が先週の写真で、右が今回。街は完全に霧の中です。〉
〈今回は人が居なかったので戒壇巡り内部〉
境内を散策して、戒壇巡りを終えて、メインディッシュへ。
戒壇巡りの受付のお爺ちゃんに顔を覚えられてました。
『何回かいらしてますね。』って声をかけられましたもの。ってか、先週も来たんですねw
9時27分。
ってことで、先週、enokinさんを連れて行けなかった山の上の空鉢護法への道の入り口。
〈いざ!!〉
〈要約すると登れば空鉢さまが龍の姿で現れて
願いを1つかなえてくれると。つまり・・・〉
〈さぁ 願いを いえ
どんな願いもひとつだけかなえてやろう。 by 空鉢さま
・・・ってことですな。〉
9時43分。
登って上って、上って登って、約1キロの山道(平坦な箇所はゼロ)を登りつめて空鉢護法のお堂に到着。
〈登って上って〉
約20分って書いてましたが、ちょっと早めに着きましたよ。(←自慢)
素晴らしい景色でした。いつもなら遠くに奈良の街が見えるんですが、今日は下のほうは霧の白に包まれて、ちょっと大げさですが雲海の上に居るみたいな。写真じゃ、伝わらないのが非常に残念です。
〈空鉢護法堂〉
この空鉢護法からちょっと下へ行った分かれ道に、弁財天の滝への立て札があって前に来たときもちょっと気になってたんですね。去年初めて行ったときは、空鉢護法がこんだけ山の上にあると思ってなかったんで、とてもそれ以上歩く気にはならなかったんですが、今回は掃除してたおばちゃんに距離を尋ねてレッツゴーと。
10時11分。
おばちゃんは『いや、近いですよ。ただ、本当に山道なんで昨日の雨でぬかるんでるかもしれませんが。』みたいなこと言ってたんですが・・・どこが近いねんw 100%ここまでの道以上にあったし、しかも完全に獣道。
どんどん滑りやすいホントの登山道を下ってと。途中で別のルートで麓から上がってきたという、一人歩きの本格的な登山のお爺ちゃんとすれ違いました。滝への道を聞いて(別ルートで知らなかったけど)、挨拶してと。
〈人の姿無き山道を進む〉
で、かなり歩いて弁財天の滝到着。しょぼっw 影になった場所にお地蔵さん(?)が立っててメッチャビビりました。人気(ひとけ)なんてゼロだし、不気味だし。
〈弁財天前。人気(ひとけ)ゼロで不気味です〉
〈弁財天の滝
めいいっぱい良いアングルで。実物より良く撮れたw〉
ここからまた、空鉢護法まで山道を延々のぼって、そこからまた朝護孫子寺の境内まで山を下らないとw
〈さぁ、とりあえず護法堂まで戻るぞ〜!!〉
ちなみに、空鉢護法までの登り途中に先ほどのお爺ちゃんとまたすれ違いました。
『滝の方へ降りて行かれるんですか?』と尋ねたら、まだここから生駒の尾根道まで出て、ずっと歩くって言ってましたね。『頑張ってください。』とエールを送ってお別れしました。
10時55分。
空鉢護法の登山道入り口・朝護本願寺境内まで帰還。
〈やっと降りてきた〉
山道をこの空鉢護法関係だけで一時間半近く上り下りしてましたよ。途中何度、『俺は何をやってるんだろう?』と疑問を抱いたことか・・・特に、弁財天の滝周辺で自分以外誰も居ない山中で。
11時27分。
山から下りたら流石に、霧も晴れて晴天の青空が広がってました。
〈山から下りると霧は晴れてました〉
〈途中の秋桜畑〉
R25で法隆寺の前を通過し、県道9号線で去年惨敗したとんまさへ。
〈とんまさ〉
前回ね、若鶏カツ定食・大の前にもう少しってところでギブアップして、その時に次回は並にして美味しく食べようと決めてたんですね。
だから今回は元気で人懐っこいご主人が『えー、大にしないのかい!?』みたいに注文時に言って来ても『いえ、並で。』とかわしましたよ。
〈若鶏カツ定食・並(1134円)
衣も美味いし、肉も美味いし。タレなしでもいけます。〉
結論として、美味しかったです。並といっても確実にハイライト食堂のカラフルジャンボチキンカツよりもボリュームありましたが、この量なら無理なくすんなり入ります。ハイライト食堂のチキンカツも美味しいんですが、あれは懐かしい感じの学生向け食堂の味として満点の美味しさ。ここのは、本物の美味しいトンカツ屋さんの美味しさで。タレをつけなくても美味いってのが凄いですな。
〈問題なく完食〉
会計の時にご主人に『次回は玉砕覚悟で大で行きます!!』と言っておきました。本気です。
ちなみにけんちーが入る前から後ろのテーブル席で食ってた男性客二人。途中でギブアップしてましたね〜。何を食ってたかは見てませんがw
ご主人が『兄さん方、そこの席は立て札立てて一日貸し切りにしとくから夜までかけてゆっくり食べてイッテな。』と声かけてたんですがw
ホント、ここの若鶏カツ・大を食えるって言うのは完全にデカ盛りファイターなんですよ。けんちーは、良くて準デカ盛りファイター(?)クラスですな。つまり、朝飯を食った上で完食したKVTankさんは凄いと。
〈参考:去年惜敗した若鶏カツ定食・大〉
12時16分。
とんまさを出た後、県道7号線で超快適にR163まで走って、清滝トンネルを越えて家路へ。
〈帰路に付く〉
青空の下、この季節にしては暖かめで気持ち良かったです。これがライダーの醍醐味と。
13時19分。
家に帰還。
えー、計85キロのホントにショートツーリングではありますが、いろいろと充実したものになりました。
霧の中を走るってのも普段無いことなんで楽しいですな。注意は十分に必要ですが。
※店名 とんまさ
ジャンル とんかつ
TEL 0743-55-2075
住所 奈良県大和郡山市南郡山町363-23
交通手段 ・近鉄郡山駅から徒歩12分
・奈良交通バス「矢田筋」停留所からすぐ
営業時間 11:00〜21:00
ランチ営業、日曜営業
定休日 大晦日